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月は無慈悲な夜の女王

2011-12-05 | 漫画・小説・本
月は無慈悲な夜の女王/ロバート・A・ハインライン著
読了。

主人公マヌエルと、デ・ラ・パス教授と、
女性革命家ワイオミングと、
コンピュータのマイクを中心に
月の独立戦争を描いている。

西暦2075年。
月は地球の植民地で、流刑地。
農作物を地球に安価で輸出している。
地下都市と地下農場。

自意識を持ったコンピュータのマイクが、
どんどん人間らしくなっていくのが面白い。
特殊な家族婚や、月人が地球に行った時の重力問題など、
発想が凄い。

この小説が書かれた当時は、
一般に携帯電話もネットも普及していない。
プリントアウトされた用紙がロール状態というのが懐かしい。


米国で評価が高いのは、独立戦争と
攻撃される都市のイメージが連想しやすいからなのかな。

流石ハインライン。面白かった。
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