世界ふしぎ発見～ブルガリア 世界最古の黄金文明と仮面の奇祭～

ブルガリア南部を中心とした地域は紀元前、トラキアと呼ばれ、独自の文化が栄えた。
ギリシャから近く、ギリシャとの交流も盛んで、黄金でできたさまざまな品はギリシャの職人を雇って作らせた。
ギリシャ神話のディオニソスはもともとトラキア人のワインを象徴する神だった。

トラキア人の死生観は一般的なものとは真逆で、子供が生まれると悲しんだ。なぜなら、人生はつらく苦しいものだから。逆に誰かが亡くなると、人生のさまざまな苦難から解放されたとして喜んだ。
現代も一部では「人生にはさまざまな苦労があるから人を産むべきではない」とする「反出生主義」という思想もあるね（ラジオで聞いたことがある）。

トラキアは後にローマ帝国の属州となった。

スルヴァは旧暦の新年に開かれる祭りで、仮面をかぶって踊る。

クエスチョン2:スルヴァで音楽に合わせて踊っていた動物とは？···熊
現在は人が熊に扮して踊るが、昔は動物の熊を操る熊使いが操って踊った。


ウクライナはブルガリアと同じく黒海に面し、ブルガリアとは二つ隣の国で近い。ウクライナも世界ふしぎ発見の舞台になったことがあって、ふしぎ発見の舞台になったことがある国で今戦争が起きているのは悲しい。