宇宙時間 ソラノトキ

風樹晶・かざきしょう

勝手に趣味ブログ
のんびりしようよ

月影の門 45

2009-09-14 20:51:49 | 小説 月影の門
 部屋の掃除を終らせた後、ワカバに連れられて行った建物は、本当に今までいたところの目と鼻の先だった。
 2LDKの一戸建て、バス・トイレ付。
 外線は通じないものの、内線で本部へつながるようになっている電話があるとの事だが、この近さならドアを開けて大声を出せば聞こえる距離だ。食事も今まで通り食堂で取れるとのこと。
 ここで自炊も出来るとのことだが、現在は食材がないのでしばらくは食堂へ通う事になるだろう。
 部屋割りは、広い方を男二人・小さい方を女性であるミイコが使う事になった。
「おい、どっちにする?」
 荷物を置いたトシにマドカが声を掛けた。
「どっち  って?」
 意味が分からず、聞き返すトシに
「ベッド。どっちにする、窓の方とドアの方? まさか、二人重なっては寝られないだろう」
 マドカがベッドを指差す。
 確かに、重なり合って寝る訳にはいかないよな・・・・。
「ん、じゃあ、こっち」
 トシは、自分に近い方。窓側を指差した。
「いいのか、そっちで。まだ、カーテンもブラインドも入ってねーぞ」
 ワカバが言うには、2・3日後には何とかします。との事だが・・・・。
「でも、雨戸あるからそれ閉めればいいんじゃない」
 トシは、気にする様子はない。寝られれば良いという感じだ。入用なものがあれば、野宿と言われても平気だろう。
 結構、アウトドア派?
 マドカがそう思っていると、
 こんこん と、ドアがノックされた。
「ほーい」
 気の抜けた返事の後、
「どう、様子は?」
 と、ミイコが顔を出した。
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空を見ながら出勤

2009-09-14 20:31:11 | 空模様
わずかに みえる(かな)月

2009/09/14 07:07 撮影

バス停から正面を見ると・・・・

2009/09/14 07:08 撮影

ぎりぎり見えるか 月

2009/09/14 08:14 撮影

もう、朝月を撮るのは、難しいな。

でも、目には見えているのに、・・・・・残念。 
コメント (2)
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