身近な風景を見つめて

念願の二眼レフを入手

中古ショップに手頃な価格のRolleiCord IVがありましたので購入しました。
ニ眼レフはいつか入手したいと思っていましたが、なかなか良いものが見つからず入手できていませんでした。並品状態で使えそうなものが見つかり購入に至った次第です。
 
 
二眼レフに馴染みがない方に一応説明しておきますが、構図やピント合わせるレンズ(ビューレンズ)とフィルムに写すレンズ(テイクレンズ)が別々なっているカメラです。上の写真の上部のレンズがビューレンズで、下部のレンズがテイクレンズです。
 
構図、ピント合わせは、下のように天板を跳ね上げて上から覗いて行います。(ファインダーはここ。)
 
シャッター、絞りの調整はテイクレンズ周辺に配置されています。向かって左側に見える丸いレバーがシャッター調整、右側の丸いレバーが絞り調整です。
テイクレンズ下部の丸いレバー(X、Mと書いているレバーの下)はシャッターチャージ兼シャッターボタン(レバー)になります。RolleiCordは巻き上げ操作に連動してシャッターチャージを行いませんので、撮影直前にこのレバーを向かって左側に倒し、自動的にもとに戻ったところで右側に倒すとシャッターが切れます。
 
本体に向かって左側(使うときは右手にくる)に、ピント調整ツマミと巻き上げツマミがあります。下の写真のMADE IN GERMANYと刻印しているのがピント調整ツマミ、左側のツマミが巻き上げツマミです。
 
二眼レフはその形が特殊でレンズ周りにレバーがいっぱいあるため、どのように撮影するのかわからないケースが多いです。ですが、各ツマミやレバーの役割を把握すれば、普通のカメラと変わりません。
まず、天板を跳ね上げて、上からファインダーを覗きます。ピント調整ツマミでピントを合わせます。ツマミを時計回りに回すと2つのレンズ固定しているところが前に迫り出しますので、被写体の距離に合わせて調整します。
次に、露出計などで露出を決めて、シャッタースピードのレバー、絞りのレバーを操作します。シャッターをチャージして、もう一度上からファインダーを覗き構図を決めてシャッターを切ります。
シャッターを切った後は、巻き上げツマミを止まるまで回します。
ほら、キチンと順番を守れば簡単に操作ですね。
 
(チョット上からの写真)
 
最後にRolleiCord IVの感想を書きます。
写真では分かりにくいですが中判にしては結構小さく、驚くほどに軽いです。大きさはH135xW76xD97(mm)、重さは840gですが、数字以上に小さく軽く感じます。
操作はすぐに慣れたのですが、シャッターチャージとシャッターボタンが兼用となっているため、手持ちではシャッターを切るときに構図がずれます。どうにかして、ケーブルレリーズソケットにつけられるシャッターボタンを見つける必要がありそうです。
 
以上です。
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