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洗いすぎ

2009-02-04 | シャンプー
前に、、お客様からこんな相談がありました。
「子供用のシャンプーを使っていますが、子供の頭皮が荒れてしまったんですけど。」

「フケ取り用のシャンプーを使ってますけどフケが逆に増えました。」

過剰な皮脂を取るためには洗浄力の強い石油系シャンプー、アルカリ性シャンプーがいいと思われがちですが、 あまり洗浄力が強すぎ必要以上に皮脂を取ってしまうことは、頭皮にとっては危険ということを、、何度か此処でお話しています。

皮脂(バリア層)を取りすぎることは、生体の抗体作用により、かえって皮脂の分泌を促してしまう結果になります。
30年以上前の日本人は、それほどシャンプーしてませんでしたが、、
頭皮が脂っぽくなる人は少なかった事からも、、その事実が伺えます。。

低刺激という言葉が、氾濫しています。しかし何をもって低刺激というのか?ガイドラインは?、、その辺が曖昧に感じるのは私だけではないでしょう。

また、シャンプーによっては、髪の毛や頭皮のタンパク質を壊す(分解)危険性があります。  

シャンプーを使わなくても、お湯で流すだけで頭皮や髪の汚れは普通落ちてしまうものです。 落ちないのは老化した角質と皮脂、整髪料ぐらいでしょう。洗浄力はそれほどでもなくても、 主成分が低刺激なシャンプーなら人間の皮膚に適度の脂と水分を残してくれます。 成分的に確かなシャンプーで汚れの度合によってシャンプーし、低温のお湯ですすぎをしっかりするのが正しい洗髪方法だと思います。

特にお子様の場合、すすぎが疎かになりがちです。。注意してみてください。

また洗浄力の弱いシャンプーでは、どうしても頭皮のベタつきが治らない、という人は、 シャンプー前にオリーブオイルや椿油などをつけてよくマッサー ジし、それからシャンプーする、 というのも1つの方法です。これなら、余分な皮脂を頭皮の表面に浮き立たせてから洗い落とせます。

また、他にも睡眠不足、過労などもフケの原因になりますので、気を付けてください。。



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