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アマチュア無線とJARLと私JA3HXJ

新しい次代を迎えたJARL・・・
アマチュア無線の行方を映し出す鏡になるのでしょうか!

答えになりますかどうか・・

2010年10月09日 | 日記
私の思いを述べるblogですから、本来は多くの方の目に触れることを願っていいるのですが・・・。

今回KSOさんから多くのご意見を頂きました。
厳しい内容も多くありましたが、二人のやり取りだけでは面白くもないという方もいらっしゃると思いますので、個人的なやり取りはこれでおしまいにするとして、私の意見を少しばかり申し上げます。
みなさん共通の話題としてお聞きください。

HXJ>
>この狭い日本でワンがどうだとか・・スリーがどうだとか、などの議論が今のJARLを支えるものでない
>くらいは誰でも理解できることです。

KSOさん>
「それであるならばなんで理事会であのように社員の割り振りでもめるのでしょうか。
エリアのエゴが無いというのであればJARLの行く末を真剣に考える理事全員と社員全員を全国レベルで選出すればいいのです。
それぞれの選挙において会員がエリアエゴによって投票行動するのならそれこそ自ら首をしめるようなものです。」

HXJ>
私もそうあるのが理想だと思っています。
そもそも公益三法の施行が決まった時点で、有無を言わさず強いられた定款改正にあわせ、これを絶好の機会と捉え組織の抜本的な見直しができればよかったのです。
しかし現実はそうはいかなかったということです。

できなかった理由は、長い時間の推移の中で進んだ歴史の積み重ねを一気に崩すことができなかった。この時間を大切にしたからだと思います。
ワンエリアで会員の4割近くを占める組織構造の中で、地方の支部を語らねばならない現状が手付かずに残っており、これまでの慣習が優先されることに大きな要因があります。
これは今後手をつけなければなりません。
やれなかった言い訳はこれ以上しませんが、新しいJARLでは大きく変わる課題です!

HXJ>
>この見極めを実行できるリーダーと一緒に進むことが出来れば、健康的なアマチュア無線の改革は必然的に進むのだと
>信じています。

KSOさん>
いや、びっくりしました。理事を長期に務めておられる長谷川さんからこのような言葉を聞くとは驚きです。
JARLの理事がリーダーでなくていったい誰がリーダーなのでしょうか。

HXJ>
びっくりしたと言われて逆に驚きます。
ここまでJARLが来たリーダーは、まぎれもなく原会長です。その善悪を議論するつもりはありませんが、JARLの理事全員がリーダーだと評価していただいているならともかくいつもぼろ糞に言っている理事を今さらリーダーと言われても、私自身そう思っていないのですから落差を感じます。
私は影響力のある立場で居たいとは思いますが、リーダーとは思っても居ませんし考えたこともありません。
ここが、JARLの問題点だというご指摘であればそれなりに考えるところがあります・・
ただ新しいJARLになったとき、ご指摘の言葉を受け止めてこの意識で進みたいと思います。

HXJ>
>昔からKSOさんには、評論家ではなく改革実践の主導者であるべきだと申し上げたことがあります。
>あきらめたと言いながらこれだけの意見を書き込んでくれているところを観ると、
>アマチュア無線に対する夢は完全に消えていないようでね!

KSOさん>
人には与えられた器量と役割があるものです。私がどのような生き方や行動をしようがそれは私の自由です。
長谷川さんにそのように求められても何ら私には関わりないことです。
しかし、長谷川さんはJARLの理事に自らの意思でなられたのですから私にその責を投げかけることより
素晴らしい未来のアマチュア無線の世界を作る責任があるのです。単に関西地方本部長ではなく理事なのですから。

HXJ>
そうですね・・伊藤さんを責めているのではありません!!
責めてもこれまでと同じように、いなされるのが判っていますから期待はしていません。
私は評論家は好きではありませんから、いつもそこまで言うなら一緒にやりましょう!とか、実現にどんな構想があるかを聞いています。
最近この具体的なプランの無い、あっても現実にそぐわないものか誤解から来るものが多いのです。
ただ、この責任の大半はJARL執行部にあり、タイムリーで判りやすい情報公開を怠ってきたことを認めなければなません。
私も責めを負う立場です。この状況は間もなく変わります。期待していいただいてもいいと思います。
貴重なアドバイスとして受け止めます!

KSOさん>
組織の形態を決めた後に理事で構成する財政改善のワーキンググループを作ってみても専門家がいるわけでもなく条件が限られて期待はできないのは見えています。
それは特に地方のしがらみを残してしまったからです。

少なくとも初年度から30%の支出をカットしなければプライマリバランスは無理です。
固定費の削減には限度があるのだから事業を一気にカットしなければ無理と思われます。
JNの完全電子化、地方支部の全廃、これをやっても2割もカットできないでしょう。いったいどうする気なんだろうと心配です。

HXJ>
理事で構成するワーキンググループに専門家が居ないというのは、私に対しては否定しませんが、必ずしもすべてに当たっていません。
しかし今この作業に必要なのは、聖域といわれる部分に手を付け開かれた議論を開始する力そのものです。だれの横やりもはねつけるくらいの決意です。
この決断を外部の専門家に委ねますか・・学習を怠らす努力する理事が自ら判断する決意と実行しかありません。

みなさんよくおっしゃるのは外部からの知恵を・・ですが、言い換えれば今の理事など名誉職で何の勉強もしていないと思っているようですが、新しいJARLではそうはいきません。
新法人の初年度予算数値はいまのところ断言できませんが、かなり思い切ったカットもありうるでしょう。
ここで利害関係の意見ばかりでブレーキが踏まれてきたのですから、単に数値ではなく説明に十分力を注ぐ必要があります。これは理事の仕事です。


KSOさん>
効率よい組織運用は地方の不満は残るでしょうがオペレーションを全て東京に一極集中することです。 
そして全ての分野を電子化し、それに追いつけない会員はもう一度アマチュア無線の原点を見つめてもらい電子化環境の達成を強く求めるべきです。
これをやらずにプライマリバランスができるなら驚嘆ものです。勿論QSL転送の完全有料化なら話は別ですが。
ぜひ長谷川さんが考えれれる財政再建のアイデアを具体的に教えてください

HXJ>
首都は東京ですからオペレーションのみの一極集中なら許容の範囲かもしれませんが、現状のままでこれを唱えるのはかえって障害と矛盾を招きます。
東京という異様な大都市にすべてが集中していることについても、心から歓迎していない私ですから「一極集中」という言葉に過敏になります。

私は一ヶ月の内かなりの日数を都内で過ごしますから、東京の良さも最低な部分も良く見ているのでこんなお話をしました。
余談が多くなりました、これらを解決する手段は、確かに電子化しかありません。
会員が自らの手でアマチュア無線と自己とをつなぐ、最適なシステムを利用できる環境を構築することです。
これはJARLに残された数少ない選択肢であり、誤った道ではありません。
この確信を実現させることです。
新しい試み(遅れているのはJARLだけですが・・)に取り組まなければ新しい組織になりません。
JARLが独自に提供できる多くの試みがインターネット社会の中にあります。

当然ながら事務局の作業量の精査や、人的配置なども重要な改善課題となります。
私は現在のJARLが疲弊し、苦悩の中に居ることは認めます。
ここまで書けば少し前ならとんでもない!と非難ごうごうの嵐になりましたが、いまはそんな無駄なエネルギーを費やす時期ではありません。

変わろうとしているJARL、変わらなければならないJARLの今を必死に説いているのですが、まだ特別な意識があるのか進ませていただけない力があります。

どこが違ってくるのか・・楽しみに見つめていただける皆さんの力に応えたいと思っています。
KSOさんのご意見に特化したお返事のような思いになりましたが、ご容赦ください。

拝啓 JA1KSO、伊藤様

2010年10月06日 | 日記
お元気ですか?沢山のコメントありがとうございました!

こちらこそ、ご無沙汰しております。
何年ぶりになるでしょうか・・大昔の関西BBS時代の宿敵?が突然現れ、相変わらずの辛口批評をどっさり送り込まれ少しばかり驚いています。

私の正直な印象ですが浦島太郎さんが舞い戻ってこられたのかと思いました。
ただ、ご意見はひとつひとつ丁寧に拝見しております。
願わくば、伊藤さんと私だけで炎上するblogは望んでおりませんのでお手柔らかにお願いします。

ご意見に一々反応しませんが、総括的な私流のJARL改革を申し上げればアマチュア無線は「何でもやってみよう・・」が基本であり、皆さんからの提案に対し「出来ない理由や、やれない・・嫌、やらない言い訳を真っ先に掲げない」ことがすべてのベースになると思っています。

JARLの中で何をもって改革派というのかはさして問題ではなく、主張は自由にやってもらえばいいと思いますが、何をやろうとしているか・・そしてそれを具体的にどんな方法で実現させるかをきちんと示すものを最優先させるべきだと思っています。

この後半部分の対処方法が示されない意見のほうが声が大きいのです。
このような最近の風潮にむしろ懸念を抱いています。
具体的な提案をどんどんテーブルに乗せるJARLであれば良いな!!と思うことが多いものですが、それにはどうしても私自身の最低限の思いを伝えるべきだと思い、このblogを始めたものです。

blogの出鼻をくじかれたのは「理事会の申し合わせ事項を長谷川が真っ先に破っている・・!」というものでした。
このお叱りは改革派を掲げる方からなので、情報公開をしろと叫ぶくせに何でやねん・・!という思いでした。

私はもちろん理事会申し合わせに違反などしていませんし、評議員会や支部長連絡会で報告のあった事柄だけを、二日後に書いただけのものですが、風化した内容であってもこんな反応になることを観ればJARL組織内の猜疑心は最高レベルに達しているようですね。

そういえば、最近いたく腹立たしいことがありました。
今年のハムフェアの理事控え室は例年通り外国からの来客などでごった返していたのですが、場内から控え室に戻ると、現職理事数人の中に懐かしい顔の理事OBが一人いました。
挨拶もそこそこにこの人物が私に言ったことに驚いたのですが、こんな内容でした!

「あんたが定款改正委員長になって、必要の無い定年制をK委員と組んで無理やり導入し、○○、○○・・・さんたちを上手く追い出し、JARLを関西に持って行こうとは実に上手い作戦だ・・!」というものでした。

あまりに程度の悪い話に、一瞬反応に戸惑ったものの冗談もほどほどに!と言ってその場から引き上げたのですが、実はこの場の話で終わったのではなく、この人物がこの話をあちこちに吹聴していることが判りました。

委員会の中で定年制についての議論は相当激しいものがありました。
提案者からこればかりは絶対譲れないという主張があり議論を重ねたのは事実ですが、決して提案に屈したものではありません。
議事録に残されているように、提案された年齢をそのまま採用するとやがて誰も居なくなる・・提案者さえも瞬時に消える・・そんな話もでました。

この経緯は委員すべての記憶に新しいことですが、なぜこうなったのかは委員会の総意で決めたというのが正しい答えです。
この議案に限って申し上げれば、この議案は提案した委員も不満、反対を唱える委員も不本意な結末となりましたが、やむなく今回は採用するということになったものです。
後日問題が発生し、変えなければならない時期がくればまた見直そう・・ということが基本約束として決まったものです。

こんなやり取りがあったことに対する配慮も無く、まことしやかにこんなシナリオを作り意図的に流すという目的がどこにあるのか判りませんが人としての見識を疑います。
不愉快を通り越した内容ですが、理事の経験者として1エリアの権益やプライドを守りたいと思っているのかもしれませんがあまりにも程度が低すぎます。

今だに意図が理解できませんが、はっきりいえる事は今進もうとしているJARLの近い未来に妨害を加えているだけです。
JARL改革に一番の障壁を作っている最悪の意識ではないでしょうか!
JARL組織の中で長年培ってきた経験がこの程度なら、JARLなど変わるすべを見つけることが出来なかったのは当然でしょう。
凝り固まったJARLの既成概念を今も引きずる方が、改革の障害となります。

この狭い日本でワンがどうだとか・・スリーがどうだとか、などの議論が今のJARLを支えるものでないくらいは誰でも理解できることです。
今JARLがやらなければならないことは、世界の中のアマチュア無線環境にどう対応することが出来るかを真剣に見極めて進むべきです。
この見極めを実行できるリーダーと一緒に進むことが出来れば、健康的なアマチュア無線の改革は必然的に進むのだと信じています。

昔からKSOさんには、評論家ではなく改革実践の主導者であるべきだと申し上げたことがあります。
あきらめたと言いながらこれだけの意見を書き込んでくれているところを観ると、アマチュア無線に対する夢は完全に消えていないようでね!

私は評論家ではなく、現実に与えられた課題をひとつずつ片付ける使命を担っています。
これに全精力を傾けています!
1エリアのエゴや、数字だけがの話が先行するものにではない組織にしたいものですね。
お手柔らかにお願いします!!

JARL会員である意味

2010年09月30日 | 日記
前回、無関心層が現在のJARLの苦悩を作っていると申し上げましたが、さしたる反論もないことからこの思いはどうやら共通しているようです。
ただ、無関心層は最初から存在するはずは無く長い時間のなかで生まれた現象だといえます。
ここにJARLが反省すべき最大の課題があり、好ましいことでは無いことだと私を含め理事諸兄が認識しなければなりません。
燃えるような興味を抱きアマチュア無線の門をくぐり、同じ趣味を通じた人の集まりのなかで自己研鑽を積むという場が、JARLが本来あるべき姿です。

ピーク時には、やがて会員が20万人を越えるのではないかと本気に案じた時期がありました。
その頃、組織を改革する委員会でも、この意識が先行し現在の状況を想定することはありませんでした。
阪神大震災の前年1994年に神戸で開催された第36回通常総会で会費値上げが上程され、議場封鎖という騒然とした雰囲気の中で現在の会費7200円が認められました。

当時私は理事でもなく一切のJARLの組織から遠ざかっていた身ですが、神戸総会の事務方でそれなりのお手伝いをしました。
その直後理事になった訳ですが、財政的にはすでにこの頃からかげりがありました。
このかげりの具体的な指摘は避けますが、今思えばこの会費値上げを絶好の機会として、本来取り組むべき課題を逃したのではないかと思うことがあります。
昔話をするものではありませんが、会費値上を機会に手をつけるべきものがあったということは認めざるを得ません。
すでにこの頃には無関心層が定着し、この存在を上手く味方につけたほうが勝利者につくという図式があったようです。

JARL会員数の推移を観ると実に面白いことに気がつきます。
それはJARL会員の増加は毎年1万から2万人が増えていったのではありません。
その実際は、5万人が入会し4万人が退会しこの繰り返しの差が増加という数字を残したもので、大変重要な運営の基本にしなければならない現実でした。
それが逆の現象・・つまり2万人が入会し3万人が退会するという推移に変わったことが今日的な苦悩となっています。
つまりアマチュア局の有効期間5年間を待たずに、ほとんどの人が情熱を失い去って行ったということです。

この現象に気がついたとき、JARLの会員増強運動などは大きな意味を持たず、むしろ会員減少をなくする運動と努力を試みる方が重要だと理事会で訴えたことがあります。

先日の理事会において「会員サービス」という言い方を今後止めようではないかと進言しました。
その根拠は、会員がサービス受ける権利だけを主張すればその思いは7200円の会費からそれぞれの値打を引き算する意識になります。
その現実的な例がQSL転送費価値観であり、7200円の内でこの値段は幾らかとなります。
それを3600円と明記したことは将来のJARL構築の障害となると主張している根拠です。
会費対現実的な利害が基本なれば、会員である必然性を感じなくなるのは当然ではないでしょうか!
JARL運営のセールスポイントが、このQSL転送の価値と同期させてきたことにも大きな問題があります。

冒頭に言ったように、アマチュア無線を愛しその門をくぐったのは、素晴しい人との出会いや先進性のある情報に真っ先に触れることが出来たからだと思います。
魅力ある人たちをJARLに抱えそこから得る喜びに価値がなくなるということは残念なことです。

新しいJARLは、会員サービスの向上などというスローガンなど捨て、今存在する核となる会員が魅力的なアマチュアであることを実践しその姿を多くの人に見てもらうことだと思います。
現実にこの実践を続けている人たちの力でJARLはかろうじてその存在価値を示していると思っています。

いま話題の定款改正議論も、招かざる公益法人3法改革を逆手に利用してこれまで出来なかったJARLの改革を推し進める絶好の機会とするべきです。
神戸総会で値上された会費を当然とおもう意識ではなく、これまでの矛盾を克服できなかったことを反省し同じ轍を踏まない決意をしています。

すでに設置が決まった財政議論の場を通じて多くの課題が一つずつ克服できるように努力したいと思います。

blog その理由

2010年09月28日 | 日記
blogを始める動機といえば、何かを積極的に伝えたいという思いであり、自己主張の場を設けたいという願いからでしょう!
私が今回アマチュア無線に特化したblog開設にためらいがあったのは事実です。
またそれなりの理由があります。

以前JARL関西地方本部がBBSを開設して運用したことがあります。
そこに著名なアマチュアが登場し激しい議論の場になりました。
ここは結構な視聴率?で、書き込まないまでも熱心に議論の推移を見守っていた仲間も多くいました。
JARLの問題点や改善につながる建設的な意見も多くありました。
ここはどこかで見られるような匿名の無責任な書き込みではなく、コールサインと責任を伴う議論の場で、何も問題にすべきことはないと信じていましたが、どういうわけかある日これが理事会で問題視され閉鎖を余儀なくされました。

これと同じ時期にスタートさせたのが、今JARL標準となっているEメール転送です。
これも連日知恵を出しながら我々が作り上げスタートさせましたが、ある程度の成果を見極めて連盟事業に移管しました。
また、将来のアマチュア無線のデジタル化を目指して作業を開始しました。その時にはJARLがD-STERの取り組みを始めるということを全く知らない時期でしたが、メーカーの協議に加わり開発のお手伝いをしました。

そしてJARL標準ではありませんが、電子QSLの実験を開始しました。ご承知のQSOBANKです。
これは関西地方本部に委員会を設置して有志が集まったものですが、会議室の一角には決まって募金箱が置かれていました。
交通費さえJARLから出さない、いや出せない環境のボランティア集団でしたが、遠くから集まってきた20人程度の有志はその都度募金を続けながらサーバ構築やシステムを作り上げました。
この募金箱が毎年ハムフェアの関西地方本部のブースに置かれているのもその名残りです。

このような意識を結集して今も発展しているのが関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)です。
これからのアマチュア無線がどうなるのかのヒントを毎回見極めたいと思っています。

このようなお話をしたのは関西の自慢話をする意図ではありません。

これらを支えてきたのは、すべてアマチュア無線の遊びの中で興味を抱くものにはどこまでも食いついていこうとアマチュア特有の心意気があったということを伝えたいのです。
この志があれば相当な部分で活動の精神的基盤と経費的なある程度の部分を満たすことができます。
ただ、この電子QSLについては現在でも、JARLのサービス基盤に悪影響を与えるなどという人がいます。
アマチュア無線の利害が議論の中心になることがあるという現実でしょうか!

余談が多くなりましたが、理事はその立場で得た情報を積極的に出すことに対し内部で暗黙の了解があります。
これは当然といえば当然ですし慎重にならざるを得ませんが、だからといって沈黙するだけでは何も進まない側面も伺えます。

今回名古屋総会で否決された定款案を改正する審議に加わったことで真剣に考えたことはなぜ喧嘩の多いJARLになったのだろうという思いでした。
多くの課題を見つけましたが一番の問題は、無関心層に支えられたJARLが無関心層によって変えられようとしているいることです。

その原因については賢明な方々は共通の思いがあるのかもしれませんが、あまりに何も知らない会員の存在に驚きます。
JARLNEWSを読まない人が悪い!では解決しない問題です。
すでに還暦世代をピーク会員数が年を追って上昇する特殊性を考えると、これまでと同じような情報の出し方ではまずいと考えるのも妥当ではないでしょうか!
環境に順応したJARLを実行すべき時代に入ったと思います。

今回私のためらいを越す決意をさせたのは、せめて雰囲気でも伝えることによりどの方向にJARLが進もうとしているのかを示す機会になるのではないかという単純な思いです。

誰にも案内せずにこっそりと掲載したこのblogが、いつ誰の目に触れどのように広がるのかにも大きな興味がありましたが、アマチュア無線家の口コミは意外と速いものですね・・・

こんな些細なblogが数日でアクセスランキングの上位に入っている現実を見るとやはりアマチュア無線を愛する人が潜在的に多いということがわかります。
恥ずかしながら嬉しくも感じています。理事会から止めろと言われないように頑張りたいと思っています。

早速コメント欄ご意見をいただきありがとうございました。
関連する話題については本欄でお返事を兼ねて思いをお伝えします。

評議員会と支部長連絡会

2010年09月27日 | 日記
お茶の水「ホテルジュラク」での評議員会は翌、日曜日9時半開催です。
いつも思うのですが、これらの会議は理事者側と評議員側が向かい合って座るスタイルで、悪く言えば睨み合いの団交をイメージするテーブル配置です。
仲良くできなくなった背景にこの配置があるのかと考えてしまうのですが、そこはアマチュアのよき仲間の集まりです。
さして問題にならない思い過ごしであることは間違いありません。
お馴染みの顔をみつけて挨拶を交わし再会を喜びましたが、今回新しく登場した評議委員は7人で、理事会と比べ新陳代謝に関してはかなり評議員会のほうが進んでいる印象もあります。

新しい方々の中から非常に厳しい意見をいただいていますが、そこは同じアマチュア無線の仲間ですから敵対ではなく何らかの解決方法を見つけ出したいと願っていました。
特に私個人に対し憎しみを抱いているのかと思える意見の方もおられましたが、立ち話しながら共通のテーマも確認でき誠実なお付き合いが基本であるアマチュア無線の良さを活かしたいと思いました。

さて、会議の内容は相当厳しいものでした。
議題の主なものは理事会と同じですが、そこは目線の異なる評議員です。実に様々な意見が飛び交いました。
やはり、ガバナンスの観点から想定される将来の問題に多くの時間を要しましたが、理事会報告で書いたように法律家がいうから・・認定委員会が認めているから、などの言質で保護された担保ではなく、何といっても内なる改革とも言えるJARL会員の総意で自らが作る、自らの知恵で進むガバナンスを確認することが先決です。
この約束を確認し進むことが、会員が求める道ではないかと考えます。

激しいながらも紳士的な議論に終始しましたが、この議案に反対する評議員は4人。
多くの支持を受け何とか皆さんの合意が得られたことは私としては嬉しい結果でした。
評議員会の議事録はしばらく後に、発言録のような詳細なものが出されますのでここでは控えますが、ある意味JARLの未来への胎動のように感じたのは私だけではないと思います。

さて、午後からは支部長連絡会です。
同じように睨み合い配置の座席ですが、何しろ出席者が50人を超える支部長を迎えた会議ですから数の上から見て睨みあうとなると理事会側の完敗だと感じるくらい圧倒されます。
支部長連絡会は、議決機関ではありませんがJARLの根幹をなす最も重要な人的財産の議論の場です。
今回の会議は支部を守り、ここを核として進む決意の中で開催委され、噂された地方本部統合論や、支部廃止論に議論が及びましたが、現時点では急激な路線変更などありえないことや、新しいJARLつくりに邁進することは共通認識として得られたことは大きな収穫です。

さすが支部長・・と言うか日常的に会員という人と触れ合う立場であることから議論も実に人間的な内容です。
ここでは机上の空論など飛び出すこともなく、単なる理想論では解決しない実践の心意気が感じられます。
危機感を実際に感じる最前線にいる立場をわきまえた頼もしさを感じます。
特に理事会が出した議案に、理事そのものが反対を唱えるということがあってはならないという当然ともいえる意見が多く飛び出しました。
多くのエリアからこれらの声が出るとうのもこれまで見られないことですが、今回の定款改正の議論のなかでこれらの背景に懸念を示すものであるということでしょう!

これらについて理事一人ひとりから確認したいという求めもありましたが、さすがそんなことが起これば理事会の信頼など瞬時に消滅するという基本的なことから座長の判断で理事個々の回答については差し控えました。
これまでにない支部長連絡会の実りある議論で、開催に値するものであったと喜んでします。

すべての会議を終え、理事会が再会されましたがその場で当初計画のなかった支部長連絡会の発言記録や内容を公開するよう求め、情報公開を図りながら変わろうとするJARLを会員に示す機会にしたいと求め理事諸兄の賛同をえて実現することになりました。

あとは寝屋川の臨時総会で定款を承認いただき、財政面を中心とした議論に入りたいと思っています。
これによってJARLは変わります。
変わらざるをえない現状のなか、誰にも媚びず改革をすすめていければ間違いなく皆さんから評価が得られるものと信じています。

520理事会

2010年09月27日 | 日記
25日土曜日の朝、太平洋側をかすめる台風の通過で列車に遅れが出ているとのこと・・・
この日は茨城県水戸から上野に向かい理事会に出席します。
予定の列車を繰上げ早めに水戸駅に行くと案の定遅延のアナウンスが流れていました。
特急指定席はすでに満席でやむなく自由席に移動・・、何とか一席確保することができました。

ちょうど10時だったでしょうか、携帯電話がブルブル・・・
電車の中なので出ないつもりでしたが着信画面を見ると「原会長」から!
幸いデッキに一番近い席だったのですぐに移動して「もしもし!」
内容は「きょうの理事会と評議員会、支部長連絡会に残念ながら出席できない!からよろしく頼む!」というだめ押しの電話でした。

木曜日にも同様の電話を受けたのですが、翌日には大丈夫・・だっただけに驚いたのですが、腰の痛みが取れないので大事をとりたいとのことでした。
何しろ声はいつも通りの元気さで、弱弱しさを感じませんが、無理をせず十分に静養していただくことをお願いし、電話を切りました。

会長が理事会を欠席するのは長い歴史の中で2回目でしょうか。
とにかく会議の会長代行は当然ながら両副会長が努めることになりました。
常磐線の車中はその後もあちこちから電話が入りゆっくりすることはありませんでした。

16時から始まった理事会の会場は、御茶ノ水のホテルジュラクです。
巣鴨の事務局会議室は狭く理事会開催がやっとで、支部長、評議員を収容することができません。
ただここは、秋葉原に直結する場所で地の利としては結構が人気のある会場でしょうか!

今回の議題は6つで、目玉は3号議題の臨時総会に提出する「定款、規則および選挙規定の全面改正並びに社員選出のための臨時選挙実施要領の承認」の審議です。

私はこの議案を作成する委員会の当事者でしたから当然ながら、質疑応答に加わる役割を負いました。
主な議論は、先日の公益等認定委員会へ出席し担当官とのやり取りの再確認などが求められましたが、これは既に理事各位に詳細を報告したとおりの内容の再確認でした。

私から強く申し上げたことは理事会でも、評議員会でも、支部長連絡会でもすべて同様で、今回強い指摘のあったガバナンスの重要性を認識し、JARL内でも一票の格差や公平性の配慮に最大限の努力をすることを約束しました。
しかしこの実現には、外圧から改革を余儀なくさせるのではなく、私たち会員自らが知恵を出し作り上げるJARL版ガバナンスを基本にするという決意です。
これが今後のJARLの「カタチ」を作ることであり、JARL版ガバナンスにより動いている組織だという証明と実践がJARL発展の基本になると信じています。

理事会においてこの議案を採決した結果
「賛成15」反対無し「保留1」
となり承認されました。
この採決において保留の意味が理解できない声もありましたが、まだ賛成できないという難しい立場の方がいるということも事実です。
新しいJARLを作るためにできるだけ早い時期に同じベクトルのなかに集まりたいという思いが残ります。

それぞれの議案の審議経過はJARLwebに掲載通りですが、私にとって一大事は4号議案の財政問題検討ワーキンググループの設置が承認され、その座長になってしまったことです。
これは定款規則の改正委員長どころではない将来のJARLの根幹をいじる作業で、とても私ごときの出番ではないとずっと沈黙していたものです。
そもそもお金を触るのが好きでない性格ですから地方本部の運営にも一切金銭に触れないやり方をしているだけに、屋台骨にかかわる財政など遠い世界だと思っていたのは事実です。

ただ今のJARLは非常事態です。
言い訳をしても始まらず、座長に決まった以上最大限の力を出し、メンバーと理事諸兄の協力と何より良識ある会員の知恵を結集しこの難局を乗り越えたいと思っています。

さあ明日は評議員会と支部長連絡会です!
少しばかり緊張感も感じますが、新しいJARLを議論する最高の機会です。
あわただしい土曜日の夜が更けていきます・・・



JARL版ガバナンス

2010年09月23日 | 日記
JARL改革を掲げた「象さんグループ」の動きは、当初の建設的な姿勢からどんどん方向を変えているようです。
その根拠は求める内容は明確でも、これらを改革する具体的な提言がありません、ただ過激だけが増大している印象を受けています。

この中心的な役割を果たす人たちが、今回当選した評議員であることに当惑しますが、これらの発言に対し理事として就任したリーダー達から何ら注意やアクションもなくむしろ支援していることに理事としての職務に重大な関心を抱いています。

現在、ある評議員からJARL事務局に寄せられている文書に、臨時総会で審議しようとしている定款改正案が憲法14条に違反しているので無効であるとか、これを決行すれば臨時総会の中止を求めた仮処分申請をする、また公益法人等認定委員会が移行認可をした場合は最高裁まで争う・・など、私たちアマチュア無線の範疇では到底馴染まない求めが届いています。

元々1票の格差がガバナンス上問題があるとの厳しい指摘から始まった議論ですが、これは確かにその意味を知り何らかの配慮をする義務があります。
長年のJARLの継ぎ接ぎ対応についてはこれらの視点から見直さねばならない時期が間もなく来ると思います。

ただこれらの問題は、各県を単位とした支部の構成や総合通信局をベースにした地方本部の存在を基本とした組織形態にあり、これらを感情論でエスカレートさせたり、一部分を強調して改善を求めるのも現時点では適切ではありません。

このベースとなっている議論の根底とJARLが今置かれている状況にどんな矛盾が生じているか、ガバナンスという言葉が一挙に浮上し、これがJARLの未来にどんな影響を与えるのか・・その意味を正確に理解しようと私なりに努力してきました。
知れば知るほど、JARLの特殊性を改めて感じます。当然ながら問題がないとは言えない側面も見受けられます。

支部長を社員にすることへの異議は、コーポレートガバナンスという観点から見ると確かに指摘にある問題想定は否定できません。
あまりにも激しい指摘に前回の理事会の求めで、私が望んだわけではありませんが、定款改正を審議した当事者として虎ノ門の公益等認定委員会に出向むき、問題点を確認して参りました。

この報告は理事各位に報告したとおりです。これは我が委員会で作った定款改正案の担保を取る為ではありません。
真の狙いは、指摘にあるガバナンスという国際標準を基本にするというなら、日本がこの規格に適合しているか・・そうであるなら日本で標準とされているガバナンスにJARLが収まっているのかを見極めたかったのです。
ただ単に法律に違反しているわけではないという言質に安心し、これを報告するためではありません。

その結果を理事会に正直に報告しましたが、詳しく書けば書くほど少し書きすぎではないかの意見も出るくらいJARLの情報公開は慎重であることを感じます。
理由は、今回のような難題を容赦なく送り届ける現状に対する苦悩があるからでしょう!

事実今回届いた意見を観ると私の思いや報告に対し冷水を浴びせるものです。
何を言っても聞く耳を持たない姿勢や、今のJARLの中でどのようにすれば困難な道のりを克服できるのか全く提案がありません!
求める内容は、臨時総会の阻止、要求が通らねば最高裁まで係争する!という宣言では対応の道がありません。
ここまでくるとこのグループの目的がJARL改革ではなくその運営基盤を消滅させることにあるのかという思いに至り言いようの無い怒りを覚えます。

昨今の日本の風潮の中に「法律に違反していないから問題ない!」とばかりに、脱法行為まがいのことを平然とする人が多く出てきました。
JARLも例外ではないかもしれませんが、JARLは長年の時間を経て不器用ながら社会との適合を重ねてきました。
あえて不器用と称したのは、その特殊性にあることが背景で、矛盾の修正にその場対応を図ってきた印象もぬぐえません。

これが利益を追求する会社なら、がむしゃらに進んできた歪を外から持ち込まれたコーポレートガバナンスにより軌道修正が求められ、結果的に救われることがあります。
言い訳をするわけでもありませんし、今回のガバナンスの問題を軽んじるつもりはありませんが、いかに無能だといわれても、今回の定款改正がJARLの社会的信用を失墜させるとか、崩壊につながるという具体的なシュミレーションが浮かばないのです。
たとえ感覚が麻痺していると揶揄されても関西を例にとっても想定することができないのです。

一例を挙げると関西の支部長は本部長など尊敬もしておらず無視しています。
支部長は自己の裁量の範囲で粛々と動き、私もそれに口出しすることはありません。だからといって信頼関係が無いわけではなく活動の基盤は十分に満たしていると思います。

これはJARLが企業ではなくアマチュア無線の実践道場だから見事に解決できる根拠で、JARLのガバナンスがそれなりに保たれていると言えると思います。
公益等認定委員会の見解や、商法、民事の法曹当事者の見解もいささかもこれらを問題視することが無いというのも、これらがあくまでJARLの自治に基づくものであるという明確な見解です。
求められることがあるとすればこの説明を十分に行う必要があるということです。

今回定款改正案の条文を分析し、机上で解析すれば継ぎ接ぎだらけのJARL規則に矛盾が無いわけではありません。
ここから学ばねばならないことは、コーポレートガバナンスに勝るアマチュア無線が作る自治をよき歴史の中で検証し新たな歴史を作る努力です!

私たちが先人から学んだ事柄を思い浮かべ、この歴史に感謝しながら大人の遊びが実現できるのだと思います。
今のJARLは、すべて権利の主張ばかりで求めることの声が大きく、義務を果たす気力が感じられません。
この意識格差が生んだ、もっとも悲しむべきボタンの掛け違いの論争がここにあり、次なる改革の障害として大きな壁を作っています。

今回の定款承認がJARLに致命的な問題を発生させるなら、多く居る支部長あたりから問題点が指摘されるはずです。
しかし、私が聞き取りをした支部長にはこれから派生する危機が思い浮かばないようです。これをバカだとか見識がないと非難するのは簡単なことですが、支部活動の実際を経験したことがないなら、現状を十分に観察することです。
支部の活動に出かけたことも無い人が理事や評議員になったからすぐに組織を変えることが出来るわけではありません!

私は、かなり根気よくこれらを主張する方々とやり取りをしてきました。
ある程度人としての信頼関係が出来たことは嬉しいことです。
問題点のやり取りのなかで聞いたことは、そこまでJARLの未来に重大な懸念があるというなら、「あなたが住まいする県支部において、今回の定款案がどのような悪影響をあたえるかその実例を教えて欲しいと・・」お願いしました。
それに対する回答はありません。JARLはガバナンス上問題のある組織だの主張は変わらず続いています。

ただ、個人的な答えに、これまでDXだけをやってきたから長谷川のようなJARLでの経験がない、と正直に言われます。
しかし、真の問題はJARLを知り尽くしているということではありません。
JARLの現状の中で何が出来るか、何から始めるのがベターかの見極めが一番の課題ではないでしょうか。

日常よく出る言葉に「あいつはJARLのことを知らないからあんなことがいえる・・」などがあります。私も時折使いますし便利ないい訳です。
しかし今回ばかりは、もっとJARLの現状を知って欲しいのです。その上で具体的な提案を添えて激しい主張が欲しいのです。
この根拠の無い裁判論や、臨時総会阻止論などが平然と横行することがいかにJARLの改革の阻害になるか世論に問わなければなりません。

先回受け取った意見聴取の公開に際しコール氏名を載せたことに対し混乱の恐れがあると指摘された方も居ます。
これらの議論は事務局が引き受けるのではなく理事全員、いやアマチュア無線を愛する会員全員が共有すべきです。

ここまで疲弊したJARLですから、理事会がどうこうではなくどこに問題点があるかの判断は最終的に会員に委ねなければなりません。
これがJARL版ガバナンスであり、理事会の専任行為ではありません。
JARL運営に不満を抱く人たちも同じだと思います。
私は今事務局に届いている文書を理事会で議論し、その内容を議事録の付随資料として公開するべきだと進言します。

個人攻撃をするものではありませんが、草野理事、前田理事の仲間を標榜する人たちがこれらの中心であることから、お二人の役割は相当大きいものだと考えます。
理事としての役目をこの際はっきりさせ、沈黙ではなくJARL改革につながる意思表示として今会員が一番求めている課題への説明責任を果たすべきです。
象さんグループとして信任をえて就任した人たちのリーダーとして不可欠の課題だと思います。

個人的な思いはガバナンスという命題から沸き起こった課題を消滅させず、次の改革の起爆剤にさせることも必要だと感じています。
この課題は今後の財政議論の中できちんと精査され実行されます。誰かが嫌がっても組織は変わらざるを得ない状況にあります。

この変わる力が本来のJARL版ガバナンスではありませんか。
決してコーポレートガバナンスのコピーではない真にアマチュアの良識を備えたものをどう作るかにかかっています。

この大事な時期に代替案の無い意見に翻弄され、故意に足踏みさせる状況を作られ、うろたえるならそれこそ会員から見放される理事会といわれても仕方がありません!!
よき友人でありたいと願う草野理事、前田理事の明確な意思を週末の理事会で確認したいと思います。
今こそJARL版ガバナンスをつくるための規範を確認し示す時期だと感じています。

アマチュア無線を語ります

2010年09月18日 | 日記
遅かりしこの時期かもしれませんが、アマチュア無線を語りたいと思いこのblogを立ち上げました。
昭和39年にこの世界を訪ね、実に多くの方々とお会いすることができました。
間違いなく私にとって人生の道場そのもので、今もその門下生としてこの道場に足しげく通っています。

JARLとの出会いは開局の少し前からで、今はあまり話題にならなくなったSWLの時代を短いながら過ごしています。
それなりの遊びを通じて、興味のなかに頭を突っ込むとさらに新たな課題がつぎつごと湧き出し今に至っています。

私がここからスタートしたいことは、アマチュア無線のよき集まりである「JARL」の葛藤の中から問題点を見つけ出し、日本社会から認められるアマチュア無線の姿を見出したいからです。
誤解や間違いから起こる不要な論争を避けるためには、JARLがきちんと評価されるに値する情報を適切に出すことです。

決して論客とはいえない私の立場を省みれば、なかなか厳しい環境の中に飛び込むことになりそうですが、誰かが負わねばならない役目ではないかと思っています。