今さら「流星の絆」 感想係長 大晦日スペシャル

【注意！】完全にネタバレしてるので「流星の絆」を未見もしくは未読の方は読まないでください。あと原作だけ読んでドラマ見てない方はこの日記を読んでも理解不能だと思います。



♪（ＢＧＭ　妄想係長のテーマ）

私の名はあんの。
一流ブログな係長。

この冬休みに３日間で「流星の絆」を全話見た。
もし私が毎週「流星の絆」を見ていたら、第２回からこの文体で感想を書いていただろう。
だが、毎週放送直後にチマチマ感想を書くなんて私には似合わない。
そう、私はトータルにドラマを語る男。

まずはドラマのミステリーな要素から語ろうか。
ミステリードラマは、配役表を見たら犯人がわかると原作者が書いてたとか書いてないとか。

そんな思考は甘い、甘すぎる。

私の明晰な頭脳は、遺留品の傘に指紋がないくせに現場に残ってるという無理な設定だけで犯人が分かった。
そんなの「指紋を拭けるが、まだ現場にいるので持ちだせない人間」が犯人に決まってるじゃないか。
さすが小学校６年の時に、一番好きな作家が横溝正史だった私の推理力。
たしかに配役表でも犯人は分かる。
キャスティング的に犯人をやれる俳優は友和しかいないからな。
奥さんがヒロインの映画「霧の旗」で完全にドラマ上の役立たずを演じた友和も出世したものだ。
でも、ミステリーファンな私にキャスティングで犯人を当てるような野暮な趣味はない。
あくまで高尚な思考でドラマを楽しむ。

ドラマだが、アクセルと友和のほとんど二人芝居だったクライマックスは引っ張り過ぎの長すぎだ。
感情を全部セリフで説明するなんて演技力のある二人の無駄づかい、まるで無駄にツッコミが間延びした漫才のようなものだ。ボケの友和も不完全燃焼で苦労していた。
漫才で一番大事なのは二人の呼吸だ。
アクセルと友和は、もっと勉強すべきだろう。
だが、今年のＭ-１なら、王者ＮＯＮ ＳＴＹＬＥではなくオードリーのほうが君たちのスタイルに合っていて参考になると思う。
精進するように。

あと、いつものクドカンドラマと同じく、このドラマの日常風景の描写は好みだった。
日常風景が少なくなった後半は物足りなかったくらいだ。
ああ、私もジョージさんのように自由な感情で生きてみたい。
キャバクラと地味なソフトの多いＤＶＤショップを営業する気もマンマンだ。
お金大好きだし。

そして日常と言えば女性だが、サギが圧倒的によかった。
女性はクセのあるほうが味があって好きだ。
だが、料理はゴチャゴチャ味を重ねすぎるより、ストレートな味が好みだ。

そうか。

だからか。
だからなのか！
このドラマを見てから、冬休みにまかせてハヤシライスを量産しているが全然おいしくできない。
気分転換に途中２食はカレーにした。
大晦日の夕食もハヤシライスに挑むつもりだ。
だが、うまくできる自信がない。
ストレートな味を味を好む故の私の味な悲劇か…

ちなみに納豆が嫌いな私は林ライスは絶対に食べない。
ホントは納豆だけじゃなく漬物全体が嫌いだ。
私が王様になったら漬物のない国を作るのが私の野望だ…


※以下「感想係長　新春スペシャル」に続く（かも…）