お好み夜話-Ver2

EUSとかERCPとか

入院12日目、昨日EUS=超音波内視鏡検査をしたのだが、これがまたとんでもなかった😵‍💫

検査自体は麻酔でしっかり眠らされていたので痛くも痒くもなく、気がついたら終わってストレッチャーに移るところだった。

問題は、検査前にかつてなかったほどフラフラになっちまったことだ。



朝イチでシャワー浴び、採血して免疫抑制剤を飲み、鎮静剤の点滴液を追加されて9時半、上半身手術着みたいなのに着替え車椅子に乗せられ内視鏡検査室へ向かった。

検査室の前でしばらく待っていると突然、クラッと眩暈がしたと思ったら冷や汗がタラタラ流れ出し、吐き気がして車椅子から転げ落ちそうになった。

目の前が真っ暗になりそうなのにそこへ、お姉ちゃん先生「アヤカちゃん」がやって来て、同意書がもうひとつあるのでそこにサインして欲しいと言う。

ペンを持たされても手が震え、文字を書くのも辛いってのに、こちらの状態なんて気にしないかの如く必要箇所にサインしろと上から見下される。

クソッと朦朧とした意地でミミズののたくったようなサインをし、それが終わるとナースがやって来てベッドに寝かされて心電計や血圧計が付けられた。

検査中止なんて声が遠くからきこえるが、反応できずに目をつぶって耐えていると、次第に汗が引いてきて眩暈も治まってきた。

ナースが「検査やめますか?」「またにしますか?」と聞いてくるのに、「やる‼︎」と応えて自力で車椅子に乗った。

ここでやめてどうする? 

やめたら前に進まないじゃないか‼️



検査室の前で喉を麻痺させるというバニラ味のような液体を飲み、凍らせた麻酔液を舐めて検査台に移る。

左側を下にして横たわると、口枷みたいなのを咥えさせられた。

寝ていいかと尋ねると、「遠慮なく」と言われたので目を閉じたら2秒で落ちた。

だから起こされるまでどんな恥辱プレイが行われたってわかりゃしない😵


検査が終わって検査台からストレッチャーに移されるときもまだ朦朧としていて、動きだしたときはもう寝落ちしていたので気がついたら病室のベッドだったのだ。

どう考えても鎮静剤が効きすぎたとしか考えられない、クソッ、ワシは象でも虎でもないぞ‼️少しは手加減しろってんだ😤


ベッドで目覚めたのは3時ごろ、もうあの気持ちの悪い眩暈はウソのように消えていて、食事がありますとナースが持ってきた五分粥とおかずを機械的に食べた。



半日ほど朦朧としていた昨日から一夜明けて、お姉ちゃん先生「アヤカちゃん」の上司と思しき医者がやってきて、昨日までの検査結果と明日の検査のことをこちらの話しを聞きながら説明してくれた。

まず入院から今日までの血液検査によるCRPとアミラーゼ・リパーゼの数値をみると、

CRPは基準値0.33㎎に対して入院時11.66、それが今日は0.25まで下がりクリア。

なのにアミラーゼは上限値125に対してひどい時は408で、今日は290でその状態を上がったり下がったりを繰り返している。

リパーゼは上限値を超えたまま横ばいで、もし食事が原因で数値が上がったり下がったりしているのなら、炎症の数値CRPは順調に下がっていて痛みもないこの状態の推移は変なわけで、だとすると膵臓の中の嚢胞が悪さをしているしかないじゃないか。

と、ここまでは素人でも推理できる。

でここからが本職のお話しになり、昨日の検査でより詳しく我が膵臓ちゃんの状態を見て、次なる最終検査というべきERCPをやるしかない状態と判断したのだという。

ERCP⁉️


横文字ばかりでできてしち面倒くさいが、こいつはすでに東京大学医学部のサイトで調べたりしてとりあえず知ってはいた。

内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)とは

内視鏡(カメラ)を口から入れて食道・胃を通り、十二指腸まで進め、胆管や膵管に直接細いカテーテル(チューブ)を挿入し造影剤を注入してレントゲン写真を撮影することで、胆道及び膵管の異常を詳しく調べる検査

直接的に検査ができ、必要により病気の部分から組織を採取して病理検査をすることができるため、ERCPがこの領域の最終的な精密検査法

胆管や膵管に結石(胆管結石、膵石)や悪性腫瘍(癌)があるかどうかを調べることができます。癌が疑われる場合には、病理検査を行うため胆管や膵管の組織を採取することができます。さらに詳しい評価のために、先端に超音波診断機器のついた細い管を胆管や膵管の中に入れて超音波による精密検査を行うこともできます』


東京大学医学部附属病院のサイトより抜粋

つまりこれでわからなきゃお手上げ🤷‍♂️ちゅうことね。


で、どんな医療行為にもリスクはつき物ということでまた同意書にサインする。

「起こりうる可能性のある偶発症」として7つあるうち、最もイヤ〜なのは、

膵炎(重症化を含む)

とあることだ。

「てことは、痛むってことだよね?」

「残念ながら」

( ̄◇ ̄;)

膵炎の治療を受けて膵炎になるとはこれいかに⁉️

まあしゃーない、涙は心の汗だ、痛みは生きてる証、耐えて進むしかないのだ。

さらに術後、膵臓から鼻まで長〜いチューブが通り、それがドレーンとなって点滴の管のように伸びて飛び出るというのだ
(;´д`)

おいおいドリフのコントじゃあるまいし、なんて姿だっ‼️

そう言ったら、ナースの「風亜・ふうあ ちゃん」
(アイドル系、可愛い😍)
が慎ましやかに笑った。
(ずっとこのポンコツの担当でいて、他へ行かないで🙏)



でですよ、もらった書類の膵臓ちゃんの絵には嚢胞までの矢印があり、「膵管内の腫瘍の疑い」とあるのだ。

コイツが良性のものなのか悪性なのかを調べるために明日の検査が必要なんだけど、どっちにころんでもなんらかの処置が必要なのは明白で、検査結果と処置もしくは手術は退院後しばらくしてから外来にかかることになり、いざ処置なり手術なりでまた入院することになっちまう。

あーあ、5月6月でケリをつけたいと思っていたが、7月もまるまる潰れちゃうわ
・°°・(>_<)・°°・。



明日、最悪の事態になったら当分こんなもの書く元気はないだろう・・・。

鼻から牛乳、じゃなくて、鼻からホース🐽

それでも、ポコちゃんホースよりはいくらかマシ、かっ🤪

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