京阪神を襲った阪神淡路大震災・・・。
その時、私は某百貨店の従業員でした。
息子は学校へ行くため家を出て最寄りのJRの駅に行きました。
直ぐ帰って来ました???
どうしたのか訊くと電車が走ってないと・・・
さもあらん、結構揺れたもんね・・・
娘の部屋の電灯が落下したもんね!
JRが止まっているとなると・・・
直ぐ開通するのかな?
テレビの速報を見ながら出勤準備・・・
結局、不通のままでした。
とにかく開店少し前の時間に担当主任に電話を入れました。
「あっちこっちの交通が動いていないので徒歩で出勤できる社員だけで開店します。
今日は出勤しなくてもよろしい」だって!
4階にある私の担当ショップの後ろ面はエスカレーターで
全面が透明ガラスでした。
2日後出勤すると見事にひびが入っていました。
それでも通常営業・・・。
全店あげて震災後の必要物資の販売・・・。
来られるお客様は基本的な日常用品のみのお買い物。
肌着やセーター、ジャンパー・・・流行遅れでも何でもいい・・・
約2週間ほどは、そんな非日常の販売でした。
通勤電車の中は大きなリュックに両手は水のポリ容器!
持てるだけ持って被災地へ行かれる人々が大勢乗っておられました。
こんな大震災は二度とないだろう・・・とその時は思っていたのに・・・
平成の30年間に2度も起こるなんて・・・。