お稽古日記

お茶のお稽古に関するおたよりです。

今日の稽古・・・

2014-05-29 23:11:25 | 可愛いお客様・・・
今日の稽古

季節の生菓子から進物用まで幅広い品揃えのようですが
予備知識なく訪れたためガラスケースを覗いているとどれも珍しく目移りしてしまいます。
そのなかにひときわ存在感ある大きな焼菓子に目がとまります。
「斗々屋茶碗」。
なあんと、あの千利休好みの茶碗「斗々屋」を模した焼饅頭です。しかも実物大。
なんでまた、茶碗を菓子に?
こちらは、堺に生まれ育った千利休にちなんだ菓子、“利休古印”“斗々屋最中”などを得意しているのだそう。
なかでも堂々たる“斗々屋茶碗”は際だった存在。なにしろ直径16センチの饅頭ですからねー。

そもそも回船問屋を営んでいた初代は茶をたしなみ、書画骨董(こっとう)を収集。あるとき千利休が愛用したと伝えられる「斗々屋茶碗」を手に入れ、これを菓子に仕立て、茶の席に出そうと菓子作りを始めたのだそう。

先日の堺見物のさい、求めたお菓子です・・・
「花所望」「炭所望」
 
「茶箱・卯の花点・雪点前・花点前」





月曜日の稽古

2014-05-26 23:27:32 | 可愛いお客様・・・
今日は「七事式」「花月の式」の稽古
「且座之式」「結び袱紗花月」「雪月花之式」の稽古・・・

      

鵬雲斎大宗匠好み「行雲棚」を使い・・・

「且座之式」
  
   
「雪月花之式」


主菓子「梅雨の花」、干菓子「青楓・氷室」
 
青年部研修に参加した方からのお土産「亀屋良永製 御池煎餅」

和心会の稽古 in ハウステンボス「ハイスクール茶会」

2014-05-24 19:10:17 | 可愛いお客様・・・
今日の稽古
まず公民館視聴覚室を借用して「風炉 正午の茶事」のビデオで、茶事のあらまし、裏千家の様子を勉強して、車2台」に便乗し「ハウステンボス」へ

今日24日ハイスクール茶会 in ハウステンボス2014  が開催されていて、公民館から移動・・・
2011年にスタート、今年で4回目・・流派を超えて、長崎県内17校から約350名の生とさんの参加

薔薇の咲き誇る初夏のハウステンボス、わたしどもは5校のお茶会に参加できました。
地元の若者の文化的活動支援、ハウステンボスを中心とした観光振興などを目的として開催されます。東日本大震災の復興支援、交流、伝統文化である茶道を守り継続していくという、茶道振興、といろいろな目的で開催されます。わたしの住む時津町より約50分の道のりです。
お天気にもめぐまれ、鎮信流、表千家と他流のお点前も拝見できよい経験だったと思います・・・

    
           

木曜日の稽古

2014-05-15 22:44:21 | 可愛いお客様・・・
木曜日の稽古仙叟好「桑小卓」を使い・・・
卓はもともと床に用いられるもので、上に香炉、下に花入を置くものを謂う。座敷に下りて点前に使われるようになったものである。使用する建水は平であり、仙叟好みに楽の平建水がある。唐金でもよい。
柄杓は勝手付きの二本の柱に合を伏せて向こうに、柄の先は点前の柱にして斜めに立てかける。

  

茶花「矢芒・三つ葉しもつけそう・額紫陽花・黄花シラン・山帽子赤」


待合掛は叶匠壽庵のお菓子のケースがあまりの美しさに短冊にみたてました・・・

薬学部の稽古

2014-05-07 22:10:13 | 可愛いお客様・・・
今日の稽古
和室二部屋借用・・新入生も入部、今日から「割稽古」真・行・草のおじぎ、襖の開け閉め、袱紗さばきと、足のしびれを気にしながらの稽古。。それに始まる前には「畳」のから拭きと、堅苦しいと思うでしょうが、お茶のお稽古たのしいのよ、とフォローしておく・・・

学生会館の外では、ブラスバンドの練習も・・・

   
「掛け軸」も順番で掛けたり、はずしたり・・
  

初風炉・・・

2014-05-05 21:58:01 | 可愛いお客様・・・

<fon size="4">今日から「風炉」へ・・・
お茶花も籠に似合う花がさきだしました・・・「宗全籠」矢芒・額紫陽花・芍薬、「掛花入」山法師・やぶてまり・・・「
  
主菓子「ホタル狩り」、干菓子「菖蒲・水」
 
「初炭手前」「後炭手前」「濃茶点前」「唐者」「台天目」「流し点」「続き薄茶」「入れ子点」など思い思いの稽古・・・
 
    
今日の到来物・・子供の日とあって「粽」長崎の粽、鹿児島からのあくまき粽と・・黄粉、黒砂糖密をかけたりで美味しくいただきました・・・


博多どんたく絵巻「如水庵」製

炉から風炉へ・・・

2014-05-03 20:36:52 | 可愛いお客様・・・
今日は社中の有志のもので「風炉の準備」をしました。4畳半では炉畳の入れ替え、風炉の灰型の勉強会も・・・
           
灰型の出来ばえは???
おやつは長崎名物「粽」</fon
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長崎では端午の節句が近づくとちょっと変わった形のちまきが、和菓子屋さんや饅頭屋さんの店頭に並びます。普通、ちまきといえばもち米や団子を竹の子の皮で三角形に包んだものを想像しますが、このちまきは、もち米がサラシでくるまれ棒状をしています。「唐あくちまき」とか「長崎ちまき」と呼ばれるものです。

中国と古くから縁の深い長崎は戦国時代末期から、江戸前期に入り唐人屋敷ができるまでの約100年間、唐船の来航がたいへん盛んで、唐人たちが長崎市中に自由に居住していました。そんな中で長崎の人々の暮しは中国の風俗や習慣にいろいろと影響を受けます。さらに唐人屋敷が完成して、唐人たちが皆そこに居住するようになってからも、食、祭、生活習慣など彼らの影響を受け続け、現在の異国情緒豊かな長崎の町の雰囲気が紡がれていったのです