本日ご紹介するコチラ... 一応「ブラジル」モノなんだけど、巷にあふれる「カフェ・ラウンジ」系などと思って聴くとイタイ目に合うよ(まあこのジャケを見てそう思うヒトはいないと思うけど...笑)...♪
■ Banda Black Rio / Gafieira Universal (1978) (BMG, Japan, BVCM35386, 2008)
01. Chega Mais (Imaginei Voce Dancando) (02:53)
02. Vidigal (03:39)
03. Gafieira Universal (03:09)
04. Tico-Tico No Fuba (03:37)
05. Ibeijada (03:26)
06. Rio de Fevereiro (03:31)
07. Danca Do Dia (03:06)
08. Samboreando (03:10)
09. Cravo E Canela (02:22)
10. Expresso Madureira (04:05)
なんでも『ブラジリアン・ファンクの雄、バンダ・ブラック・リオが1978年にRCAで発表した作品。ボサノヴァ・シーンの黎明期から活躍しているサックス・プレイヤー、オベルダォンを中心に、ジャズ、サンバ、ファンキー・ソウルなどの要素がミクスチャーしたフュージョン・サウンドを聴かせる傑作』...
とのことで、今年の7月に『ムジカ・ロコムンド presents 「エセンシア・ブラジレイラ」紙ジャケット・コレクション』のひとつとして、リリースされたモノ(ワタクシも今回が初聴...^^;)
ブラジルの「E. W. & F」などと形容されることもある彼ら。内容的には確かにその要素も多々あるけど、よくよく聴いてみれば「Kool & The Gang(もちろん70年代前半の)」、「JB'S」、「Average White Band(コチラも「Pick Up The Pieces」の頃の)」あたりのファンク・ビートを基に「ジャズ」や「サンバ」、そしてチョコっと「P-Funk」のフレイバーなども散りばめたインスト中心(歌ものは3曲ほど)の「ブラジリアン・ジャズ・ファンク」(!)... といった感じかな...(^^)
具体的にはホーン・アンサンブルがバッチリのヴォーカル曲「01」に始まり、イントロから「チョッパー・ベース(1978年だからこの呼び方のほうが適切でしょ...笑)」が炸裂する「02」、前述のとおり「Kool & The Gang」を彷彿させる「03」、「JB's」っぽい「04」とノッケからニンマリ...(^^)
全般的に「カッティング・ギター」と「ホーン・アンサンブル」がジツにキマっており、「痛快このうえナシ」かつ「ゴキゲンそのもの」(^^)。特に冒頭4曲と「07」「08」の2曲にはマジやられましたワ...(^^)
コレを「ブラジル好き」だけのモノにしておくには、あまりにもモッタイない。「ファンク好き」のヒトにも大いに楽しんでいただきたいもの...(^^)
イヤハヤ... まだまだ「ブラジル」も止められまへんな(笑)...♪
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