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美しき凶器

2011-06-14 | 漫画・小説・本
美しき凶器/東野圭吾著
読了。

安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子の四人が、
仙堂之則の屋敷に潜入して、
過去の記録を消そうとする。

仙堂を殺害し、屋敷に火をつけて、
強盗に見せかけて絵画に細工したり。

仙堂には、秘密裡に育てていた女性の選手がいて、
屋敷裏の小屋のトレーニング室に監禁されていた。

仙堂殺害の場面と屋敷が燃えるのをモニターで見ていた彼女は、
四人に復讐すべく、屋敷から東京へ移動する。

毒蜘蛛(タランチュラ)のように、天井にはりついたり、
物凄いスピードで攻撃してきたり。
アクション映画になりそうな場面が続く。

タランチュラの自転車走行が気持ち良いほどに描写されていた。
人を襲うときのためらいの無さ。
こんな殺人鬼がいたら防ぎようが無い。

薬物以外のドーピング方法で、
あんなことが実行されていたってことも、
なんだか哀しい。

最後に、実はあの時の殺害は…というセリフに、
そうだったのか!と頁を戻してみた。
うわぁ、ここは犯人が違う!
って楽しめる。

オリンピックで驚異的な記録を出して、
薬物検査でドーピングが発覚して、
金メダルをはく奪された選手もいたよね。

東野圭吾がスポーツを描くと、
筋肉の隆起まで見えるよう。
やっぱり面白い。
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