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議場に赤ちゃん認めるべき?それよりも

最近、議会の場に赤ちゃんを抱いて入場する議員の話題を聞く。女性が働きやすい議会にするためには認められるべきだという主張から強行する議員もいる。これを認めない人を非難する風潮すら出ている。
議会は大事なこと(国会なら国の大事なこと)を議論する場所なので、赤ちゃんが泣いて議事の進行に支障をきたすのはまずい。それに泣くと迷惑かかるような場所にわざわざ連れて行くと赤ちゃんがかわいそう。なので、私は議会に赤ちゃんを連れてくるのを認めることに反対。

それよりも、議員の服装に関してもう少し自由になってもいいと私は思う。男性議員はスーツにネクタイとほぼ画一的な服装なのに対し、女性議員が着用している服装は形状がさまざまで多種多様。女性議員は男性のスーツ(いわゆる背広)に似たのを着た人もいれば、それ以外の形状の服を着た人もいる。
正装が男性は画一的で女性は多様というのは、古い性別役割分担の名残、つまり、男性はビジネスに出るので、ビジネス用の服装としてスーツにネクタイというスタイルが定番となり、一方女性はビジネスの場で活躍しなかったので定番のスタイルが生まれなかったということでしょう。もともと政治の場は男性だけの世界で、女性が政治の世界に出る権利を得たのは後からという歴史も暗示しているでしょう。

政治の場だからこそ、思想信条や政治的意図などから男女問わずある程度自由に服装を選んでいいと思う。
イエローカードの意味から黄色、レッドカードの意味から赤の上着を着た女性の政治家がいた。男性の場合黄色や赤の上着を着ているのは見られず、せいぜいネクタイとワイシャツ、夏場のかりゆしウェアぐらいだろう。
イギリス下院では男性議員は皆ネクタイを着用するのが慣習だったが、議長がノーネクタイ容認の意向を示し、ファッション革命と評された。ウルグアイの元大統領で国会議員のホセ・ムヒカ氏はネクタイを「ボロが出ないようにするために首を締めるもの」、「男らしさの虚栄」として嫌い、ノーネクタイを貫いている。
私は男性議員がスカートを着用してもよいと思う。男性がスカートを着ることを推進する思想を持った議員なら、ぜひスカート姿で議会に出るべきではないか。

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