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★宝円寺(石川、金沢) 仁王像

2010-12-01 14:16:22 | 日記

★宝円寺(石川、金沢) 仁王像




吽形(うんぎょう) 阿形(あぎょう) 超エキセントリック!「クゥホォォォオオオ」

むおっ、通常は山門にいる仁王像が屋内に!(しかもめっちゃ巨大。東日本最大とのこと)
天正11年(1583年)の像だけあって、どことなく戦国チック。阿形の表情はインパクト絶大ッ!



★六波羅蜜寺(京都) 運慶坐像~鎌倉時代/13世紀後半・重文



これが運慶その人だ!ハハーッ!この激リアルな坐像は運慶自身の自刻像とも、
息子・湛慶(たんけい)の作とも言われている。12世紀当時の作品だ。



★新薬師寺(奈良) 薬師如来(ドッコイ如来)~奈良時代/8世紀 国宝



“どっこい生きてる”っていう感じがする如来だったので、勝手にドッコイ如来と自分は呼んどります。



〔 おまけ・その1~衝撃のヒンズー 〕

ダウンロードして使ってネ♪今にも動きださんとするアグレッシブなヒンズーの神々たち(インド国立博物館)

 
見事な造形美!シヴァがこの踊りを始めたとき世界は滅亡する

世界を滅ぼす「終末ダンス」を踊りまくる破壊神シヴァ!ただし“破壊”といっても後に続く“創造”の為のものだ。
滅亡に近づいた世界をもう一度作り直す為に、現在のすべてを破壊していったん無に戻そうとしている。(12世紀)

シヴァの髪はガンジス河になっており、向って左側の髪の中にガンガー神が泳いでいた。
ガンジス河はシヴァの頭部から体を伝って流れ始めたので聖なる河とされている。







様々なシヴァ神(10世紀) 正面。がに股バージョン 裏。背後からも良い感じ

シヴァはいろんな神に姿を変える為、千通りもの異名を持つ。
ダンスをする時は「ナタラージャ」(踊りの王)と呼ばれることが多い。

 

シヴァが蛇を振り回して海をかきまぜ陸地や生命が生まれた。
(「よぅ!」って感じが、新薬師寺の“ドッコイ如来”とオーラが似ていた)
ガルーダ像(10世紀)。ヴィシュヌ神の乗り物で
羽が生えている聖鳥。日本の天狗の原型

 

Mohini神(11世紀)
従者と共に腰のひねり具合から素晴らしいフェロモンが漂っている
不覚!名前をメモるの忘れてた(涙)
ご存じの方は是非ご一報を!


●ヒンズーの最高神は3人
・シヴァ…破壊神。目が三つあり炎で全てを焼き尽くす。仏教の大黒天。乗り物は牛(ナンディン)。妻はパールヴァティー(戦闘神カーリーは彼女の化身で、
妹はガンガー)。長男は神軍の最高指揮者スカンダ(韋駄天、語源はアレクサンダー大王)、次男は頭部が象のガネーシャ(商業と学問の神)。
・ヴィシュヌ…世界維持の神。乗り物は神鳥ガルーダ。妻は美と幸運の女神ラクシュミ(吉祥天)。インド神話の英雄クリシュナはヴィシュヌの化身。
・ブラフマー…創造の神。仏教の梵天。顔が4つある。妻は芸術の女神サラスヴァティー(弁財天)。2人の間に生まれたのが人類の始祖マヌ。

●有名ヒンズー神
雷神インドラ…帝釈天。武器は金剛杵(しょ)。“インドラの矢”という超兵器を持ち、アスラ族の大軍を一撃で死滅させた。スカンダに敗れ神軍指揮官の地位を譲る。
その他、火神アグニ、水神ヴァルナ、愛の神カーマ、風神ヴァーユ、猿神ハヌマーン、太陽神ヴァイローチャナ(大日如来)、ヤマ(閻魔)等々。

※お薦めサイト…『インド神様図鑑』



〔 おまけ・その2~この建物に泣け 〕

新薬師寺本堂~奈良時代(国宝)747年建立
微妙に屋根の中央が下がっており、繊細で美しい曲線を作っている。一方、屋根の
両端は鋭角に伸びており、実にスタイリッシュ。温かさとストイックさを兼ね備えた奇跡の
デザイン。鳥が羽を開いているようにも見える。※かつては僧一千人の大伽藍だった。
秋篠寺本堂~鎌倉時代(国宝)
この何とも言えない安定感!見てるだけで安心する。白壁と茶色の柱との
コントラストも非常に美しく、屋根の先端が二重になっているのもかっこいい!

自分は建築物を見て、巨大さに圧倒されたり、複雑な装飾に感心したりすることはあっても、“癒された”という体験はなかった--奈良で新薬師寺と秋篠寺に足を運ぶまでは。この両寺では、本堂と向き合った瞬間に言葉にならないほどの感動を覚え、足が一歩も動かなくなった。生まれて初めて建物に“癒される”という強烈な体験をした。屋根の角度、その高さと広がり具合、お堂全体の縦横の対比、白壁と茶色の柱の色の響きあいなど、両寺はそのすべてがパーフェクトに調和していた。見れば見るほど気持ちが安らいだ。この感動は自分でも不思議だった。小説や映画なら登場人物の心の動きに感情移入して感動するわけだし、仏像なら語りかけてくるような穏やかな表情に心を奪われるわけだけど、建物はそこに“ただ在る”だけ(よく言えば何も押し付けてこない)。それなのに、こうも心を魅了され癒されてしまうのは本当に興味深い。秋篠寺は約800年前から、新薬師寺に至っては1250年前から同じ場所にあり、共に本堂が国宝に指定されている(本当に現代まで残って嬉しい!)。
タイムマシンで古代の奈良に飛び、設計者にひと目会いたいと心から思った!!



桜が咲き誇る春の新薬師寺。

 
建仁寺の法堂(はっとう)~1765年
お寺の創建は1202年、京都最初の禅寺で開山は栄西。応仁の乱など兵火で焼かれ、この法堂も江戸中期のもの。
でも新しくたって良いものは良い!建物から伝わるこの深い安心感、絶対に黄金律がどこかで発生しているハズ!

そして右写真の枯山水!ひとしずくの水滴が落ちた後に木が生れたような、とっても素敵なお庭ッス!



〔 おまけ・その3~京都河原町・新京極通りのユニーク仏像たち 〕

●永福寺・蛸(たこ)薬師堂

  

これも仏像なのか!?ちゃんと「蛸薬師如来」と板に書かれていたので仏像なんだろう。

  

蛸薬師堂は不思議な空間だ。この閻魔様は両腕の裾が風圧でめくりあがってド迫力なんだけど、
その背後には桃太郎のような太陽?がサンサンと輝いていた。う~ん、ミステリアス…。


●誓願寺



珍しく「白眼」が入った阿弥陀如来さま。若者で賑わう商店街に面しており、寺の中にまで思いっきりヒップ
ポップが響いていた。※写真のお坊さんはだいぶ手前にいる。そこからも如来の巨大さが分かると思う!


●誠心院






幻想的な夜のライブ

二十五体の菩薩石仏は全員がミュージシャン。身体をくねらせ「ジョジョ立ち」をしている菩薩も多い

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