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君主制は支配奴隷制度である

君主制は君主とその一族を国の象徴などとしての特別な地位に置き、世襲によってその重責を負わされる、いわば「支配奴隷制度」である。

日本の天皇は憲法で「政治的権能を有しない」としながらも、総理大臣の任命、法案の承認など、国事行為に政治に関することが含まれるし、日本国および国民統合の象徴という点でも、天皇は統治機構の一つであり、支配仕掛けであることに変わりない。天皇の代替わりも新聞などで「政治日程」として扱われ、新元号発表は「政治ショー」とも言われた。「これは天皇の政治利用ではないか」と批判される事例もたびたび起こっていて、これは天皇制が続く限りいつでも起こりうる。天皇と政治は不可分の存在だ。

人間は社会で生きている以上だれでも政治との関連を持っている。皇族や王族は支配仕掛けとして利用されるだけで民間人なら当たり前に持っている政治に関して意見を言う権利もない。現代社会において非常にゆがんだシステムだ。

21世紀には支配奴隷制度である君主制をなくそうという世界的な動きが生まれることを願う。日本でも生前退位による天皇の代替わりを機に、この問題を考えるべき時ではないか。

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