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ちょんまげ一代

日本一のちょんまげ、南伊豆の料理宿「ホテル山海」のあるじがお届けする人生泣き笑い。

「渋沢栄一」の考え

2009年03月18日 | 私の頭の中
渋沢栄一は第一国立銀行を設立した人である

銀行は大きな川のようなものだ 役に立つ事は限りがない

しかしまだ銀行に集まってこないうちの金は、溝にたまっている水や、ぽたぽた垂れているシズクと変わりがない

時には豪商豪農の倉の中に隠れていたり、日雇い人夫やお婆さんの懐に潜んでいたりする 

それでは人の役に立ち 国を富ませる働きは現れない

水に流れる力があっても、土手や岡にさまたげられては、少しも進むことは出来ない

ところが銀行を立てて上手にその流れ道を開くと、倉や懐にあった金がより集まり、大変多額の資金となる、そのおかげで貿易も繁盛するし、産物もふえるし工業も発達するし、学問も進歩するし、道路も改良されるし、すべて国の状態が生まれ変わったようになる。



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