どもども。

ところで、、
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、
先週のつづきです。
(思い入れが強すぎて、2週にわたってしまった、スマソ
)
陳凱歌(チェン・カイコー )と張芸謀(チャン・イーモー)を通して
中国映画を語ってみているんだけど、
先週は、
チャン・イーモー映画の面白さを訥々と語ってみた。
それだけ質がよかったところに、
余計な、邪魔なものが入ってくるのである。
さて、
「黄色い大地」でデビューしたチェン・カイコーは
「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)」という作品を発表する。
ここいら辺から
わたくしめの嫌いな時代に入ってくる。
「さらば、わが愛/覇王別姫」というのは
「覇王別姫」という有名な京劇の題目があるらしく(時々日本に来る)、
その舞台をやる2人の間にあの忌まわしい文化大革命の嵐が来て
昔からの演目しかやらない京劇は「反革命」との烙印を押され 云々。
という作品なんだけど、
製作に、いわゆる「ジャパニーズマネー」が入っていて
造りとしては、
「中国映画だけど中国映画っぽくない」映画に仕上がってしまった。
欧米や日本など向けに
ほらほら、こういう中国を見たかったんでしょう~!というステレオタイプな
仕上がりの映画なのです。
だから、
ハリウッド映画を観て、今まで面白くない映画がない
という方は
観れば面白いと思います。
ただ、
いままでのチェン・カイコーらしさは消し飛ばされたというか、
はっきりいって駄作だと思います。
そして、これから本題。
チャン・イーモーの作品で
糞ニーピクチャーズの1作目、
「あの子を探して」は観ていないので、
コメントカット。
チャン・イーモー監督作で
糞ニーピクチャーず2作目の
「初恋の来た道」
の、
完全ネタバレ解説。
まず、
色々な映画の手法を使ったパクリがある。
とまでいえば、わかる人には話がわかる(笑)
(申し訳なのか、
中国の片田舎が現場のはずなのに、
家の中にタイタニックのポスターが2枚もはってあって、大笑である
)
最後の葬列シーンもどこかで見た記憶が有るが
思い出せない。
確かに
あじえんすチャン・ツィイーはきれいだったし、
監督がそういう人だから
、
おんなのこは可愛く映っている。
(「可愛い女の子を前面に出したら喰いつきよかんべな路線」全開バリバリと言うこと
)
そのチャン・ツィイーの魅力に負けてしまう人は
観るといいと思う。
「本当に少女?」と思うような色目の使い方とか(笑)、
ゴーマンかました「弁当作戦」とか、
見所は満載だし、
チャン・ツィイーのプロモーションビデオかと思うような
美しい仕上げにはなっている。。
中国の田舎の景色もまぁいいでしょう。
実際の
荒涼とした中国の片田舎
と言うよりは、
それこそ「夢の中に出てきそうな」ぐらいの
きれいな風景で、人々の心も暖かい、
いい田舎です。
(なんてったって、「オズ」ですから:笑
)
原題は「我的父親母親」英題は「THE ROAD HOME」。
要するに、
「教師として赴任してきた男に一目ぼれして猛烈アタックを仕掛ける女の子の話」
であった、自分の父親母親を
その頃は、どんだけ素晴らすぃかったんでしょうねぇ
と、青年が懐古する話、
(あと、人格者としての父親を持ち上げる話)
なんだけど、
話としてもありきたりで、
チャン・イーモーらしくない。
(ジャパニーズマネーが入っているんだから、
「学園ドラマ」っぽくなるに決まっている:恥
)
話になんのひねりも進展もない。
ただ単にチャン・ツィイーが可愛いね、田舎が朴訥でいいね、
ってだけの映画です、
はっきり言って。
「さらば、わが愛/覇王別姫」の項にも書いたような
ほらほら、こういう中国を見たかったんでしょう~!というステレオタイプな
仕上がりの映画なのです。
「紅いコーリャン」から始まったチャン・イーモーのいいところを
全部ぶっ潰してしまったような
映画なのです。
この「初恋の来た道」という映画に関して、
以前おすぎが
スマステで
「こんな映画どこが面白いの
」と言ってたくせに
爆笑おすピー問題で
「わたしの嫌いな映画でも、いい映画はあるのよ~
」と
前言をひっくり返していたけど、
(あんた、そんなこと言うもんで、
どちらも降ろされたんでしょう!
)
もし、
どうしてもこの映画が観たいという人がいるならば、
この映画じゃないチャン・イーモーの作品を見てから
(「LOVERS」でもいいです
できれば「紅夢」)
この「初恋の来た道」を見てください。
そうすれば、
わたくしめの言っていることがわかると思うんですが。
この映画の製作:宣伝は
言うまでもなく
宣伝は世界一流な「コロンビア・ピクチャーズ = 糞ニーピクチャーズ」なので
新聞広告や
あじえんすチャン・ツィイーを前面に出したポスター作戦などで
かなり巷間に作品名だけは伝わっていると思います。
で、半分は糞ニーピクチャーズが広めた
「あの子を探して」で泣けた人は、この作品でも泣ける!
という宣伝文句で惹かれたと思う。
(はっきり言って、わたくしめもこの作戦に引っかかったので
見てしまったのです
)
そして、
中国の実情を知らず、
それこそ、映像の中の、
「夢の中」の、
上っ面だけのきれいな中国を見て、
それでもいいと思う人の
いいさくひんだな~
という感想が多いもんで、
(こういう人が、日本に映画界をだめにしているんだYo=
わかる??
糞ニーピクチャーズの「話題になりゃ、なんでもええーん、ちゃう?」路線を
支援しとるんだよ!!)
ワイヤーアクションなど、
単純なハリウッド受けを狙った
見た目の派手な映画に
製作が傾いて、
いい作品が淘汰されていくんだよなぁ~~
はぁ。
---------------------------------------------------------------------------
・総監督はチャンイーモー、五輪開幕式の担当者決まる(写真)
上記の通り世界的な映画監督ですので、
当たり前と言えば当たり前ですが、
期待は大です。



ところで、、
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、
先週のつづきです。
(思い入れが強すぎて、2週にわたってしまった、スマソ


陳凱歌(チェン・カイコー )と張芸謀(チャン・イーモー)を通して
中国映画を語ってみているんだけど、
先週は、
チャン・イーモー映画の面白さを訥々と語ってみた。
それだけ質がよかったところに、
余計な、邪魔なものが入ってくるのである。
さて、
「黄色い大地」でデビューしたチェン・カイコーは
「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)」という作品を発表する。
ここいら辺から
わたくしめの嫌いな時代に入ってくる。

「さらば、わが愛/覇王別姫」というのは
「覇王別姫」という有名な京劇の題目があるらしく(時々日本に来る)、
その舞台をやる2人の間にあの忌まわしい文化大革命の嵐が来て
昔からの演目しかやらない京劇は「反革命」との烙印を押され 云々。
という作品なんだけど、
製作に、いわゆる「ジャパニーズマネー」が入っていて
造りとしては、
「中国映画だけど中国映画っぽくない」映画に仕上がってしまった。
欧米や日本など向けに
ほらほら、こういう中国を見たかったんでしょう~!というステレオタイプな
仕上がりの映画なのです。
だから、
ハリウッド映画を観て、今まで面白くない映画がない
という方は
観れば面白いと思います。
ただ、
いままでのチェン・カイコーらしさは消し飛ばされたというか、
はっきりいって駄作だと思います。
そして、これから本題。
チャン・イーモーの作品で
糞ニーピクチャーズの1作目、
「あの子を探して」は観ていないので、
コメントカット。
チャン・イーモー監督作で
糞ニーピクチャーず2作目の
「初恋の来た道」
の、
完全ネタバレ解説。
まず、
色々な映画の手法を使ったパクリがある。
- オズの魔法使い
- タイタニック
とまでいえば、わかる人には話がわかる(笑)

(申し訳なのか、
中国の片田舎が現場のはずなのに、
家の中にタイタニックのポスターが2枚もはってあって、大笑である

最後の葬列シーンもどこかで見た記憶が有るが
思い出せない。
確かに
あじえんすチャン・ツィイーはきれいだったし、
監督がそういう人だから

おんなのこは可愛く映っている。
(「可愛い女の子を前面に出したら喰いつきよかんべな路線」全開バリバリと言うこと

そのチャン・ツィイーの魅力に負けてしまう人は
観るといいと思う。
「本当に少女?」と思うような色目の使い方とか(笑)、
ゴーマンかました「弁当作戦」とか、
見所は満載だし、
チャン・ツィイーのプロモーションビデオかと思うような
美しい仕上げにはなっている。。
中国の田舎の景色もまぁいいでしょう。
実際の
荒涼とした中国の片田舎
と言うよりは、
それこそ「夢の中に出てきそうな」ぐらいの
きれいな風景で、人々の心も暖かい、
いい田舎です。
(なんてったって、「オズ」ですから:笑

原題は「我的父親母親」英題は「THE ROAD HOME」。
要するに、
「教師として赴任してきた男に一目ぼれして猛烈アタックを仕掛ける女の子の話」
であった、自分の父親母親を
その頃は、どんだけ素晴らすぃかったんでしょうねぇ

と、青年が懐古する話、
(あと、人格者としての父親を持ち上げる話)
なんだけど、
話としてもありきたりで、
チャン・イーモーらしくない。
(ジャパニーズマネーが入っているんだから、
「学園ドラマ」っぽくなるに決まっている:恥

話になんのひねりも進展もない。
ただ単にチャン・ツィイーが可愛いね、田舎が朴訥でいいね、
ってだけの映画です、
はっきり言って。
「さらば、わが愛/覇王別姫」の項にも書いたような
ほらほら、こういう中国を見たかったんでしょう~!というステレオタイプな
仕上がりの映画なのです。
「紅いコーリャン」から始まったチャン・イーモーのいいところを
全部ぶっ潰してしまったような
映画なのです。
この「初恋の来た道」という映画に関して、
以前おすぎが
スマステで
「こんな映画どこが面白いの

爆笑おすピー問題で
「わたしの嫌いな映画でも、いい映画はあるのよ~

前言をひっくり返していたけど、
(あんた、そんなこと言うもんで、
どちらも降ろされたんでしょう!

もし、
どうしてもこの映画が観たいという人がいるならば、
この映画じゃないチャン・イーモーの作品を見てから
(「LOVERS」でもいいです

できれば「紅夢」)
この「初恋の来た道」を見てください。
そうすれば、
わたくしめの言っていることがわかると思うんですが。
この映画の製作:宣伝は
言うまでもなく
宣伝は世界一流な「コロンビア・ピクチャーズ = 糞ニーピクチャーズ」なので
新聞広告や
あじえんすチャン・ツィイーを前面に出したポスター作戦などで
かなり巷間に作品名だけは伝わっていると思います。
で、半分は糞ニーピクチャーズが広めた
「あの子を探して」で泣けた人は、この作品でも泣ける!
という宣伝文句で惹かれたと思う。
(はっきり言って、わたくしめもこの作戦に引っかかったので
見てしまったのです

そして、
中国の実情を知らず、
それこそ、映像の中の、
「夢の中」の、
上っ面だけのきれいな中国を見て、
それでもいいと思う人の
いいさくひんだな~

という感想が多いもんで、
(こういう人が、日本に映画界をだめにしているんだYo=

わかる??
糞ニーピクチャーズの「話題になりゃ、なんでもええーん、ちゃう?」路線を
支援しとるんだよ!!)
ワイヤーアクションなど、
単純なハリウッド受けを狙った
見た目の派手な映画に
製作が傾いて、
いい作品が淘汰されていくんだよなぁ~~
はぁ。
---------------------------------------------------------------------------
・総監督はチャンイーモー、五輪開幕式の担当者決まる(写真)
上記の通り世界的な映画監督ですので、
当たり前と言えば当たり前ですが、
期待は大です。



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