バイカル湖畔
もっともよく聞く説で一番有力じゃないかな。
日本語がどの語族に属するかはまだ正式に解明されていないが、アルタイ語族に属すると考えられている。
レプチャ族
インドのシッキム州に住む民族で、レプチャ語は日本語とよく似た単語があって、例えば「売る」はレプチャ語で「ul(ウル)」という。あと、納豆によく似た食品がある。遺伝子も日本人、とりわけ関西の人に近いとのこと。
レプチャ族の話も昔『ふしぎ発見』でやってた。
日ユ同祖論
ユダヤ教と日本の宗教的価値観や祭祀の類似点、日本語とヘブライ語とで似た単語があること、日本の民謡の囃子がヘブライ語で意味のある言葉になることなどが根拠とされている。特に渡来人の秦(はた)氏はユダヤ人(ユダヤ系キリスト教徒という説もある。当時キリスト教は中国にも伝わっていて、景教と呼ばれていた)がルーツではないかとも言われている。秦氏に関しては日本に逃げてきた秦の王家の人という説もあり、秦の始皇帝もユダヤ人だという説も存在する。
古代日本に渡来した人の中のほんの一部にユダヤ人がいて、日本文化の形成に何かしらの影響を与えた可能性はもしかしたらあるかもしれないけど、全体的に日本人のルーツがユダヤ人だというのはありえないと私は思う。ヘブライ人はコーカソイドに属し、西洋人と近縁と思われる。ヘブライ語はアフロ・アジア語族のセム語派に属する。ヘブライ語で「安息日」「週の7日目」を意味する「シャバット」は英語の「seven(七)」、「seventh(7番目)」に、「過ぎ越し」を意味する「ペサハ」は英語の「pass(通る、通す、過ぎる)」に似ていて、日本語よりも西洋の言語の方がずっと近い感じがする。
南インド
南インドのドラヴィダ語族の言語を話す人々が日本に渡ってきたという説。一説に、「名前(なまえ)」という単語もドラヴィダ語族から伝わったとされる(ドラヴィダ語族における「名前」という語はインド・ヨーロッパ語族に由来し、この説が正しければ、日本語の「名前」と英語の「name」は同じ語源となる)。マレー語、インドネシア語でも「nama」(サンスクリット語由来)というから、日本語の「名前」も同じ語源という可能性はあると思う。
日本人は複数の異なる土地から渡ってきた人々が混血して形成された、ということは間違いないだろう。縄文時代にはすでに日本に住んでいた縄文人と、弥生時代に渡ってきた弥生人という、大きく分けて二つのグループがあり、縄文人は南方から渡ってきたとされ、彼らはもしかしたら南インドやシッキムから渡ってきたかもしれない。縄文人は二重まぶたが特徴。弥生人は弥生時代に大陸(主に中国、朝鮮)から渡来した人々で、一重まぶたの特徴を持つ。9月26日の『ふしぎ発見』で日本人のルーツとされるバイカル湖畔の人々は一重まぶたが特徴と言っていたので、弥生人のルーツをたどればバイカル湖畔に至るかもしれないね。
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