多分絵日記

日々のこととか絵のこととかゲームのこととか。

遙かなる時空の中で3(乙女) レビュー・語り

2007-09-21 21:59:10 | ゲームレビュー(乙女)
遙かシリーズ第3弾 今度は源平だ! みたいな(え)。



基本的にはノベルゲーム。
選択肢前のセーブロードができたりして、システム的にも快適です。
戦闘パートもありますが、基本的にぬるめだと感じました。
周回プレイ(ED後のプレイ)でスキルの引継ぎができるので
後半になればなるほど楽です。
戦闘のモーションもスキップできるのでさくさく進みます。
攻略本要らないんじゃないかというくらいに
ヒントが充実してるので攻略は楽な部類。

史実を元にしたストーリーなのでその辺が気になる方はちょっと注意かな。
パラレルワールドと割り切ればOKかと思いますけど。
私は途中までもやもやしてたのですが
コンプしたあたりでは全然気になってませんでした(笑)。
どのキャラのルートもカタルシスを感じられて、好みに合ってました。
存分に楽しみたいなら説明書とか
公式サイトのキャラ説明とかをじっくり読まないほうがいいと思います。
ネタバレになりそうな位詳しく書かれてあるので(笑)。

後は、基本的に一度プレイした話を何度か見ることになるので、
多少飽きるところがあると思います。
スキップはできるけどちょっとかったるい…。
キャラによっては何度も読まないといけないなんてところも
あったりするので多少作業的なプレイになるような。



キャラ別感想(ネタバレ)













攻略順
天青龍→地青龍→天朱雀→地朱雀→天白虎→地白虎→
天玄武→地玄武→白龍→朔→大団円
1周目の時点で一目ぼれキャラがいなかったので順番通りです。
(基本的に遙かシリーズは、はじめにピンと来る人がいないんだなぁ…)
地玄武は最後に残すとかなり泣ける感じで良いと思います。
おすすめです。


プレイ後の好きキャラは、
将臣・譲・景時・敦盛・白龍(小) です。
敦盛は個別ルートより脇キャラ扱いのときが萌えます(え)。

重なるところもあるけどルートが好きなのは、
将臣・弁慶・譲・景時・リズ です。



将臣
2周目の途中まで正体が全然わからなかった(間抜け)。
ロミジュリ的なストーリーが大好物なのですごく良かったです(><*
ストーリー的な山場が劇的で良いなぁと。現実逃避のバッドEDも好き。
唯一残念なのはお持ちかえりEDが大団円しかないこと。現地人じゃないのに!
円陣入れ替え面倒で仲間になってもそのまま適当に戦闘してたせいで
なかなか☆全部埋まらなかった思い出があります。
でも一番初めにらぶらぶ攻撃(笑)が使えるようになった人ですw



九郎
私、実は源氏兄弟は兄支持派なので九郎にはあまり感情移入ができず…。
だって、彼の兄さまは実朝さまのお父様なんですよ!(私情)
ルートでは、主人公がいきなり私九郎さんが好きかもとか言い出したので
置いていかれた感じがしました…。
最後までついてまわる婚約者にはきゅんきゅんですが、
アニメの効果もありーで微妙に醒めた…。



ヒノエ
声が背伸びしてる感じに聞こえてしまって
そもそもプレイボーイのイメージがなかったです(酷)。
何言われても、どうしたの僕? って感じで(笑)。
主人公が彼に対してフランクな喋りなのも影響してるのかも。
イベント的にはとにかく笑いが(ええ)。本名とか本名とか本名とか(酷)。
戦闘パートもなんだか笑いが。あの衣装が小猿に見えたんです(殴)。
後ですね、ごく個人的なことなんですがこの人の登場場所地元なんです…。



弁慶
うっかりはまった…。東宮からの流れ恐るべし(笑)。
ルートの流れが最高だと思いました。裏切り&愛みたいなのが好きみたい。
最期(違)の改心具合もたまらないし、熊野ファミリーなとこも良い(笑)。
多分キャラにどっぷりはまらなかったのは、この人が弁慶だからです。
戦闘では、2人の術で土が使えて、朱雀で火が使えて、
さらに全体回復まで使えるっていうかなりオールマイティな人で重宝。
EDスチルの仲良し夫婦っぷりに萌えました。髪型おそろい!



序盤から面白かった(酷)けど、ルートに入ると
まじめに好きだーと思ってしまいました(笑)。
基本的に主人公側のアプローチに振り向いてもらうタイプの
攻略キャラが多い乙女ゲーでは珍しい人だなぁと。
告白を信じてくれないキャラも新しいなぁと。
中盤以降のほのぼのじゃないイベントがかなり好きです(そういう子なんです)。
EDでは兄弟和解&協力できるのが良いです。
兄貴はお持ち帰り無理でしたが(涙)。


景時
いい年して女の子にすがりつくスチルが必見(マテ)。
初見で笑い泣きしちゃいましたよ。
でも井上さんの声がすばらしくて、あの言われ方だと
いいよ逃げてもって言っちゃいます…。
でも、泣いてもらえるなら撃たれて死んでも
それはそれでよかったと思うくらいはまっちゃってます(笑)。
幸せそうなEDスチルがまた泣けます。
白龍ルートや朔ルートでの良いお兄さんっぷりも素敵v



敦盛
かわいい(おい)。平家物語(マンガだけど)読んだ時から
敦盛のことが気になってました!(爆)
ルートに入る前なのに2人術が使えてた珍しい人です。
戦闘モーションがめちゃくちゃかわいいから円陣にはずっと入れてましたw
でもなぜかルートではあんまり泣かなかったかも…。



リズ先生
集大成(><*
もう途中から見え見えなんだけど何故だか涙が止まらなくて、
今でも思い出すと涙がにじむっていう…。
でも途中の戦闘、うちの獣神子は反属耐性も備えた
木属神子(しかも9週目)だったので
あっさり勝っちゃって申し訳なかった…。
EDスチルがワイルドでカッコいいです。


白龍
自分ではショタじゃないと思ってたのになぜかはまった…。
春の京でのイベントがめちゃくちゃ好きです!
途中から恋心に気づく神子っていうのは九郎と似てるんだけど
感情移入の差があったおかげかこっちは違和感なく見れました。
潮岬の選択肢は大きくても小さくても良かったみたいで、
でも気を使って大きいほう選んじゃったから
1回目のEDではかなりがっかりしたんですが(笑)。





朔ルートじゃなくて、朔の黒龍ルートだった気が…w
もっとそういうのじゃなくてちゃんと友情深めたかった気がします。



大団円
全員と恋愛ED? 迎えた設定だと思うのですが、
脳内変換して、全員の悩みを解決したルートみたいに思いたいです。
そう思えばかなり燃える!