前回のブログの続きでございます。
順番が逆になってしもうたが、この日の午前中は、郷さくら美術館「第4回 FROM それぞれの日本画」を観ましたのじゃ。
https://www.satosakura.jp/?page_id=7516
(写真撮影可)
2020年に結成された日本画家のグループ「FROM」の第4回展。
2回展から観ておるが観応えあり、今年も楽しみだったのでございます。
今回は8名の日本画22点が、1階と3階の展示室に展示。
各フロアの展示風景と、8名の作品を1点ずつ、出品リスト順に載せまする。
【1階・A】
★川﨑麻央
《韋駄天》左から(Ⅱ)(Ⅰ)(Ⅲ)2024年
《ほろろ》2023年
ひとり1点ずつ載せるつもりが、こちらのイケメンな鳥もツボじゃったゆえ、面構えのアップと共に載せまする。
★長澤耕平《森の夜》2024年
★田島周吾《三珍魚六地蔵十猫図》2024年
作者のお気に入りの物が色々描き込まれておる。猫部分のアップも。
【1階・B】
★山浦めぐみ《A Landscape - Misen,Itsukushima -》2024年
★木下めいこ《空創》2024年
【3階】
★押元一敏《創世》2024年
★野地美樹子《Sijima》2024年
静寂の青い世界がたいそう心地よく、椅子に座ってかなり長い事ボ~ッと眺めてしもうた。
この写真では分からぬが、空には金色の星もちりばめられておりまする。
★武田裕子《春のそこ おだやかなこちら》2024年
同じ景色を2つの違った視点から描いた対の作品。
【2階】
「桜百景展 vol.35」が同時開催。
13名(青木惠、大河原典子、小杉侑未、須藤和之、髙橋まり子、中島千波、林潤一、平良優季、宮下真理子、三鑰彩音、栁沢優子、渡辺信喜、綿引はるな)の桜の日本画が展示されておりまする。
会場はこんな感じ。以前観てお気に入りだった作品もございます。
6点をリスト順に。
★綿引はるな《舞》2013年
慈雲寺の糸桜。わたくしは鳥好きじゃからの、鳥のアップも載せまする。
★平良優季《桜色舞うころ》2017年
沖縄の寒緋桜。色彩も美しくてウットリ。
★栁沢優子《刻ハ廻ル》2015年
長野県の紅手毬。可愛い鳥のアップも。
★宮下真理子《花霄》2013年
駒込のソメイヨシノ。この写真では美しさが伝わらぬが、たいそうお気に入り作品なのじゃ。
★三鑰彩音《萌》2017年
名古屋の御衣黄桜。黄緑色の桜じゃ。
★青木惠《春も知らず》2015年
平野神社の魁桜。優しい表情の鹿のアップも。
どちらも観応えあり、キャプションに書かれた作者の言葉も興味深うござりました。
この美術館へはいつも平日の午前中に行くのじゃが、貸切状態で静かに観る事ができるのも嬉しいしの。
会期は6月23日まで。
★おまけ話
マトンカレーセットに、野菜の炒め物も追加じゃ。
ナンはおかわり無料で、遠慮なく頂戴したぞよ。エヘ