多分絵日記

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雨格子の館 語り・レビュー(ネタバレ少)

2008-04-21 20:04:30 | ゲームレビュー(一般)
実は初体験の推理ADVゲームです。
シチュエーションは嵐の山荘で殺人事件発生! 犯人がこの中に!? って感じ。
孤立した館に迷い込んだ主人公が連続見立て殺人事件に巻き込まれます。
事件を起こしている犯人を推理しながら犯行を阻止するという筋書き。

探偵役の主人公が怖がりでへたれで甘ったれで、
ワトソン役がありえないくらい、うっさんくさい(押しかけ自称)保護者です。
個性的なキャラたちの魅力と、犯行を阻止して推理するという
特有のストーリーがツボにはまりました。
事件解決とか本筋にまったく関係ない聞き込みワードもかなりあって、
キャラとの会話だけでも楽しめます(笑)。


犯行予告から、狙われている人を推理して当人に警告して犯行を阻止
を繰り返して迎えが来る日までがんばるストーリー。
犯行阻止して犯人を特定するだけなら結構カンタンです。
見立ての物品を見つけるためには館中探さなくてはいけないので、
リアルメモが必要かもしれません。

真相(ベストED)にたどり着くためのワードを探すのが難しかったです。
へたれな私は攻略サイトのお世話になりました…。
が、よく考えたら普通にあれを聞いてああすればよかったのかー
と思ったりもするので、へたれゲーマー的には難しかったということで(笑)。
とりあえずこういうのは1周は自力でやってみるのがいいのではないかなーと。
7日分なのでそんなに長くないし。


システム面について
少しもたつき気味。セーブ・ロードの速度と、
文章スキップ機能はガマンできる範囲です。
(ストーリーに挟まれる会話パートはそんなに長くないしキャラも減っていくので/笑)
聞き込みパートでは2回以上連続で会話が不可なので、
別の行動をはさまなければいけないとゆーのが少し面倒でした。
あと、画面が全体的に暗くて捜査パートでアイテムが見つけにくかったりしました。
TVの調節で何とかなりましたが。




キャラクター語り
はっきりとネタバレはしていませんが
ネタバレになる可能性があるような書き方もしているのでご注意ください。


一柳和
すごくアクティブに怖がる探偵役。
私も怖がりなんですが、なりきろうとしては駄目だと思いました。
変に行動力があります(笑)。


日織
迷い込んだお屋敷の招待客の一人で、
出会ったその日に主人公と同室で眠れぬ一夜を共に過ごし、
事件が起こってからは押し売りワトソンとして活躍し、
最後にはいいところを持っていく着流しお兄さん。
和さんの何がお前をそうさせたんだ!!
初対面だろ!? 前世の縁とか生き別れの何かとかじゃないんだろ!?(笑)


椿
オールバック+眼鏡+執事!
と見せかけて、本当は不良役の似合う18歳!
多数のもえ属性を備える結構ちょろいツンデレ(何)。
仲が悪いと執事喋り。仲良くなると素の喋り。
好きすぎていつも好感度マックスなので、
むしろ執事喋りの椿くんが貴重な域です。
どうでもいいキーワードはとりあえず聞く。


那須
とりあえずいい人。たまに目がコワイ(笑)。なんとなく癒し。
この人が居なくなるとゲームの雰囲気が暗いです。
筋肉だけかと思いきや、ミステリ好きとか意外に文系で賢そうで、
実際いたらかなり好み。ただやっぱり趣味=筋肉なのでどうかと。


暗石
推理モノのお約束に反し、序盤にお部屋に引きこもってしまうおいさん。
仲良くなるとめちゃくちゃいい人。
この人も仲良くなりやすいかもしれいです。
意外にちょろいツンデレ(おい)。
一夜を過ごした後(笑)のイベントの和たんが
恋に落ちていたような気がしてなりません(おい)。


静奈
双子のお姉ちゃん(青)。
実際こういう嗜好の人がいたらちょっと嫌だけどちょっと友達になりたい(笑)。
探偵好きでゲーマーで変な趣味持ってて悪食。
未成年だと思ったのにお酒が飲めたのでびっくりした。


鈴奈
表向き双子の妹。
変わったおねえちゃんを持つ苦労が見え隠れ。
和たんとは姉の愚痴会話で盛り上がってそう(笑)。
よく考えたらこの子の裏設定本筋にまったく関係がないような…。


御陵
初対面の会話で一目ぼれですよ。
みた感じ冷たい人なのかなーと思ったらお嬢様天然系って!!
和さんも天然気味なので二人揃って話してるシーンとかにきゅんきゅんしてました。


斑井
導入編→会話しようよ、会話
本編→顔コワっ
おまけ編→大好きになった