ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00059征服③

2020年10月17日 14時08分56秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00059征服③


3人組は、神海を体育館の裏に連れて行った。

「神海。
 お前は、この学校に転校してきたばかりなのに、
 俺たちに挨拶なしか?
 挨拶しろ。
 俺らと友達に成ろうぜ。
 そして、俺らに完全に服従しろ。」
鬼瓦は言った。
「君らこそ私に従うのだ。」
神海は、落ち着き払って静かに言った。
「何ぃ。そう言う態度が気に入らないんだよ。」
鬼瓦は、突然突進し殴(なぐ)り掛かった。
神海は、落ち着いて右に避(よけ)けた。
そして、右手を上段に構え、力を入れる。
右手は、銀色に光り、その腕を光の棒が伸びて包んだ。
「なんだそれは?」
鬼瓦は、掴みかかる。
それを神海は、またかわしながら右手の光の棒で胴を打ちのめした。
鬼瓦は、お腹をおさえて、うずくまった。
「うぅ。やろう。」
神海は、更に打ちのめすべく、近づいて行く。
カマキリと豆タンクは、恐れおののいていた。
「その右手は何だ?
 そんなの卑怯(ひきょう)だぞ」
神海は、更に近づく。
殺気が漂う出て来る。
「まだやるなら、懲(こ)りるまで打ちのめす。」
神海の声が冷徹に響く。
「分かった。
 分かりました。
 :
 謝ります。」
鬼瓦は、お腹が強烈に痛い。
神海は、一言いう。
「これで、僕らは友達だ。
 ははは。」

つづく。 次回(企てられたアクシデント①)


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