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ショウジョウトンボ

2008-08-21 01:02:53 | 昆虫



ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)
アカトンボと呼ばれるトンボは、
実はかなり多くのトンボの種類の総称だ

ナツアカネは夏から体が赤いが、アキアカネは暑い夏の間は
比較的気温の低い山間部で、黄色というかオレンジ色の体で
過ごしている
30度を超える気温では生きていけないそうだ
晩夏の気温が涼しくなってから、体をあかね(茜)色に染めて
山をおり平地に下ってくる

ショウジョウトンボは真っ赤な体で夏を彩るアカトンボだ

ネットのすごさは、いや、この世の中のすごさは
トンボについて素晴らしい情報を発信している人たちが居ることだ

その一つの「とんぼBLOG」には
わかりやすい解説と写真でトンボの生態を知ることが出来る

ショウジョウトンボについてはショウジョウトンボのページに
詳しい解説がある

いゃあ、これだけの情報を画像を自らの足で調べて、
ネットで公開する人たちには、ただただ、脱帽である



クロスジギンヤンマ

2008-08-19 00:58:01 | 昆虫
またまた、昆虫ネタである

ボランティアの会合の後に駐車場へ戻ると
ギンヤンマが悠然と回遊している

でっ、慌ててカメラで追いかけたが、なかなか姿がカメラで捉えられない

回遊飛行を待ちかまえてカメラのファインダーに捉えても
オートフォーカス(AF)が間に合わなくて
シャッターを切るどころではないのだ

駐車場の管理人が、良い大人がトンボと戯れてると
笑っている

施設の傍に小さな池がしつらえてあり、トンボたちは
そこにくるメスを待ちかまえているようだった

池にはオオシオカラトンボとショウジョウトンボが飛んでおり
白と赤で彩りを添えていた

突然、大きなトンボが飛んできて、アカトンボもオオシオカラトンボも
反応して飛びたち、にぎやかな空中戦が始まった

大きなトンボ(クロスジギンヤンマ)は、水草の茎に留まって
産卵を始めた



あいにく、光の差さない影だったので、
余り鮮明な写真が得られなかったが
とりあえずは、産卵シーンと飛んでいるところを
撮ることが出来た



それにしても、飛んでるトンボって撮れないものだな
産卵シーンにしても、はっきりと全体の姿が写り込むような
よい条件はなかなか無いものだ

今日もオオシオカラトンボが連結して飛行している姿を見かけたが
小さな築山の陰に入って撮れずじまい

その後の飛びながらの産卵シーンも、撮ってみたがイマイチであった

この後の課題は、連結してマルイ姿で二匹で飛んでいるシーンと
飛びながらの産卵シーンを鮮明に撮ることかな

セミの夏

2008-08-15 21:30:44 | 昆虫
トンボを撮っていたらミンミンゼミが、池の傍の樹で鳴いていた
お腹をプクプクと動かしている
お腹が蛇腹のように伸びたり縮んだりする度に
「ミーンミーン・・・」と煩いほど大きな鳴き声をだす

何年もの長い間、土の中で過ごし地中に出てからの10日余りの短い命

精一杯生きている姿は、好いものだ

飛んでるトンボ

2008-08-14 10:37:42 | 昆虫


トンボは飛んでるのが当たり前だけれど
飛んでいるところを写真に撮るのは、意外と難しい

シオカラトンボが水辺の石に留まっていて、飛ぶものが近づくと
パッと飛びたって、オスなら縄張りから追い出し
メスなら連結しようとして、待機しているのだ
黄色いチョウチョが飛んできても反応してた

飛来するのは、ほとんどがオスで、追い出そうと追いかけて
そして、元の留まる場所に戻ってくる

留まる前に、辺りを伺うように飛び、
ホバリング(同じ所に止まって飛ぶ)をする

何度か、カメラで追いかけて、やっとレンズの中にトンボを捉え
連写した結果である

この後、メスが飛来し連結、交尾飛行、産卵のシーンが展開したが
まったく、カメラで捉えられなかった

シオカラトンボのオスは、メスが尻尾で水面を叩きながら産卵するのを
上を飛びながら、守っている
なかなか、紳士じゃん

今度は、なんとか連結飛行と産卵シーンを撮りたいな

トンボ

2008-08-12 09:28:02 | 昆虫


小さな遊水池のシオカラトンボ
ずいぶんと羽が傷んでいる
トンボのオスは水辺の枝などに留まって縄張りを作る
そこに飛来するメスを尻尾の鈎で頭の後ろをつかんで
交尾し、産卵するためだ

当然オス達は水辺が見渡せる良い条件の所を
縄張りとして確保するために、縄張り争いをする



トンボの飛んでいるところを撮ろうとチャレンジした
なかなか、動くトンボはカメラで録らえられない

留まっているトンボにちょっかいをかけて、追い出し
自分の縄張りに使用と元気なオスが現れた

良いチャンスとねらいを定めて待つことしばし
やっと何枚か飛んでいるシーンを撮れた
しかし、ぴったりとピントが合い、躍動感のあるショットは
撮れなかった

もっと、時間をかければ何とかなりそうだけれど
夜勤明けの寝ぼけた眼で、素早い動きをするトンボを
良い状態で撮るのは、至難の業だ

それに、ヤブ蚊が居るのだ
むき出しの二の腕に容赦なく襲いかかられて
集中出来ないこと、おびただしい

池には在来種のクロメダカが保護を兼ねて放されているので
ボウフラは生きていけないと思っていたが
そう簡単には、いかないようだ

まあ、シャッタースピード優先で(1/1000)絞り5.6位で
連写をすればなんとかなりそうだと解ったので
また、挑戦してみよう


アカトンボ

2008-08-10 23:23:47 | 昆虫


仕事が終わって駐車場に戻ると、植え込みのサクラの枝のてっぺんに
アカトンボが留まっていた

真っ青な空と赤いトンボは冷房の効いたビルから
真夏のジリジリとした日差しの中に踏み出した私を
なにか、ほっとさせるものがある

でっ、ふと思いついて、隣の施設の遊水池に立ち寄ってみた

シオフキトンボやシオカラトンボが水辺で飛び回っていた
浅い池にはガマが植えられていて固くなったガマの穂が
ウインナーの様に見えるのは、原が減っている証拠かも

黒メダカが泳ぎザリガニがそろそろ歩く池の風景は
遙か子供時代のありふれたものだった

たかだか、50年で日本の自然は激変してしまった
田んぼでドジョウを掬い、小川でフナを釣り、
悪童どもで川をせき止めて、「かいぼり」をして
フナやウナギを掴まえた子供時代を過ごした

ノスタルジックな感慨にふけっている私を現実に戻したのは
ヤブ蚊の一刺しだった

赤とんぼも色々な種類があるようだけれど、やはりこの赤い色は
好いものだ

・・・・・

赤とんぼが、そろそろ群舞する秋が近づいてきているのかな


アブラゼミの脱皮

2008-08-08 01:49:03 | 昆虫
昆虫は幼虫期と成虫期の間に劇的な変態がある
それが脱皮だ

先日木の枝に残ったセミのヌケガラを見て
俺みたい・・・ なんてうつろに考えた

でっ、昨日の夕方に、なんとアブラゼミの幼虫が
庭の隅に置いた発泡スチロールのトロ箱にはい昇っているのを見つけた

樹がそこそこある我が庭で、選りに選ってトロ箱とは・・・・

背景がトロ箱では様にならないがよく見ると
もう既にアタマの部分から脱皮を始めてた

それなりに樹の枝に移せば、まれに見る「作品」が撮れるけれど
脱皮を始めてしまっていれば、既に遅しである

七時頃から9時の私の仕事に行く時間まで撮ったが
この画像は9時過ぎの羽の色が茶色に変わり始めた頃の
写真だ

次の日の朝、戻ったときには既に殻を残して飛びたった後だった


脱皮の経過については画像掲示板に後で貼ることにする

セミのヌケガラ

2008-08-03 23:01:10 | 昆虫



蝉(セミ)の脱け殻が 低い庭木に残ってる

アブラゼミかミンミンゼミか?定かではない

地中で過ごした後、夏の気配を感じてはい出して

固い殻を破り羽ばたける羽を得る

脱け殻の様な最近の私を尻目に

抜け出したセミたちは

夏を夏らしくさせる鳴き声で

日本の四季を演出している

ハグロトンボ

2008-08-01 21:10:08 | 昆虫
畑の側の川筋でトンボを探してたら
10m下の流れの石の上に「ハグロトンボ」が留まっているのを見つけた

ちょっと遠かったけれど、なんとか撮ることが出来た





このトンボを初めて見たときは、驚いた
トンボの飛び方はスイスイと素早いものなのに
ハグロトンボは、ひらひらとチョウチョの様な飛び方だったからだ

私が幼かった頃、訳は分からないが夏休みに千葉の父の実家に
預けられたことがある
兄弟と離れ、独りおばあちゃんの棲む小さな漁師町でひと夏を過ごした

寂しい思いをしながらも、近所の腕白小僧たちが
海に山に、草原に連れて歩いてくれて、それなりに楽しい夏休みを
過ごした

ある日、腕白小僧が連れて行ってくれたのが、綺麗な水の流れる小川で
そこで見たのが「ハグロトンボ」だった

私にとってのトンボの王様はなんと言っても「オニヤンマ」だ
次ぎに「ギンヤンマ」なんだ



母方の実家のある漁村の砂浜に群れ飛ぶ沢山のオニヤンマとギンヤンマも
忘れることが出来ない
・・・・・

まあ、ハグロトンボは、私にとって妖精の様な存在だな

夏の思い出は虫にまつわる物が多い
何時までも、その虫たちの棲める自然を残して
毎年、真っ黒になって遊び回った幼い頃の思い出に繋げておいて欲しい