裏花梨

日々の裏側

ツリー形式でファイルを管理するのはもう古い!?

2005-03-16 11:14:06 | 数字
 ファイルをツリー形式で管理するというスタイルが廃れるのも、思っているより早いのかもしれない。

 WindowsにしろMacにしろ、一般ユーザ向けのOSはファイルシステム上のファイルをツリー形式で見なければいけないという理由はない。ファイルの種類で分別されててもいいし、日付やキーワード等どんな分類でもいいはずだ。

 Macは実際どんどんそういう方向に進化している。iTunesしかり。iPhotoしかり。扱うファイル群は1つのフォルダ内にフラットにあるように「見え」、それに対してビューを指定することで、どのようにも見える。実際のファイルシステム上では今までどおり、ツリー上に配置されているが、それをユーザに見せる必要がないということ。Macで、より柔軟な検索機能が増えつつあるというのは必然の流れであり、ファイル群はデータベースとしてフラットに存在しており、検索というのは一つのビューを作っているに過ぎない。
ファイルシステム上には実際のファイルが置かれるのではなく、一つの巨大なデータベースがおかれることになるのかもしれない。となると、ファインダーもエクスプローラも一つのビューとして以外に存在する意味がなくなってくる。


 ということを考えたとき、現状のblog流行というのも同じなのかな?と思ってしまう。今までは、URLという物理的、論理的な場所を基準にブラウズしていたものが、RSSの出現により、新しい「URLによらないビュー」を作れるようになった。この流れはより強まっていくであろう。P2Pというのも、ある意味同じ流れなのかもしれない。


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