久々の映画です。「プラダを着た悪魔」。
主人公にあんまり共感できなかったものの、まあまあコメディーとしてはよく出来ていたほうではなかろうかと。
お金はかかってます、間違いなく。
プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada )
2006年 アメリカ
原作 ローレン・ワイズバーガー
監督 デヴィッド・フランケル
製作総指揮 ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr 、カーラ・ハッケン 、
カレン・ローゼンフェルト
脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
音楽 セオドア・シャピロ
出演 メリル・ストリープ 、アン・ハサウェイ 、
エミリー・ブラント 、スタンリー・トゥッチ 、
エイドリアン・グレニアー ほか
公式HP:http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/
★ネタバレありです! 物語の核心部分に触れていますので、ご注意ください!★
今日はかわいいアン・ハサウェイにつられて、「プラダを着た悪魔」を見てきました。
いやー、目の保養になりました。服とかも。
アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリスト志望の女の子。ロースクール進学の話もあったほどの才媛だが、それを蹴ってNYでその方面の仕事を探していた。
・・・が、経験が無いせいなのか、企業から色よい返事はもらえずにいた。
その中で、返事があったのはある雑誌社のみ。ファッションに全く興味の無いのに、アンディは無謀にも業界屈指のファッション雑誌「ランウェイ」の編集長つきアシスタントの職を得るため、面接に行く。
そこで出会ったのは、とんでもなくサディスティックな女編集長、ミランダ。彼女はアンディのファッションセンスの無さに嫌味な発言を繰り返す。アンディは不採用と思ったが、どういうわけか形勢逆転、晴れて採用される。
それが彼女の運のツキ(?)。24時間、公私の区別無く無理難題を言いつけられるアンディはストレスでパンク寸前。それでも、「この業界に一年いれば、どこでもやっていける(はず)!」という信念の元、彼女はミランダの要求に応えていく。やがて彼女が一人前のアシスタントとして成長した時、待っていたものとは。
いやー、典型的なchick flick(女性向け映画)でした(笑)
軽いつくりなのはいいとして、映画というよりも「ちと出来の悪い少女マンガ」みたいな展開が気になった・・・。
ストーリーは「ファッション以外なんもねえ~!」というのが私の結論なんだけど(笑)
いやー、アン・ハサウェイ扮するアンディに共感できなかった。
まず、アンディのやり方にあんまり納得がいかない。
ファッションに対する知識も興味もないのに、ああいう仕事に就こうとすることからして・・・。暴挙だな。
アンディが生活に困ってて、早く仕事をもらわなくちゃと思ってたふしはあるので、仕方ないけど。スタイリッシュに作る以上、その辺の悲壮感をあんまり出さなかったのは吉か凶か・・・? ううむ。
彼女が「何にも考えてない」ように見えるのもよくないのかなあ。頭いいのにアホでしょ、あんた。とツッコミたくなるのね。
この辺はスクリプトの甘さもあるんですが、自分の希望のキャリアにつけない彼女が、全くと言っていいほど不満を募らせていないように見えるし、そういう自分のキャリアに対する欲求を抑えつけてでも、ミランダのもとで頑張っていこうという理由もわかんない。「一年ここで頑張ればどこでも通用する」「ミランダの鼻をあかしたい」ってだけじゃ、説得力がないような・・・。
彼女がファッション業界が「おもしろい」って思うようなところがひとつでもあるようなスクリプトになってたら、もうちょっと良かったと思うのですが。
あるいは、ミランダが(プライベートはともかく)プロとして一流であるところをもっと具体的に見せてほしかった。
「仕事が出来る」と思えるところが具体的に出てこなくって、その辺が周りの人たちの相対評価だけっていうのが納得いかないんですよね。あれじゃただのサディストでしょ。ミランダが尊敬できる仕事人であるところも出してほしかったなあ。
あと全体的に、「仕事」というものに対してネガティブなアプローチでいってるような気がしてならないんですよね。だから見たあとにモヤモヤ感が・・・。
「出世したら人生終わりよ」っていってるようにも取れてしまってねえ・・・。
結局「冷徹な仕事人間になるのが嫌で辞めた」っていうのはわかるけど、アンディのあの仕事の放り出し方はないと思う。私としては、絶対に許せません。
プロなら最後までやり遂げろ。
どっちかっていうと、ちょっと嫌味な同僚・エミリーのほうが、ひたむきで好きだった。友達にはなれないと思うけど(笑)
残業中に"I love my job, I love my job, I love my job..."と言い聞かせながらパソコン打ってるのがおかしかった。私も全く同じことしたことアリ(笑)
それでも「まあまあかな」と思えたのは、なんといっても全体的にスタイリッシュに作ってあるからでしょうか。テンポもいいですし。みんな着てる服がかっこいいので、ついつい見入ってしまう。
"Sex and the city"の人の衣装さんがコーディネートしてるって言ってた? なんか納得~。
役者さんに関しては、メリル・ストリープの存在感が際立っていた。あの人が画面に立つだけで「ぴしっ」とする感じがいいなあ。顔がもともと悪そう(笑)なので、ああいう意地悪そうな役はハマリだす。
しかし・・・アン・ハサウェイはかわいらしすぎて。「私太ってるから」って連呼されても・・・説得力ありませんから! 残念!(ちょい古)どこが太ってるっつうの?
そして、普通以上にかわいいじゃんよ! 最初のダサダサの格好だって、普通にかわいく見えてしまって(笑) まああとのほうのスタイリッシュな格好は特にかわいく見えたんだけど・・・。最初をもっとダサくしてもよかったような気が。
ま、ええか。かわええから。
反面、男性陣が・・・。特にアンディの彼氏のネイトと、彼女に言い寄るクリスチャン。あんまり私の好きな顔でなかったのが残念。
ファッションもかわいいめなら、ストーリーもそれに見合っててかわいいめでいいかな・・・って感じの一作でした。ま、こんなもんでしょう。
原題は・・・"The devil wears Prada"(その悪魔はプラダを着る)ってことですが、あの人たち、プラダ着てた? その辺よくわかんなかったですが、やっぱり服がかわいい! 特に最初に変身(?)した時に履いてたレギンスみたいなシャネルのブーツと、ランスルー(?)の時に着てたミニ丈のワンピース! ああいうかわいい服着てみたいです。買えんが。
それと、imdbと私の記憶の中から、「使えそうなセリフ」です。
ネタバレにはならんと思いますが、気になる方は飛ばしてしまってください。
"You're whining."(君はグチを並べてるだけだ)。
"I'm just one stomach flu away from my goal weight."(風邪がお腹にきたら、理想の体重になるんだけど)
'Who is that "sad" little person? Are we doing a before-and-after piece I don't know about? '(あの「ひどい」子は誰? 僕が知らないうちに「ビフォアアフター」の特集でもやってるのか?)
"A million girls would kill for this job. "(この仕事のためなら何でもするって女性はごまんといるわ)←このセリフがいたるところに出てきます。
"You have some very large shoes to fill. I hope you know that. "(前任者が抜けた穴は大きいわよ。わかってると思うけど)
"I don't care if you were pole-dancing all night, as long as you did it with some integrety! "(きみが誠実に仕事をこなしてるっていうなら、一晩中ストリッパーでも構わないよ!)
主人公にあんまり共感できなかったものの、まあまあコメディーとしてはよく出来ていたほうではなかろうかと。
お金はかかってます、間違いなく。
プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada )
2006年 アメリカ
原作 ローレン・ワイズバーガー
監督 デヴィッド・フランケル
製作総指揮 ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr 、カーラ・ハッケン 、
カレン・ローゼンフェルト
脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
音楽 セオドア・シャピロ
出演 メリル・ストリープ 、アン・ハサウェイ 、
エミリー・ブラント 、スタンリー・トゥッチ 、
エイドリアン・グレニアー ほか
公式HP:http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/
★ネタバレありです! 物語の核心部分に触れていますので、ご注意ください!★
今日はかわいいアン・ハサウェイにつられて、「プラダを着た悪魔」を見てきました。
いやー、目の保養になりました。服とかも。
アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリスト志望の女の子。ロースクール進学の話もあったほどの才媛だが、それを蹴ってNYでその方面の仕事を探していた。
・・・が、経験が無いせいなのか、企業から色よい返事はもらえずにいた。
その中で、返事があったのはある雑誌社のみ。ファッションに全く興味の無いのに、アンディは無謀にも業界屈指のファッション雑誌「ランウェイ」の編集長つきアシスタントの職を得るため、面接に行く。
そこで出会ったのは、とんでもなくサディスティックな女編集長、ミランダ。彼女はアンディのファッションセンスの無さに嫌味な発言を繰り返す。アンディは不採用と思ったが、どういうわけか形勢逆転、晴れて採用される。
それが彼女の運のツキ(?)。24時間、公私の区別無く無理難題を言いつけられるアンディはストレスでパンク寸前。それでも、「この業界に一年いれば、どこでもやっていける(はず)!」という信念の元、彼女はミランダの要求に応えていく。やがて彼女が一人前のアシスタントとして成長した時、待っていたものとは。
いやー、典型的なchick flick(女性向け映画)でした(笑)
軽いつくりなのはいいとして、映画というよりも「ちと出来の悪い少女マンガ」みたいな展開が気になった・・・。
ストーリーは「ファッション以外なんもねえ~!」というのが私の結論なんだけど(笑)
いやー、アン・ハサウェイ扮するアンディに共感できなかった。
まず、アンディのやり方にあんまり納得がいかない。
ファッションに対する知識も興味もないのに、ああいう仕事に就こうとすることからして・・・。暴挙だな。
アンディが生活に困ってて、早く仕事をもらわなくちゃと思ってたふしはあるので、仕方ないけど。スタイリッシュに作る以上、その辺の悲壮感をあんまり出さなかったのは吉か凶か・・・? ううむ。
彼女が「何にも考えてない」ように見えるのもよくないのかなあ。頭いいのにアホでしょ、あんた。とツッコミたくなるのね。
この辺はスクリプトの甘さもあるんですが、自分の希望のキャリアにつけない彼女が、全くと言っていいほど不満を募らせていないように見えるし、そういう自分のキャリアに対する欲求を抑えつけてでも、ミランダのもとで頑張っていこうという理由もわかんない。「一年ここで頑張ればどこでも通用する」「ミランダの鼻をあかしたい」ってだけじゃ、説得力がないような・・・。
彼女がファッション業界が「おもしろい」って思うようなところがひとつでもあるようなスクリプトになってたら、もうちょっと良かったと思うのですが。
あるいは、ミランダが(プライベートはともかく)プロとして一流であるところをもっと具体的に見せてほしかった。
「仕事が出来る」と思えるところが具体的に出てこなくって、その辺が周りの人たちの相対評価だけっていうのが納得いかないんですよね。あれじゃただのサディストでしょ。ミランダが尊敬できる仕事人であるところも出してほしかったなあ。
あと全体的に、「仕事」というものに対してネガティブなアプローチでいってるような気がしてならないんですよね。だから見たあとにモヤモヤ感が・・・。
「出世したら人生終わりよ」っていってるようにも取れてしまってねえ・・・。
結局「冷徹な仕事人間になるのが嫌で辞めた」っていうのはわかるけど、アンディのあの仕事の放り出し方はないと思う。私としては、絶対に許せません。
プロなら最後までやり遂げろ。
どっちかっていうと、ちょっと嫌味な同僚・エミリーのほうが、ひたむきで好きだった。友達にはなれないと思うけど(笑)
残業中に"I love my job, I love my job, I love my job..."と言い聞かせながらパソコン打ってるのがおかしかった。私も全く同じことしたことアリ(笑)
それでも「まあまあかな」と思えたのは、なんといっても全体的にスタイリッシュに作ってあるからでしょうか。テンポもいいですし。みんな着てる服がかっこいいので、ついつい見入ってしまう。
"Sex and the city"の人の衣装さんがコーディネートしてるって言ってた? なんか納得~。
役者さんに関しては、メリル・ストリープの存在感が際立っていた。あの人が画面に立つだけで「ぴしっ」とする感じがいいなあ。顔がもともと悪そう(笑)なので、ああいう意地悪そうな役はハマリだす。
しかし・・・アン・ハサウェイはかわいらしすぎて。「私太ってるから」って連呼されても・・・説得力ありませんから! 残念!(ちょい古)どこが太ってるっつうの?
そして、普通以上にかわいいじゃんよ! 最初のダサダサの格好だって、普通にかわいく見えてしまって(笑) まああとのほうのスタイリッシュな格好は特にかわいく見えたんだけど・・・。最初をもっとダサくしてもよかったような気が。
ま、ええか。かわええから。
反面、男性陣が・・・。特にアンディの彼氏のネイトと、彼女に言い寄るクリスチャン。あんまり私の好きな顔でなかったのが残念。
ファッションもかわいいめなら、ストーリーもそれに見合っててかわいいめでいいかな・・・って感じの一作でした。ま、こんなもんでしょう。
原題は・・・"The devil wears Prada"(その悪魔はプラダを着る)ってことですが、あの人たち、プラダ着てた? その辺よくわかんなかったですが、やっぱり服がかわいい! 特に最初に変身(?)した時に履いてたレギンスみたいなシャネルのブーツと、ランスルー(?)の時に着てたミニ丈のワンピース! ああいうかわいい服着てみたいです。買えんが。
それと、imdbと私の記憶の中から、「使えそうなセリフ」です。
ネタバレにはならんと思いますが、気になる方は飛ばしてしまってください。
"You're whining."(君はグチを並べてるだけだ)。
"I'm just one stomach flu away from my goal weight."(風邪がお腹にきたら、理想の体重になるんだけど)
'Who is that "sad" little person? Are we doing a before-and-after piece I don't know about? '(あの「ひどい」子は誰? 僕が知らないうちに「ビフォアアフター」の特集でもやってるのか?)
"A million girls would kill for this job. "(この仕事のためなら何でもするって女性はごまんといるわ)←このセリフがいたるところに出てきます。
"You have some very large shoes to fill. I hope you know that. "(前任者が抜けた穴は大きいわよ。わかってると思うけど)
"I don't care if you were pole-dancing all night, as long as you did it with some integrety! "(きみが誠実に仕事をこなしてるっていうなら、一晩中ストリッパーでも構わないよ!)
DVDになったら、格安レンタルの日に借りて
観てみようか…と思います。
アン・ハサウェイ、確かにスタイルよすぎですよね。
それで太っている…という話になるなんて、
多くの女性が「ちょっと待て」と思うのでは。
(ファッション誌の編集者まで、スーパーモデル並みの
スタイルを保つのが普通なんでしょうか?
だとしたら、すごい世界なんだなぁ…)
いや、アンディを好きになれれば、結構面白いと思うんですよね。ただこう・・・釈然としないんですよね。彼女の生き方が好きになれないっていうか。
軽めのコメディが好きな方にはオススメです。
ファッション業界・・・うーんどうなんですかね?(^^;
確かに太ったプレスの人って、ファッションショー関係のニュースじゃあまり見ないかも。
厳しい世界なのかなあ?
映画の中でも、みんなダイエットに励んでるようなセリフはありましたが・・・。
事前情報だと、アンがいろんな服を着るみたいなので、それを観るのも楽しみですね~
早く観たいんですが、他にも見逃し中が溜まってまして・・・
さらに予定外の作品を観ちゃったり。(今日も「天軍」なんか観ちゃって・・・)
これは見逃せません!
客の入りがどうなんだろう?って感じなので、思ったよりも早く終わってしまうかもしれません(汗)
お気をつけて。
>「天軍」
あっ、知らない作品!
どうでしたか? またそちらのブログで教えてください。
あとはしつこいようですが「トゥモローワールド」、それと「麦の穂を揺らす風」かなあ。
「王の男」も見たいような・・・。
いやいや、まあまあ良かったです。
どっちに共感するかと言うと・・・・
アンの彼氏ですね(笑)
仕事仕事じゃイヤになるのも解る。
ああいう世界は独特の価値観があるのかも。
アンの面接時の服装も、キレイ系とは対極だけど、それはそれで良いのにね~
でも、予告でやってたシーン。
アンが下着姿のモデルの隙間を通るシーン・・・
あったっけ?
寝てたのかも・・・
当然のように僕のブログ記事は、まだまだ先です・・・
あっ、mixiですが、結局外部ブログに設定して、元のブログの記事を反映させる事にしました。
この場合、mixiで記事を書くことは不可能ですよね?
「記事を書く」ボタンが消えました・・・
映画は「どれだけいらんシーンをカットするか」というのにかかっているのはご存知だと思います。
で、本編には使われなかったシーン、たっくさん予告に使われたりします。
(「ノッティング・ヒルの恋人」の予告なんてすごかったですけど・・・本編にないシーンばっかり)
なので、その下着モデルのシーン、多分本編でカットされた「未公開映像」だと思います。確実に本編では出てきてません。
アンディの彼氏。もうちょい顔が好みだったら、彼の怒りにも共感出来たと思うんですけどね(笑)
「そんなこと言うやつは別れりゃいーじゃん」と、途中で思ってしまったのはナイショにしといてください(笑)
面接の時の服装は、私もアレはアレでいいと思うんですけどね。それより、髪がボサボサなほうがいただけなかった・・・(^^;
おーじろーさんのブログのほうも、楽しみにしてますね!
(いろいろ見てるから、整理するのも大変だと思いますけど、(^^))
先週末のパンク騒ぎで「カジノ・ロワイヤル」が見れなかったのはイタイです・・・。
見たい~!!
>みくすぃ~
あ、やっぱりそうされましたか。
そうそう、外部ブログをつなぐと、ミクシィに日記は投稿できなくなっちゃうんですよね。
ま、みくすぃ~は他の人の日記をROMってるだけなので、「ま、ええか」って感じです。(笑)
やっぱり、みくすぃ~の閉鎖的な感じは好きになれないです・・・。