ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00055転校生②

2020年01月19日 11時40分51秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00055転校生②

神海は、本もノートも持ってきていなかった。
手ぶらである。
けど、困った様子はない。
真奈美は、そう言う神海の様子を見ていた。
見かねて声をかける。
「神海君一緒に本を見る?」
「いいよ。ありがとう」
神海は、断った。
「でも、」真奈美は、食い下がった。
「次の時間に本を貰いに行くから」
「この時間は、…」
「ガラガラ、ガラ」
教室の戸が開いた。
「天導おぼちゃまに教科書を持ってきました」
執事が入ってきた。
「おぼちゃま。教科書です」
「ありがとう」
天導は、頭を下げ受け取った。
「執事。????」
(え。うそ。神海君てどんな家に住んでんの)Σ(・□・;)
真奈美は、思った。

つづく 次回(神海家①)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先生に手紙ださなあかん。 | トップ | 実績(2020年1月19日001) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」」カテゴリの最新記事