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時間の使い方

2010-11-15 23:33:25 | 日記

時間の使い方

20070921164211

僕らはフェンス越しに世界を見ている。
死という頑丈なそれを壊した人間は未だ存在しない。
高度文明において争いを失くすためには、絶対的な死を取り除くほかない。
些細なことで腹を立て、やがて大きな憎悪が武器を持たせる。
愚か、人は武器を持ってして死のフェンスを壊そうとする。
ある者は正義を盾に、ある者は平和を掲げ。
必死に自分を正当化しながら、小さな魂を振りかざす。

そして痛みを与えては受け、を延々と繰り返す。
繰り返しては少し戻り、また繰り返す。
限られた時間の中で限られた可能性を追い求め、部分的な幸せを謳歌する。
死に逝く者は美化されながら炎で焼かれ、骨となり灰となる。
そうなってからでは何をすることもできない。
やりたいことも、やり残していることも、全て焼かれて灰になる。
まだ誰も永遠の命を持っていないのだから、もっと素直に生きればいい。
皆に死は訪れるのなら、自己犠牲の遠慮などは程々でいい。
自分の命は今この時も燃え続けていることを忘れてはいけない。
命が燃え尽きたら、次は体を燃やされる皮肉な動物。
それでいて寂しがっては群れを成し、周りを見てはバランスを取る。

今死んだら後悔するか、と聞かれたりすることもあるだろう。
だが答えはただ1つ。
死んだら後悔することはできない。
後悔するのは生きている間だけである。
ではなぜ後悔するのか?
生の果てに死が待っているからだ。
人生は一度、死んだら終わり、という心のフェンスが後悔をさせる。
永遠に時間が与えられるのならば、何度でもやり直せばいいだけのこと。
いくつでもやりたいことをやりたい分だけやればいいだけのこと。
でも現時点では人は皆、生まれ、死ぬ。
なるべく後悔しない生き方をしたいのなら、時間を上手く使うしかない。

たとえば何か1つ、やりたいことがあるとしよう。
ただひたすらにやり続けるだけでは時間を上手く使えているとは言えない。
睡眠、食事、排泄、様々な要素が僕らの生活を取り巻いている。
それらに優先順位を上手く付けて時間とのバランスを計るべきだ。
やりたいことを諦めることだけが成長を止め、可能性を狭める。
その後やがて後悔の念が心を渦巻き、時間のバランスを崩させる。
時間のバランスを崩されると、続いて心のバランスが乱れる。
心のバランスが乱れると、諦めることに慣れる。
何度も何度も繰り返していく内に死が訪れ、全てが灰となる。
このエンドレスなループのメカニズムこそが後悔そのものだ。
時間を上手く使って後悔しないためには、諦めることに慣れてはいけない。

諦めたら、その時点で未来の自分が1人死ぬ。

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過去日記取り込み完了

20061212015520

装いも新たに始まりました、題して起承転結4行日記!
その名の通り、4行でまとめ上げる作文の修行でござる。
できれば1年毎にカラー写真付きで書籍化する予定。
ということは来年からが本番か……。

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