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駄目シャンプー

2011-02-27 | シャンプー
美容室の店販商品と一般の商品・・一番差が出るのは「シャンプー」でしょう。。

なぜなら、、純毛(ウール)を洗うというのは、かなり難しく、、皆さんもそうでしょうが、
ウール生地のウェアーを洗濯する場合、、、慎重に気を使って洗うんではないでしょうか。

ここでは、過去シャンプー成分について触れてきました。
刺激・洗浄力の強い成分を長い間使っていると、、
全てとはいいませんが、、髪は、最悪このようになってしまうこともあります。。(汗



では、どんなダメシャンプーを使うとこのようになってしまうのでしょうか。。
何度か・・ここでも紹介しているシャンプー.COMから拾ってみます。

まず・・・

■ケラスターゼNUバン オレオカール(KERASTASE)
ラウレス硫酸ベース、ベタイン・酸性石けん成分を含み、塩化Naが粘度を上げ、基本的に脱脂力がかなり強いことは間違いありません。
カールプロテクト成分と称してその後保護成分が登場しますが、脱脂が強くて添加物が多いというシャンプーとしてはあまりよくない典型です。
脱脂と添加物の貼り付けが繰り返され、頭皮にはかなり負担になります。使用感がしっとりするのは、多くの油分を含むから。油で洗っていると考えれば、適切な洗髪といえるかどうか判断できると思います。

全成分 水、ラウレス硫酸Na、ココベタイン、ラウレス-5カルボン酸、塩化Na、ネオペンタン酸イソステアリル、コカミドMIPA、ポリクオタニウム-10、 PPG-5セテス-20、安息香酸Na、アモジメチコン、メチルパラベン、オレイン酸PEG-55PG、PG、サリチル酸、ブチルパラベン、エチルパラベン、ヘキシルシンナマル、リナロール、ブチルフェニルメチルプロパナール、イソブチルパラベン、プロピルパラベン、リモネン、ヤシ油脂肪酸メチル、サラソウジュ種子脂、ヤシ脂肪酸Na、黄4、赤504、香料

■ダヴDOVE 浸透モイスチャーケア シャンプー
ラウレス硫酸ベース、ジステリアン酸グリコール+シリコーン+ベタインという市販にありがちな安物の典型の構成です。強い洗浄力に粘り気が強く残留性を高めています。アミノ酸、トレハロースなど、保湿性成分を含みますが、
BHT,TEAなど発がん性が疑われている成分も配合、水酸化Naで中性~アルカリ性寄りに調整されていて、肌への危険度はやや高いものとなっております。あえて使う理由の見当たらない、平凡以下のシャンプーです。

■h&s(エイチ・アンド・エス) ヘッドスパ リフレッシュシャンプー
H&Sのヘッドスパシャンプーということですが、普通のH&Sとほとんど変わりないダメシャンプーです。
ラウレス硫酸、ラウリル硫酸にジメチコン、セタノールというどうしようもないベースで構成。ヘッドスパとはよく言ったものです。地肌ストレスをケアし? 冗談がきついです。根元から美しい髪を育て? 逆でしょう。
乾燥やかゆみを防ぐ? 乾燥やかゆみを発生させるの間違いでは?
とにかく強力な脱脂力、そう感じさせないためのシリコン、油性成分どさーのダメシャンプー典型です。
地力あるメーカーなのだからもっといいものを作っても良さそうなものですが。。

■モッズ・ヘア ヒートサロンエステ シャンプー
毛髪保護成分などが種類多く入ってますが、基本的にラウレス硫酸Naシャンプーであることと、ジステアリン酸グリコールが3番目にきていることからかなり白濁したシャンプーなのでしょう。
いくら白くてもリッチなシャンプーではありませんし、ラウレス硫酸の刺激や脱脂力を抑えるコカミドプロピルベタインよりも白く見せる成分の方が多いというのも何を大事にしたいのかわかりません。かなり浸透性、残留性が高いシャンプーで、髪のダメージや肌の乾燥化を促進させます。
全体的にやや刺激を感じる方もいそうなシャンプーですので、おすすめではありません。

■プレミアムヴィダルサスーン
ラウレス-2硫酸アンモは、ラウレス系の中でも特に脱脂力、浸透力が抜群。プラス、ラウリル硫酸。
それでジメチコン+ジステリアン酸グリコールに、油性成分セタノール。文句なしに、極めて強すぎる洗浄力。
いったい頭皮をどれだけ汚れたものと捉えているのか、この商品は。
あえてこのように作っているのかと疑いたくなるほど、全く人体に有意なものでない。
まるでダメージを与えるために作られたといっても過言ではない。
現に、ラウリルやラウレス-2硫酸あたりは、実験のために髪を傷ませる用にその溶液が使用されるほど。
ありえないシャンプーです。

■ケラスターゼ NU バン オレオリラックス(KERASTASE)
ラウレス硫酸ベースで高洗浄・脱脂力。加えて酸性石けんラウレス-5酢酸も配合。
脱脂力はかなりのものですが、さらに塩化Naも濃度が高いです。これは液体の粘度があがり、使用感はいいかもしれませんが洗い残しが起きやすく、肌荒れを起こしやすい状態にしてしまう可能性が、サリチル酸の配合量も若干多め。あと色素も含みますので敏感肌の方には完全にアウト。

■H&S シャンプー
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム液、ラウリル硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、ジステアリン酸エチレングリコールと続きます。はっきり言って、毒性では日本でも3本の指に入りそう。
ラウリル硫酸・シリコンがこんなに高配合されているシャンプーなんてなかなかありません。つまり、非常に髪、皮膚に浸透して残りやすく、残留そのものによる刺激で肌荒れ、ダメージ、さらにカチオン界面活性剤との複合によって錯体を発生させ、キューティクルは日に日に剥げ落ち、シャンプーするほどに髪は、皮を剥がされるような現象が起きるでしょう。それを知ってか知らずか、その上からシリコンでフタをされてはたまりません。
これは、ヤバイシャンプーです。

■ヴィダルサスーン カラーケア シャンプー
カラーケアシャンプーとのことですが、とんでもない、カラー毛にもっとも向いていないシャンプーです。硫酸塩の中でも一番有害であるラウリル硫酸塩を使っています。
 シリコン含有度も高いことから、これはカラー毛にもダメージ毛にも、頭皮の弱い人にもおすすめできるシャンプーではありません。

■ハーバルエッセンス ナチュラルモイスチャーシャンプー
ラウリル硫酸Naが2番目という、H&Sなみに危険なシャンプー。
こちらは刺激をやや緩和する成分(ココアンホジ酢酸2Na)は入っているものの、ヤバイシャンプーであることに変わりはありません。髪や肌に残留するほどの浸透性を持ち、残留したアニオンとリンスのカチオンが反応することによって錯体を生成、キューティクルがどんどん浮き上がります。
洗浄力は通販番組の洗剤並み。皮膚深く浸透して残りやすく、肌荒れの可能性がもっとも高い成分が高配合です。

・・・今回はこの辺で。。。

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