短歌 R02-02-02 ㈰ 曇小雪

2020-02-02 16:41:33 | インポート

    短歌ならぬことば並べ

 短歌 湯上がりの一首

  ➀わが庭の草花アートの出来高を鳥瞰するに屋根に上りぬ

   

  ➁電飾は夜空の庭を照らしおり庭木の花はことさら紅く

   

  ➂郷中に子らを育む園舎ありサルビア咲いて秋空高し

   

  ➃ふるさとの復興願う若人は眼差し清く力みなぎる

   

  ➄広がりし花壇の朱の鮮やかさ主人の思い花に伝わる

   

  ➅春の日に畑の隅に鍬を入れ春野菜の出来を待ち居る

   

  ➆仲良しの孫らの駆ける昼下がりヒマワリの顔南西を向く

   

  ➇秋空を雁は分かれて邑を行く稲穂は垂れて刈りどき来たる

   

  ➈苗植えて秋まで待つと言う人の五ヶ月間は胸躍る日々

   

  ➉庭の花花瓶に挿して台飾る夕餉の空を月は昇りぬ

  

  ⑪登校で交差路越える孫の列安全帽が春の香放つ

   


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