美容室 ユニティ

 インフォメーションブログ

リンス・コンデショナー

2010-10-24 | シャンプー
昔、私位の年齢の方だと「リンスを洗面器の湯に溶かして薄めて使う」などといったことを経験された方もいるんでは(大汗

今はそんなことしないで下さいね。笑

今のリンスには、水に溶けにくい成分が多く含まれています。それを髪に塗布し、次に多量の水をかけた際に、その水に溶けにくい成分(シリコン等)が髪に吸着する仕組みになっているのです。
ですから、先に水に溶いてしまうと、そこで分離して、洗面器の淵にシリコンなど水に溶けにくい成分が付いてしまい髪への吸着率が極端に落ちてしまうのです。

これは、トリートメントも同じです。

また、使用時間ですが、リンスの場合、髪に塗布して直ぐに洗い流しても効果は同じです。しかし、トリートメントの場合、髪に塗布して3分ほど放っておいた方が、髪に浸透します。髪の表面で働くリンスと髪に浸透させなくてはいけないトリートメントとの違いですね。

リンスの中身は、、、水・乳化剤(界面活性剤)・高級脂肪酸・シリコン・油・エキスです。
またトリートメントの中身は、、、水・乳化剤(界面活性剤)・高級脂肪酸・シリコン・油・エキスです。

大きく分けると同じなんです(笑

ただシリコン重視か油重視かという差はあります。差っていうのは、単純に多く入っているといった量の問題ではなくて働きの違いなんですね。

リンスのシリコンは髪への吸着し指通りを改善する以外にも、すすぎの時の指通りの改善もあります。

一方、トリートメントの場合、シリコンを配合していない場合もありますね。。
逆に、リンスは油を添加していない場合もあり、トリートメントの場合、髪に浸透する油が選択的入っています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿