ウェネトさまの館

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「第2回 人形と絵の『春』展」(丸善・丸の内本店)

2019年03月22日 06時44分54秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、丸善・丸の内本店 4階ギャラリー「第2回 人形と絵の「春」展」を観たのでございます。
https://honto.jp/store/news/detail_041000032015.html?shgcd=HB300


 

「春」をテーマにした人形と絵画のグループ展。
昨年の第1回も観応えあり、今年も楽しみで初日にまいりましたのじゃ。

今年は約50名が参加で、殆どの作家が複数点出品。
好きな作家が多く、お気に入りもたくさんございましたが、一部を作家名50音順で。

・加藤美紀《花咲く未知へ》木製パネル、ワトソン紙、ガッシュ
東京駅をバックに、花に囲まれ立つ美少女。
薔薇の模様の着物と半襟と帯も素敵じゃのぅ。

・くるはらきみ《スイカズラとビオラ》キャンバス、油彩
スイカズラとビオラを描いた小さな絵と、そのスイカズラとビオラが少年少女になってダンスする大きな絵が、ひとつの額に入った素敵な作品。
再会できて嬉しゅうござります。

・小暮千尋《花姫》アクリル、キャンバス
髪に花をたくさんつけ、花柄の着物を着た美少女。
背景も鮮やかなピンク色で、たいそう華やか。

・佐久間友香《クレッシェンド》ポリエステル布、岩絵の具、アクリル絵具、墨
少年(少女?)の帽子がメリーゴーランドの屋根で、顔の周りをユニコーンが回る不思議な世界。

・青扇《黒猫くん》
可愛い少年のビスクドール。
黒いネコ耳帽子と、薄紫のネオジウムアイもお似合い。

・鳥居椿《トップシークレット》水彩、紙
少女とテディベアの水彩画。
グッズの《特製タイガーチャーム》も気になったぞよ。
タイガーバームめいた可愛い小箱に入った陶製の小さなペンダントトップなのじゃ。

・永見由子《夢の入り口》麻紙、岩絵の具、膠
ピンクの子豚と一緒に眠る可愛い少女の日本画。
ベッドの上にはお人形やトランプも散らばっておりまする。

・羽鳥聖子《蒼い小鳥》
美少年ビスクドール。
瑠璃色の鳥の羽根の髪も素敵。

・坂東可菜《吉野》
気品あるお顔のビスクドール。
ジャポニスムな白いドレスも凝っていて、鶴などが刺繍されておりまする。

・日香里《Chloris》水彩、鉛筆、紙
お人形の赤い唇からは《プリマヴェーラ》のクロリスのように花が溢れ、瞳には風景が映っておる。
緻密に描かれた衣装もたいそう綺麗。

・日野まき《夜汽車》アクリル絵具
少女と3匹の黒猫のペーパードール。
俯く少女のドレスには、冬の夜の風景が広がっておりまする。

・深瀬優子《春の香り》鉛筆、ケント紙ボード
まるっとしたツバメも、ツバメにまたがる少女もたいそう愛らしい鉛筆画。
ツバメと少女の頭には花。連れ帰りたかったのぅ。

・松本潮里《旅立ちの日》油彩、キャンバス
絨毯の上にたくさんのトランク、座る少女の顔は見えず、足元に猫。
クラシカルな感じも素敵で、船旅かオリエント急行の旅を想像しながら描かれたそうな。

・水樹尚子《飛びヤモリ》5種
ビスクの球体関節ヤモリで、蝙蝠めいた革製の羽根を背負っておりまする。
それぞれ色や柄が違い、「タンジェリン」が欲しかったのじゃが、既に赤シールで涙。

・吉村眸 陶作品いろいろ
小さく淡い色合いの陶の人形やブローチも、小さな展示空間も、可愛く優しい。

一部しか挙げませんでしたが、他にもお気に入り作品ございました。
会期は3月26日まで。

そして昨日は、フィギュアスケート世界選手権・男子SPだったのでございます。
チケットは入手できんかったが、家で心臓バクバクさせながら観戦したのじゃ。

羽生結弦くん、最初の4Sがまさかのすっぽ抜け点数ナシで、心臓が破裂しそうに。
それでも94.87点はさすがじゃが、4S成功してたら110点は超えていたに相違ない。
1位との差は12点以上あるけど、FSで完全燃焼して逆転優勝して欲しいぞよ~!!!

しかしなんじゃの、ネイサン・チェン選手、演技は本当に素晴らしかったのに、衣装がいつも・・・(以下自主規制)
マレーバクとかシャチが好きなんじゃろか・・・(こらこら)

あるいは、ヌッコちゃん好き・・・(ばきっ) ヌッコちゃんなら可愛いのにのぅ。


 

SP見終わって、呆然と見上げた満月も、ぼうっと霞んでおりました。
そういえば昨日は春分じゃった。
「至日までご無事で!」

 

★★おまけ画像
おいりソフト♪