昨日は、日本橋高島屋 本館6階 美術工芸サロンで、2つの個展を観たのでございます。
まずは、「南 繁正 展 色絵磁器」
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20210504143803/?category=art#contents
(写真撮影は許可を得ておりまする)
九谷焼の作家である南繁正、今まで知らなかったのじゃ。
高島屋の別の個展を観に行って、偶然こちらの展示室が目についたのでございます。
入ってみたらば、鳥や昆虫や蓮などの動植物の描写や、美しい緑の色彩がたいそうツボで大興奮。
会場はこんな感じ。広々した空間に作品がずら~り。
何点かの作品の後ろには鏡が置かれ、裏側も観られまする。
展示の一部を観た順に。
《香炉「冬」》
《水指「牡丹」》
《掛花瓶「竹」》
ちっちゃな蛙が。このシリーズは他にも、蛙が竹のてっぺんから覗いていたり、蛙嫌いな人の為に蛙のいないものもございます。
《時計「大瑠璃」》
《鉢「翡翠」》
裏に潜むお魚が鏡に映っておるのが見えるかの?
《皿「蛙」》
釣り竿のかわりに、お香を持たせて焚く事もできるのじゃ。
《花器「憩」》
まるっとした雀がたいそう愛らしいゆえ、アップも載せまする。
後ろの鏡に映った裏側の雀も可愛かったぞよ。
グリーンの色彩が美しい蓮のシリーズ。清々しい気分になりまする。
《鉢「蓮」》
《香炉「睡蓮」》
《花瓶「蓮」》
花瓶の裏のカワセミが、鏡に映っておるぞよ。
中央の台の上にも素敵な作品が。
《香炉「雀」》
《香炉「秋」》
《茶器揃「蝶」》
展示室の外の展示ケースにも作品が2点あるので、お観逃しなく。
《照明「雀」》
会場を何度もぐるぐるし、じっくり堪能したのでありました。
会期は6月15日まで。ご興味ある方はぜひ。
そして同じフロアの、「伊藤 剛俊 展」
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20210504140841/?category=art#contents
大好きな陶芸作家で、毎年個展を楽しみにしているのでございます。
昨年までの三越での個展は写真撮影可だったのじゃが、今回は写真撮影は不可。
DMハガキもありませぬゆえ、写真を1枚も載せられぬのが残念じゃ。
今回は金彩や銀彩はなく、白と黒の器が、大きな台の上に分けて並べられておりまする。
繊細な透や鐵透、柔らかな蛍手など、やはり素敵なのじゃった。
購入は、三越の時はスマホの予約サイトの先着順ゆえ涙を呑んでおったが、今年はメールでの抽選というのがありがたいですのぅ。
結果はハズレで、この作家の茶器でティータイムを楽しむ野望は今年も潰えましたが、抽選だと諦めもつきまする。
会期は6月15日までじゃが、14日は完全予約制での入場・販売ゆえ、予約なしで観られるのは最終日のみ。
参考までに、写真撮影OKだった銀座三越 本館7階ギャラリーでの個展のブログも貼っておくので、ご興味ある方は見てね。
・2020年の個展
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/626b75edba4c30fe2b357fa9a68c71c6
・2019年の個展
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/ed9770fac255e38a11dc2f022bd4249b
さて、観終わってマクドナルドへ。
この日から発売のピカチュウコラボ、スイーツトリオ フルーチュウのマックフルーリーチョコバナナ味を食べるのじゃ。
ピカチュウ可愛いのぅ。パッケージは3種類あるそうな。
お味は、昔どこぞで食べたような食べないような、どことなく昭和のかほり・・・
お供のEは「子供の頃に食べた、バナナ味のガムめいておる・・・」と申しておりました。