【2006.9.9】
8月29日、愛媛武道館1日目。私はこの日、宇多田ヒカルが見せた笑顔を一生忘れないと思う。これまで彼女の笑顔はたくさん見ているはずなのに、この日の彼女の笑顔は特別だった。アンコールを終え、ステージ前に出てメンバーと手をつなぎ、みんなにあいさつを済ませた時の笑顔。「ありがとう」と何度も言ったあとにこぼれる笑顔。みんなに手を振って、会場を見渡した時の笑顔。そして、ステージから姿を消す直前に、もう一度客席を振り返った時に見せてくれたとびきりの笑顔。 ツアーが後半戦に突入してから一時喉の調子を心配する声がファンからあがり、きっとそのくやしさがずっと彼女の心を支配していたであろう日々・・・。けれど、この日の彼女は笑顔を見せてくれた。約6年ぶりの全国ツアーはライブ経験が少ない宇多田ヒカルにとって、様々な経験(それは嬉しい出来事も辛い出来事も)が彼女の気持ちを日々遥らしていたはず。だからこそ、彼女が見せてくれたこの日の笑顔は、宇多田ヒカルの素直な気持ちが真っすぐに伝わってくる笑顔だった。自分の出し切れる力、持っている力を全部出し切った時の笑顔はとても清々しい。長かったツアーも、もうすぐファイナルを迎える。そのファイナル公演でも宇多田ヒカルの清々しい笑顔がたくさん見られますように。そして、みんなの笑顔がいっぱい見られますように・・・。
松浦靖恵
ヒカルさん、そしてみんなの弾ける笑顔に会いたいな。
ヒッキーを良い意味で叱咤激励してください。
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