うみくら通信

四日市を流れる海蔵川をメインフィールドに活動する海蔵川探検隊・うみくらの活動ブログです。

白いハシブトガラス

2014-10-09 11:14:11 | 日記

みなさん、こんにちは。 朝晩がだいぶ冷え込んできましたね。 風邪などひかないようにご注意くださいね。

 

 さて、今回は昨日目撃し撮影に成功した白いハシブトガラスの模様をお伝えします。

みなさん、カラスって近くで見られる種は2種類いるって知っていますか? 一番身近でゴミを漁ったりするのはハシブトガラスっていう種類なんです。 また田んぼや畑で見かけるのはハジボソガラスっていう種類なんです。 体やクチバシの大きさや鳴き声で見分けがつきます。 ハシブトガラスの鳴き声は 「カァー カァー」 ハシボソガラスはちょっと濁って「ガァー ガァー」です。 カラスを見かけたらちょっと観察してどちらか見分けてみて下さいね。

さて、ハシブトガラスってゴミを漁っている姿はなんかイメージ悪いですよね? でもそれはある意味人間にも非があると思うのですよね。 ちゃんとゴミを片付けてなかったり、ゴミ出し時間を守らなかったり。 ちょっとカラスがかわいそうになってきますね。

今回マジマジとカラスを観察して以外にかわいい顔をしている事に気が付きました。 

  

今回撮影した個体は、目や口ばしの一部が黒いのでアルビノ(色素欠落)ではなく、白化個体みたいです。

7月頃から自宅周辺で隊員1号(長女ですね)が朝登校途中に何度か目撃していたのですが、僕自身実際になかなか見る事が出来ずにいました。8月初め頃、ようやく見る事ができましたが、仕事に行く途中で写真を撮ることが出来ませんでした。

 昨日のお昼頃、昼食を食べるために自宅に戻る途中に発見! 急いで家に戻りカメラを持って再び現地に行ったのですが、相手は空を飛ぶ鳥です。一緒の場所にいつまでもいることはありません。

 車を止めて待つこと10分、現れました! しかも目の前の電柱の上に! 急いでカメラを構え夢中でシャッターを押しました。

最初現地で見たときは全身白色でアルビノかと思ったのですが、飛んでいる時の羽根の先が黒いのが目に入ってきたので全身白化の個体だとわかりました。

 自宅近くでは数年前にも白化個体が目撃されていて(下の写真) 同じ個体かと思いましたが、写真を比べると微妙に違うところはありますが大変よく似ている様な・・・。 カラスの寿命はおおよそ10年から20年ほどといわれていますので、今回の個体と同じカラスの可能性もありますね。

 

自然界では白色などの目立つ色の生き物は天敵などに襲われる確率が高いので長生きできないと言われています。実際前回数年前に目撃した時は、仲間にいじめられて尾羽が無くなっていました。 今回のは立派な尾羽があったので同じ個体なら地位を確立したのかな?前回よりも堂々と飛んでました。 

 これからも元気に姿を見せてもらいたいですね。

 

 尚、日本野鳥の会のホームページでカラスの面白いページを見つけましたので是非読んで下さい。アドレスは

https://www.wbsj.org/nature/kyozon/karasu/yacho99/621.html  です。

 



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