0236_神々の戦い(005)裕也の冒険
--神々の円卓①--
「裕也。ありがとう。」アクストラは、裕也に丁寧に礼を言った。
「でも、まだ娘がいるの。」アイテナは、遠慮せずに言った。逼迫している感じだった。
「それは、かわいそうです。
分かりました。
呼び出してみましょう。」裕也はそう言うと手を上向きに開き力を込めた。
(アクストラの娘さんたちを呼び出さん)
裕也は、次元を超えた。
両親がいなくなり、悲しみに暮れているアクストラの娘さんが居た。
(娘さんたち。こちらに、ご両親がいるよ。)
裕也は手のひらに呼び出した。
光が現れ、一瞬で飛んで行った。
「お!私たちの娘。」アクストラは叫んだ。
「裕也。本当にありがとう。
私たちに出来ることがあるなら何でも言ってくれ。」
「それでは、昔の闇の種族の王と見込んでお願いしたいことがあります。」裕也は、徐に東の社会の構想をしゃべりだした。
つづく 次回(神々の円卓②)