DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

「天地人」 5話 あんた、「焼き打ち」より「打ち首」が好きそうな信長をどう思う?

2009年02月03日 | 歴史的よりドラマ的にダメな大河「天地人」
●今週の感想
いろいろな人がいろいろなことをしゃべってた気がするが、みんな浮世離れしすぎのような気がするのはなぜ?

●妻ぶっき
今週は口パクパクな酸欠魚演技で勝負か?と思わせておいて、お船に逆ツンデレ攻撃炸裂。毎週、自分のキャラと立ち位置と仕事を忘れない姿勢に、人間関係プロレスおいて正しいレスラーとはなにかを毎週考えさせてくれます。

●長澤初音っち
先週は浮いたキャラだな~と思ってんですが、腰の座ってない脚本にほとんどのキャラが右往左往する中、今週一番キャラが安定してたのは彼女では(キャラの設定は一番安定してないけどな)。正直、悪だくみっぽい顔つき演技に初めて彼女をかわいいと思いましたよ、私は。

●お船さん
相変わらず娘っ子演技うまいや。

●泉沢くん
彼の兼続への絡みを見てると、釣りバカ日誌の同僚サラリーマン演技みたいと思ってしまいます。将来、「いつもすいませんね~、奥さん」とか言いながら毎晩勤め帰りに兼続の家で夕ゴハンして酒飲みながら愚痴言ってから帰宅してそうだ。

●阿部謙信
正直、国のてっぺんに立つ戦国武将としては少々ボケ気味では?あんなフラフラした姿勢では国が弱体化しちゃうよ(実際したけど。しかも、兼続がほとんど大国としての上杉家にトドメさしたりするし…)。

●景虎
時々、彼には「相手の顔見てしゃべれ!」と言いたくなる時があります。

●信長
「上杉の味方なのですか?」
「謙信が『焼き打ち』が好きならな」
…とかいうぐらい根っからの「焼き打ち」好きでいてほしいんだよ、信長には。
兼続の寝込み襲うにしても、ここはやっぱり屋敷ごと焼き打ちでしょう!焼き打ちしないでなんのための忍者だよ!
今回の信長は比叡山を燃やしちゃうにしてもなんか理屈言いそうだ。
いいじゃん、「山のあちこちにお寺があって焼き打ちにいいアクセントがつきやすそうなんだよ」ぐらいで。

●石田くん
「同じ匂いがする」
…主家を弱体化させるヘタレな家臣なニオイか?

●景勝
やっぱりしゃべんないほうがよくね?

●今週の「兼っちで遊ぼう」
ひょっとしたらネタとしては1ヵ月くらい早いかもしれませんが、今週は「エースをねらえ!」ということで。

「越後をねらえ!」
 岡ひろみ:景勝
 愛川マキ:兼続
(横で脳天気にうるさ…にぎやかなところがそっくりかと。)
お蝶夫人:景虎
 宗方仁:謙信
 藤堂貴之:お船
緑川蘭子:信長
桂大悟:謙信(二役。だってこっちは坊主だし)

 ●主題歌(←作るなよ)

♪戦(いくさ)では だれでも一人 一人きり
  私の愛も 私の苦しみも
  だれも わかってくれない
  きらめく槍が走る 焼き打ちで燃える
  打ち首に バラの花びら
  私は飛ぼう 毘沙門天になって
  忍者 買収 謀略 領民迷惑
  越後 越後 越後 越後をねらえ

もうなにがなにやらなので今日はこの辺で
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4 コメント

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領民迷惑~♪ (もちきち)
2009-02-03 23:26:33
あんのさんこんばんは
>兼続の寝込み襲うにしても、ここはやっぱり屋敷ごと焼き打ちでしょう!
そうそう!やっぱ信長はそれくらい豪気じゃないといけませんよね~
それかその場でぶっきーまっぷたつ、とか。
(『へうげもの』でそういうシーンがあったっけ…)

>やっぱりしゃべんないほうがよくね?
やっぱそう思いますか?
でも景勝様が黙ってると兼続がどんどん余計なことしゃべりだすから、
仕方なかったのかしら?
返信する
焼き打ちで燃える~♪ (くみ)
2009-02-03 23:37:55
>同じ匂い

佐吉と兼たんの出会いが、わたし的に「最悪」でした。
関ヶ原のときの上杉家の動きが、三成と兼続の「友情のため」みたいに書かれるのがイヤなんです。
あと豊臣家への「義」とか言われたらアイタタです。

天下を狙う野心満々だったけど失敗、のほうがマシだと思うんですよね。
返信する
『へうげもの』を大河で見たいですね (あんの)
2009-02-04 22:29:35
こんばんは もちきちさん

>その場でぶっきーまっぷたつ
それですよ、それでこそ皆が望む信長ですよね。
なんか視聴者に媚売った展開くさかったですよね、あれは。

>景勝様が黙ってると兼続がどんどん余計なことしゃべりだすから
それはごもっとも。
彼は成長して妻ぶっきになってから常に余計なことをしゃべってる気がします。
横にいる景勝のほうが「(兼次を野放しにして)これはしたり」と思ってる回数が多いような気がします。
返信する
この先の「義」の乱用が心配です (あんの)
2009-02-04 22:42:44
こんばんは くみさん

>関ヶ原のときの上杉家の動きが、三成と兼続の「友情のため」みたいに
私的にもそれ最悪です(笑)
一国の命運を私物化した感情で判断するなんて、最悪のトップでしょう。
この先起こる内乱とその後始末で何を学んだんだか…てことになっちゃいますもんね。
ただ、個人的には土壇場で三成を見捨てる兼続はアリです(←ちょっぴり期待してます)

>豊臣家への「義」
家康もないけど、上杉もほとんどないですね。
まあ、伊達や最上と違って家康とのつきあいもないようなもんですが。

>天下を狙う野心満々だったけど失敗
山岡荘八が「柳生宗矩」で書いた三成がそうでした。
「柳生宗矩」はNHK大河「春の坂道」(一番見たい大河だけど映像が1話も残ってないらしい…)の原作だったから、過去にはそういう三成も出してたはずなんですが…今回はどうでしょうか?
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