ーー「ケンタウロス」流行による第8波は来るのでしょうか?
「今のところ、8月末にはケンタウロスウイルスが第8波として出てくる可能性が大いにあります。 今年6月にインドで発見され、今までのオミクロン株BA.5の3.24倍の感染力があるとされている。 インドでは今のところ、約2割を占めており、イギリス、アメリカ、フランスなどでも検出されて増加しています。 日本でもBA.5のピークアウトのあと、8月末から徐々に目立ち、9月中には拡大する可能性があります。 今までインド、イギリス、アメリカなど21の国で報告されています。 国内でも東京4人、大阪、愛知、京都でも報告があり、多くは入れ替わってくるものと思われます。 ケンタウロスウイルスは今までのワクチンを打っても、感染予防効果は3分の1しかありません。 今まである抗体がそのケンタウロスウイルスに結合して感染を防御する能力が3分の1しかないので、流行は防げないでしょう」
ーー「BA.2.75」はなぜワクチンの効果が 薄いのでしょうか。
「『BA.5』よりS(スパイク)たんぱく部位のアミノ酸が2つ変異を起こしたコロナウイルスとされるからで、この2つの変異により、今までのワクチン接種で出来た抗体の感染予防効果が少なくなっています(約3分の1)」
ーー今後の日本の政策について思うことは?
「モデルナやファイザー社のワクチンに頼るばかりではなく、国内でのワクチン業者を育てるためにも、国産のワクチンを使用するように臨床試験の方法など制度に変えなくてはなりません。 いつまで経ってもワクチンが外国に負けます。 このように多くの陽性者がいれば、ウイルスは生き残るために変異を繰り返しますから、国内初の新型コロナウイルスが次から次へと出てきます。 例えば国内のKMバイオ社でもワクチン技術はありますから、オミクロン株も交えたワクチンをすぐ作れるはずです。 医療行政と共に国内のワクチン許可政策を変えていかなければ、日本はいつまで経ってもこのウイルスを克服できないような国になってしまいます。 思い切って、アジアと連携し、国内でⅠ〜Ⅱ相試験を行い、Ⅲ〜Ⅳ相試験は東南アジア、インド、インドネシアなどの人々と共同開発をしていけば、日本製ワクチンの開発が間に合います。 国内ワクチン研究者として大きな不安を持っています」<一部抜粋>
治療薬も国内生産が望ましいけどまだですかね。
収束の兆しも不透明ですし できる限りの自衛をしましょう。
gooニュース
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