セルフハンター:自分探しの旅ガイド

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海外との違いから学ぶ:モチベーション傾向 無意識の意識化②

2015年03月15日 16時23分22秒 | 自分探しの旅ガイド -:理論
『自分のモチベーション傾向を探る』

モチベーションとは、行動を起こす際に自分を喚起する方法で、基本的にポジティブとネガティブと分けられる。
特にストレス的な状況や困難なこと、ややこしいことを行う際、どちらのモチベーションを選択して行動を喚起するのかは無意識の癖となっている。

日本人の多くはネガティブのモチベーション、西洋ではポジティブなモチベーションを利用する傾向にある。それには、常に社会の影響があるが、両親のしつけ、教育方針が直接的に影響していると考えられる。両親はその両親から学んできたもので、先祖から繋がってきた鎖のようなもの。同様の目的でも、 ネガティブなモチベーションは「失敗したら怒られる」ポジティブなモチベーションは「成功したら褒められる」という条件といった形で親、教師等しつけられてきて、いつのまにか自分で自分を同様のモチベーションで行動するようになってしまった。

日本の学生は授業中に誰も手を上げたがらない一方で、西洋では自分に言わせろ!と積極的。西洋では授業中の積極的な態度も成績に影響するからって理由もあるけど、社会全体が積極性を求めるようなモチベーションの仕組みになっているわけ。西洋では黙っていたら全く理解されないから、声を上げて自分をアピールすることが成功には必要不可欠。
「でしゃばり」、とか「目立ちたがり」、とか日本ではマイナスのような態度は西洋ではプラスの行為なのだ。

ネガティブなモチベーションは目的の達成には有効的に見えるが、問題は必要最低限のゴールに留まってしまう点。
怒られないことがゴールなので、それが達成されればモチベーションの役割はそこまで。また、予想以上に心身への負担が高く、病気の原因の80%はネガティブなストレス絡みとも言われている。

一方で、ポジティブな場合はより努力することでより報酬が得られるため、ゴールといった終始点がなくモチベーションは続く。「楽しい」から「やりがい」を感じて行けるようにモチベーションを上げられればいい。

またネガティブなモチベーション下では、想像力や洞察力は発揮しにくい。ギリギリの追い込まれてようやく底力が発揮できるという場合もあるが、常にそうした火事場のクソ力に頼れない。

想像力や洞察力の促進について世界中で研究されているが、ポジティブなモチベーション下での集中とリラックスの双方が同時に存在することが鍵のようだ。

またポジティブであれば全ていいと言い訳でもない。現実に基づいていないようなもの(私は完璧だ!)、
無責任さ(誰かやってくれるだろう)、いいかげんさ(適当に終わらせればいい)、他者への尊敬の欠損や自己中心からくるポジティブさは、自分の成長を損ない惨めな人生にさせる。ポジティブのモチベーションだけでしか行動できない人はストレス状態に弱くなる可能性もある。ネガティブモチベーションは精神的に多大なチャレンジを与えるので、精神的にタフにさせる。

だから、自分が無意識にどうした状況でどのモチベーションで行動を促しているのかの癖を見つけ出し、状況によってバランス良くモチベーションを使い分けられるように意識的にコントロールできるようにトレー二ングしてゆこう。

結局鍵は自己理解を深めること。
どうやって?
自分探しのトレー二ングとして今後紹介してゆくよ!


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