ウェネトさまの館

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「水上貴博 [ノクチューン]展」(Galerie Lã)[追記あり]

2018年08月27日 05時51分56秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、お供のEの仕事の合間に、奥野ビルに行ったのでございます。

先週観た石井冨美子の個展の再訪が目的だったのじゃが、1階のポストに貼ってあったこのDMのフクロウに目が釘付け。
フクロウは大大大好きですからの、これは観ねばなりますまい。


 

Galerie Lã(ギャルリーラー)「水上貴博 [ノクチューン]展」
http://salondela.com/schedule/exhibition/1989
(写真撮影は許可を得ておりまする) 

今回初めて知った水上貴博は、フランス在住の作家。
「ノクチューン」(夜想曲)のお題通り夜をイメージした作品、特にフクロウがずらり並ぶ素敵空間に、テンションも上がるのでございます。


 

作家ご本人はフランスで、この個展を企画したご子息が在廊なさっておりました。
ご自身も絵を描かれるという素敵なご子息は、作品について丁寧に説明してくださり、楽しさ倍増でございます。

作品の素材も様々で、質感の違いも興味深いのじゃ。
こちらは石の黒板(スレート)を割って、大理石の粉末や金粉や墨なども用いて描いた作品。


 

こちらは南仏の家々の屋根に使われる瓦を彫ってから描いた作品。
「軽く触ってもいいですよ」との事で、そっと触ったら浮き彫りがはっきり感じられ、触感も楽しめまする。


 

その中の1点、今回のDMに使われた作品。


 

こちらは木の板に砂と粘土を塗って、やすりで削ってから描いた作品。


 

ちっちゃなフクロウもたくさん。この他に壁掛けタイプもあり。


 

もし落としたりして割れたら、金継ぎをしても新たな魅力が出るのでございます。
この作品、左の下から1/3程の部分に金継ぎが施されておるのがおわかりかの?


 

夜といえば猫。猫作品もございます。


 

女性を描いた作品も。


 

一部に布地やレース地がコラージュされておりまする。


 

たいそう楽しゅうござりました。
フクロウを1羽・・・とも思うたが、どれも可愛くてとても選びきれず断念。
会期は8月31日まで。再訪したいものじゃ。 

そして、アートギャラリー石「さびのこ展 石井冨美子 個展」最終日に再訪でございます。
新たに小さくて緻密な鳥のペン画が追加されており、大喜びでお迎え。


 

(先週観た時の日記の最後に追記したので、ご興味ある方は見てね↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/c6cb4307430ae3b4bd036c2d75720082 

その後も時間ぎりぎりまで奥野ビルの2つのギャラリーを観て、お迎えもしたのじゃが、長くなりますゆえまた後日書きまする。 

さて、奥野ビルに行く前にスイーツでございます。
数年前にお供のEが隠れ家にしていたカフェ、残念ながら閉店してシャンパンバーになったため行かなくなってしもうたが、久々に前を通ったら、何と甘味喫茶になっておった。


 

早速入ってみると内装はさほど変わっておらず、Eは大喜び。


 

白玉ぜんざいを持ってまいれ~!


 

・・・甘さ控え目でサッパリとしたお味でありました。 

お店が変わったゆえ当然のことじゃが、以前あったマイセンやヘレンドなどの食器は見当たらず、ちと寂しい気分にもなったのでございます。

(マイセンなど使いたい放題だった素敵カフェ・グラムールで撮ったお写真を以前の日記の最後に載せているので、ご興味ある方は見てね↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/59653d38f4e9e74bd6a62cb5dc5e8388

★追記:8月28日
本日、「水上貴博 [ノクチューン]展」再訪。
多くのフクロウが旅立って、新たなフクロウが追加され、作品の配置も変わっていたりと、また楽しめたのでございます。

新顔2羽。

とぼけたような雰囲気が可愛いのぅ。


 

背景の鮮やかなオレンジ色も綺麗。