みなさん、お待たせしました。
人気沸騰中の特別企画、
「私はいかにして相場で30万円を失ったか」
の第五弾・最終回です。
前回(第四弾)からかなり日にちが経ってしまいましたが、
興味のある方は、過去のブログを読んでください。
------------------------------
2004年10月29日午前8時45分。
ウニ吉は、青い顔をしてパソコンの前で固まっていた。
持ち株であるパイオニア株が、ストップ安気配だったのだ…。
確か、その日の朝に読んだ日経新聞に、パイオニアの業績悪化の
記事が出ていたけど、まさかここまで株価が下がるとは…。
株の売買を始めて約2ヶ月になろうとしていたこの頃、
なんだかんだと既に20万円近くの損失を出していた。
妻も、損していることに薄々気付いているみたいだったけど、
投資にリスクは付き物だと理解していてくれたのか、
ウニ吉に何も言わなかった。
余計につらかった…。
何とかこの状態を挽回しようと、
むさぼるように株関係の本を読んでいた。
今考えると、ほとんどは無意味な本ばかりだったけど、
偶然にも立花義正さんの
あなたも株のプロになれる
という本に巡り合う事ができた。
この本を読んで驚いた。
立花さんは、パイオニア株「だけ」を売買して
生活費を稼ぎ、家を新築し、そして5億の遺産を残したのだ!
これまで、「騰がる銘柄を探す」ことこそ
株で成功する王道であると信じて疑わなかったけど、
立花さんは「技術こそ大事」だと主張している!!
確かに、パイオニア株だけを売買しているので
その主張にも説得力があるけど、それにしても
そんなこと、一瞬たりとも考えたことがなかった!!!
技術が大事なのかなぁと思い始めたウニ吉だったけど、
どうやれば技術が身につくのかはよくわからなかった。
とりあえず、立花さんの真似をしてみようと思った。
(↑今考えると、かなり無謀です。
未だに、立花さんのやり方はウニ吉の理想に近く、
とてもじゃないけど真似できません。)
という訳で、ウニ吉も
パイオニア株の売買をすることにした。
(↑思いっきり猿みたいですね。)
この頃、パイオニア株は2200円から2400円くらいを
行ったり来たりしていた。
とりあえず、「ナンピン買い下がり」もどきをしてみる。
2枚目が入ったところで少し戻った!
たった数千円の利益だったけど、ちょろいと思った。
すごく大事な何かに気付いたと思った。
生まれ変わったと思った。
妻にも、「何となく株のことがわかってきたかも」と
調子に乗ったことを言った事を覚えている。
でも、甘かった…。
再び下げ始めた。
一枚買い、さらに値が下がったのでもう一枚追加した。
そろそろ上がるんじゃない?
と根拠の無い期待で胸がふくらんでいた。
そして、冒頭に述べた暴落がやってきたのであった。
それでも、寄付きからストップ安にはならず、
「売り気配」のまま、時間と共にジリジリと
値が下がっていった。
ウニ吉の中で何かがはじけた。
ほとんど無意識のうちに、
「成り行き」で売り注文を出していた。
結局、1845円で寄り付いた。
前日の終値よりも、365円も安い値だ!
東証一部の値下がり率ランキング第一位!!
たった一日で10万円の損を出してしまった!!!
でも、負け惜しみで言うわけではないけど、
本当にすがすがしい気分になった。
なぜか、生まれ変われるような気がしたからだ。
妻にも、大損こいたことを正直に話せた。
この日を境に、明らかにウニ吉は変わった。
ウニ吉に何が足りないのかがわかったのだ!
そして、相場の正しい道に入れたような気がする。
------------------------------
ちょっと尻切れトンボのようですが、
これで特別企画の最終回はおしまいです。
この日を境に、怒涛の快進撃が始まりました。
(ちょっとラッキーな側面もあったけど。)
まず、100万円がたったの2ヶ月で
70万円になってしまいましたが、
年末までの2ヶ月のうちに損を取り戻しました。
簡単なようですが、これはすごいことだと思います。
だって、100万円が70万円になると30%の損ですが、
70万円を100万円にするには、40%以上の利益が必要です。
つまり、今迄の損のペースを上回る利益を得たわけです。
そして、今年(2005年)に入っても快進撃は続きます。
個々の銘柄で損を出すことはありましたが、
月単位では一度も損失になっていません。
たまに資金を追加していますが、
そのことをきちんと考慮に入れても
今のところ、今年の成績は年率44%の利益です。
資金量が少ないので、額は小さいですが…。
今振り返ると、いろんなことがあった一年でした。
でも、やっぱり一番良かったのは、
大事なのは「技術」だということに気付いたことでしょう。
さて、来年の今頃はどうなっていることやら。
大損こいて、株なんかやめていて、
このブログもなくなっていたりして…(核爆)。
人気沸騰中の特別企画、
「私はいかにして相場で30万円を失ったか」
の第五弾・最終回です。
前回(第四弾)からかなり日にちが経ってしまいましたが、
興味のある方は、過去のブログを読んでください。
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2004年10月29日午前8時45分。
ウニ吉は、青い顔をしてパソコンの前で固まっていた。
持ち株であるパイオニア株が、ストップ安気配だったのだ…。
確か、その日の朝に読んだ日経新聞に、パイオニアの業績悪化の
記事が出ていたけど、まさかここまで株価が下がるとは…。
株の売買を始めて約2ヶ月になろうとしていたこの頃、
なんだかんだと既に20万円近くの損失を出していた。
妻も、損していることに薄々気付いているみたいだったけど、
投資にリスクは付き物だと理解していてくれたのか、
ウニ吉に何も言わなかった。
余計につらかった…。
何とかこの状態を挽回しようと、
むさぼるように株関係の本を読んでいた。
今考えると、ほとんどは無意味な本ばかりだったけど、
偶然にも立花義正さんの
あなたも株のプロになれる
という本に巡り合う事ができた。
この本を読んで驚いた。
立花さんは、パイオニア株「だけ」を売買して
生活費を稼ぎ、家を新築し、そして5億の遺産を残したのだ!
これまで、「騰がる銘柄を探す」ことこそ
株で成功する王道であると信じて疑わなかったけど、
立花さんは「技術こそ大事」だと主張している!!
確かに、パイオニア株だけを売買しているので
その主張にも説得力があるけど、それにしても
そんなこと、一瞬たりとも考えたことがなかった!!!
技術が大事なのかなぁと思い始めたウニ吉だったけど、
どうやれば技術が身につくのかはよくわからなかった。
とりあえず、立花さんの真似をしてみようと思った。
(↑今考えると、かなり無謀です。
未だに、立花さんのやり方はウニ吉の理想に近く、
とてもじゃないけど真似できません。)
という訳で、ウニ吉も
パイオニア株の売買をすることにした。
(↑思いっきり猿みたいですね。)
この頃、パイオニア株は2200円から2400円くらいを
行ったり来たりしていた。
とりあえず、「ナンピン買い下がり」もどきをしてみる。
2枚目が入ったところで少し戻った!
たった数千円の利益だったけど、ちょろいと思った。
すごく大事な何かに気付いたと思った。
生まれ変わったと思った。
妻にも、「何となく株のことがわかってきたかも」と
調子に乗ったことを言った事を覚えている。
でも、甘かった…。
再び下げ始めた。
一枚買い、さらに値が下がったのでもう一枚追加した。
そろそろ上がるんじゃない?
と根拠の無い期待で胸がふくらんでいた。
そして、冒頭に述べた暴落がやってきたのであった。
それでも、寄付きからストップ安にはならず、
「売り気配」のまま、時間と共にジリジリと
値が下がっていった。
ウニ吉の中で何かがはじけた。
ほとんど無意識のうちに、
「成り行き」で売り注文を出していた。
結局、1845円で寄り付いた。
前日の終値よりも、365円も安い値だ!
東証一部の値下がり率ランキング第一位!!
たった一日で10万円の損を出してしまった!!!
でも、負け惜しみで言うわけではないけど、
本当にすがすがしい気分になった。
なぜか、生まれ変われるような気がしたからだ。
妻にも、大損こいたことを正直に話せた。
この日を境に、明らかにウニ吉は変わった。
ウニ吉に何が足りないのかがわかったのだ!
そして、相場の正しい道に入れたような気がする。
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ちょっと尻切れトンボのようですが、
これで特別企画の最終回はおしまいです。
この日を境に、怒涛の快進撃が始まりました。
(ちょっとラッキーな側面もあったけど。)
まず、100万円がたったの2ヶ月で
70万円になってしまいましたが、
年末までの2ヶ月のうちに損を取り戻しました。
簡単なようですが、これはすごいことだと思います。
だって、100万円が70万円になると30%の損ですが、
70万円を100万円にするには、40%以上の利益が必要です。
つまり、今迄の損のペースを上回る利益を得たわけです。
そして、今年(2005年)に入っても快進撃は続きます。
個々の銘柄で損を出すことはありましたが、
月単位では一度も損失になっていません。
たまに資金を追加していますが、
そのことをきちんと考慮に入れても
今のところ、今年の成績は年率44%の利益です。
資金量が少ないので、額は小さいですが…。
今振り返ると、いろんなことがあった一年でした。
でも、やっぱり一番良かったのは、
大事なのは「技術」だということに気付いたことでしょう。
さて、来年の今頃はどうなっていることやら。
大損こいて、株なんかやめていて、
このブログもなくなっていたりして…(核爆)。