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星の光、いまは遠く

2012-09-08 | 漫画・小説・本
「星の光、いまは遠く」
ジョージ・R・R・マーティン著 上下巻
読了。

以前読んだ、ハンターズ・ランの作者。
処女長編。
After the Festivalが改題されて、
Dying of the light「星の光、いまは遠く」となったようで。

人類が宇宙航行で、辺境の星域まで進出した時代。
銀河系の外縁は暗黒星雲で内側と隔てられていて、
星の光がほとんど無い、薄暗い世界。

放浪惑星ワーローンが7つの太陽付近を通過する、
20年間だけの春に大規模なフェスティバルが開催された。
そのお祭り騒ぎも終わって、数年。

薄明の赤い空の惑星ワーローンに、
元彼女から呼び出された男ダーク・トラリアンが辿り着いてみたら、
彼女はすでに結婚していた。
その結婚も、1人の男とではなく、
古い因習に縛られたおかしな形態。
これがいろいろと、あれこれあるんだけど。

騎士道の決闘や、亡霊なども絡んできて、幻想的。
SFの細かな設定は面白いんだけど、
古代ロマン伝記っぽい。
私の好みとしては、イマイチだった。

男のほうがロマンチストで、
過去に縛られているってのを表現したかったのかな、
なんてね。
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