DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

やったね、ケッチャム

2008年11月05日 | 映画的日常雑談
こんなニュースが映画秘宝の11月号に掲載されてたそうです。

「ジャック・ケッチャムの食人族スプラッター小説『襲撃者の夜』が映画化決定! ケッチャム原作の『隣の家の少女』をプロデュースしたアンドリュー・ヴァン・デン・ホーテンが監督を手がけ、ケッチャム本人が脚本を担当する。ファンとしては気になるのは、なぜ小説の一作目『オフシーズン』ではなく、続編『襲撃者の夜』なのかということ。実は『オフシーズン』の映画化権を買った別会社が、資金不足で製作に取りかかれず、先に続編の方が作られることになったとのこと。撮影は8月からスタートしており、すでに公開されたスチールは血みどろのゲロゲロ。」

うおー、ケッチャム御大自らが脚本担当ですか。
これは楽しみ。
でも、「オフシーズン」から先に見たいのが正直な本音ですけどね。
しかし、ホラー系アメリカ映画って見れば見るほど田舎に偏見が増えてくるなあ。


ところでニュース文中に出てくる「隣の家の少女」は、スプラッターでもないし食事族も出てこない普通の近所の物語です。

でも、怖い…というより、「ある意味」その深さに圧倒される物語です。ま、圧倒っていっても「負の感情」方面にだけどね。

「どこにでもある感情の話」が一番怖いぜい。
しかも、仮面や無視してる感情を赤裸々に(しかも効果的に)書いてるやつ。
この物語に出てくるような極端な状況じゃなくても、「他人を踏みつぶす無責任な感情(あえて悪意という言葉は使うまい)」は確かに存在する…つーか、日常的によく見るもんなあ。

映画も見たいような気がするような、見るのが怖すぎのような。
あ、題材が地味なので、日本の配給会社が買ってくれないかも。
題材的には日本も完全に他人事じゃないんですけどねえ。

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