今年もあとわずか。
振り返ると考え事をしすぎて体調を崩したり、ストレス倒れしたり。。。
どんな時間を過ごしても、時間は経っていくので、
ふらっと旅行をしてみることに。
今住んでいるシンガポールからお隣の国、マレーシアまではバスで20分ほど。
土曜日の1時半に出て、マレーシアの最南部のJBというエリアに到着。
その後は首都のKLまで行こう!
そんなことを気軽に考え、ホテルも家を出発する直前に予約し、プラッと出てみました。
こんな何も考えず出る旅が私は結構好きだったりする。
けど、周りの人には「危ないからやめときなぁ」って言われる。
もちろん、危険も覚悟の上です。
ってか、危険を覚悟しているのは正直旅行のときだけじゃない。
「明日があるか分からない。」ってそう思いながら毎日過ごしてる私にとって
どこにいても、毎日危険は隣にあると思っている。
だから発展途上国に行こうと、先進国に行こうと、どこに住もうと
自分の身は自分で守らなくりゃいけないことに変わりないんです。
誰かと一緒にいると時々そういうことを忘れちゃうけど
基本的には生まれたときに一人で生まれてきたように
死ぬときも誰かと一緒に死ねるわけではないから。
そ、それでそれで、
この計画性のない旅は、やっぱり最後まで計画性がなくて・・・
まず、道が混んでいたため、通常遅くても6時には着くのにKLに着いたのは9時半。
さすがマレーシア。
高速バスが全く高速じゃないし。
途中で意味も分からず4回も停まるし。(マレー語が分からないので隣の人に気軽に聞ける雰囲気もなくあきらめて寝てた。)
ホテルは駅に近くて助かったけど何も食べるものがなく、
ようやく見つけたお店は現地の雰囲気タップリの屋台で、
しかもインスタントヌードルで作ったミゴレンが5リンギット(180円)もするー!!っていう…
(日本の物価と比べないでください。こちらの人たちの1ヶ月の給料は約900リンギットから。)
この余計な疲れにうんざりして次の日はちょっと奮発してシンガポールに直行で帰るバスを予約。
そしたらやっぱり・・・4時間で着いた。
シンガポールとマレーシアの違いはここだ。
シンガポール提携の会社はまだいくらか時間に正確である。
帰りのバスの中、私は一体何をしにKLに来たのだろう…と考え、
結局考えることを忘れる旅にはならなかった。
でも、ちょっとだけ良かったのは
マレーシアにはやっぱりまだ怖くて住めない。
一人になる時間は時々あってもいい。
ちょっと危険、って感じるスリルが好き。
ということが分かったこと。
総じて私は「単純で気楽でポジティブでまだまだ人生を甘くみているところがある人」なのかも知れないが、
こういう自分も嫌いじゃないから
もうちょっとシンガポールでやってみよう、と決意することができた旅だった。
一人旅行もたまにはお勧めです。