ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

新しいツールが増えていく

2020年09月30日 15時21分38秒 | DIY
昔からホームセンターが好きで、新聞にチラシが入ると隅々見ていました。
とりわけ工具類に興味があって、使いもしない工具を買っては眺めるのが好きでした。

何かDIYをするたびに新しい工具類が増えていきます。
何回かご紹介していますが、この夏前に西日対策のフェンスを作りました。
今回も単管カッター(高速カッター)など色々と購入しました。


今回はリビングの床から天井までの高さを計測。赤いLEDが発光します。メジャーの高さ約85ミリも測定結果に含まれます。

で、便利だったのが上のスケール。
いわゆるメジャーですね。
これがどうして便利なのか。

正確な設計図など作らずに今回も開始しました。
せっかく苦労して作図しても、その通り行くことまずありません。
だからこのような工作物の場合はいつも「現物合わせ」で作ります。


このように、赤いマークが確認できます。かなり強い光なので、発光部分の直視は厳禁。

ところが、高い脚立に乗って1本先の単管までの距離を測るのは、意外と難しいのです。
脚立の上は不安定だし、2メートル以上先をメジャーで測るのは、曲がってしまって測りにくい。

そこで購入したのがこのメジャー
先の対象物にLEDを照射して、距離を測定してくれます。


測定結果です。我が家は床から天井まで約2.4メートル強ですね。上の小さい数字は直前に測定した別の場所の記録です。通常は同じところを2回測定し、間違いないことを確認できます。この間1秒もかかりません。

かなり細かく計測してくれますが、実際に試すと少しのミリ単位の誤差はあります。
でも、実用上は問題なし。
普通のメジャーとしても使えます。

これで脚立に乗ったり、降りたりという作業がずいぶん減って、暑い時期の体力低下を防いでくれました。
電池は必要なく、今時のUSB充電でOKです。


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台風12号が初めての試練

2020年09月22日 22時33分40秒 | DIY
新型コロナの影響で自粛が推奨された4月ごろだったか、国民全員が特別定額給付金10万円をもらえる、と決まった時に以前からやりたかったDIYをおうち時間を利用して決行することにしました。

我が家は南側はほどんど庭といえるスペースがなく、西側にほんの少しだけ庭らしきものがあります。
以前にご紹介したウッドデッキもこの西側に作りました。


これが移住してきた頃の我が家。まだクルマが練馬ナンバーでした。猫は住処が変わるとしばらくは億病になるといいますが、犬は違いますね。どこでもすぐに慣れるだけではなく、探検心も旺盛です。それにしても愛犬のプー号、このころはスタイル抜群ですね。今は歳をとってしまいました。

住居部分では出窓がひとつあるだけで後は壁になっています。
毎年夏の午後には「西日」の暑さに悩まされてきました。
昼間は14畳対応のエアコンでそこそこ冷えるのですが、夕方以降全く冷えなくなります。

原因は西側の壁に蓄熱した熱気が、夕方になって外気温が下がるとこの壁から家の内外に熱気を放出して部屋の温度が高くなってしまいます。
最近のエアコンはインバータ式なので外気温が下がると、コンプレッサーもフル稼働しません。
インバータ式のエアコンは電気代が安くなる代わりに、ここら辺が弱点みたいですね。

数年前から考えていたのですが、この西側の壁に直射日光が当たらないようにすれば、夕方以降に熱を放出しなくなり、夕方以降も快適に過ごせるのではないかと思っていました。

ただDIYの技術面と、何より資金面で二の足を踏んでいました。
直射日光が当たらないようにしても、夕方以降快適になる確証はありませんので、そのためにお金をかけるのはちょっと・・・って感じだったのです。

しかし思いもしない臨時収入。
一気に作成意欲がわいてきました。
技術面に関しては、自分の持っているスキルよりやや難易度は高いと感じていましたが、ウッドデッキの時のように「ぐずぐず」していないで即実行できました。
何年も頭の中で構想を練っていましたので、手書きの設計図さえ書かずに作業開始です。

最近はなんでも「自分の技量より少し上」を目指しています。
わからないところはネットなどで調べて、興味はあるものの今までやったことがない、できるかもしれないが、もしかしたら失敗するかも、といった微妙なところが快感なんですね。
これが最初から無理、ということは興味もわかないし、やろうとも思いませんが。


それはやり始めれば何とかなる、というウッドデッキ時の経験則があったからです。
もう一つ二の足を踏んでいた理由が、どうしても「単管」を使わないといけないという事。
実は単管はあまり好きではなく、できればオール木材で行きたかったのですが、やはり強度を出すためには、使用は避けられません。

その代わり寸法はきちんと出して、単管で作った工作物によくある「余り」は極力出さない方針にしました。
コストは上がるけど、見栄え重視で行くことにしました。
で、8割方出来上がったのがこれです。


作業中の風景ですが、散らかっていますね。手前の土になっているところは2台目のクルマを置いています。奥の方に見える赤いガソリン携行缶。台風12号の万が一の停電に備えて、発電機に燃料補給もしました。今後まだ発展させる予定がありますので、継手アダプタが手落ち無沙汰的にについています。

今回も梅雨明けまでに一応形にしようと目標を決めて作業しましたが、また悪い癖が出て、今は作業時間があるにも関わらず、梅雨明け前に8割完成でストップしたままになっています。

だけども台風12号。
今日は思い腰を上げて、当初から予定していた風対策を施しました。
ウッドデッキは度重なる台風や地震でも大丈夫でしたが、今回のこのフェンスは台風12号が初試練です。

さて、どうなりますやら。

あまりにも暑いのでトイレ用エアコンを設置

2020年09月21日 10時39分19秒 | DIY
在宅勤務を始めてから日々の運動量が減って、やや便秘気味になったことは以前に書きました。
まあ便秘は防風通聖散という漢方薬で改善はしているのですが、トイレに入っている時間が長くなった習慣はなかなか直りません。

習慣とは恐ろしいもので、すっきり便が出たにも関わらずトイレに座りっぱなしということがよくあります。
というのもトイレにスマホを持ち込んで、YouChubeを見る癖がついてしまったからです。

だけどもこの時期のトイレは地獄のように暑い。
よく「クソ暑い」と言いますが、この言葉の語源はもしかしたら夏のトイレではないかと思うくらい暑いのです。

南や西向きではなく、我が家のトイレは東に面しているのに、午後になるとものすごく熱がこもります。
一時期はコロナ社の「どこでもクーラー」をトイレのドアを開けて冷風を送っていましたが、トイレに入るたびに移動するのは、重いし面倒くさい。

以前はパナソニックからトイレ専用クーラーが発売されていましたが、販売中止になってしまいました。
ネットで検索してもトイレ用と明記してあるのはないですね。

そこで我が家では、このトイレの灼熱地獄を何とかしようということで、数年前トイレ用のエアコンを設置しました。
といっても既製品ではなく、自作です。
でもこれが涼しいのです。
汗をかいた状態で入ると、寒ささえ感じます。

我が家はリビングからトイレまでが近いので、ほぼ24時間稼働のリビングのエアコンの冷気をトイレに引っ張れないかというのが最初の発想でした。
その方法はリビングとトイレに丸穴をあけて、伸縮自在のアルミ管で繋ぐというものです。


アルミの伸縮チューブでリビングとトイレを繋ぎました。左の養生テープで蓋をしてあるのは間違って穴を開けてしまったため。最初は妻の無言の視線を感じましたが、トイレが快適になったおかげでペナルティはありませんでした。

そして送風用としてリビング側に小さな換気扇をつけて、冷気をトイレまで「送り込む」という感じで作業を開始。
出来上がったものの、やや冷えるといったくらいで、やはりトイレの午後の暑さは我慢できるものではありませんでした。

そこで一考。
トイレ側でも冷気を「引っ張ったら」どうか、ということ。
そこで中古の軸流ファンを3個ヤフオクで落札し、換気扇フードを加工してトイレ上部に設置しました。

これは大成功でしたね。
さらに余っている扇風機をつけ、冷気をトイレ中に拡散させるようにしました。
スイッチは手元に設置。
これで寒くなると消し、また温まってきたら回す、というトイレ用エアコンの完成です。


トイレに座って見上げた図。暑くなく、臭いも湿気もない快適なトイレになりました。

夏はエアコンの渇いた空気を呼ぶし、冬はリビングの石油ファンヒーターの暖気を引っ張ります。
だからトイレ特有のジメジメした感じが全くしないのです。

当然カビも生えず、よくある壁紙の剥離も全くありません。
これは考えもしなかったので、うれしい効果でした。

さらに今年は脱臭・殺菌もしようと例によってオゾン発生器を購入しました。
5段階動作モードでオゾンとマイナスイオンを発生させることができます。
最初トイレの中に設置したのですが、自動でオゾンが出るためオゾン臭に我慢ができませんでした。


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そこでまた一考。
リビング側の小さな換気扇の近くに設置して、トイレまで吸い込もうという作戦です。
これは大成功。
換気扇とオゾン発生装置までの距離を適当に開けると、ちょうどよくオゾンをトイレまで運んでくれます。

これでトイレのあの独特な臭いも全くなくなりました。
こんな感じでトイレの暑さ対策、湿気対策、臭い対策が完成しました。


5段階動作モードでオゾンを発生させますが、我が家ではオゾンとマイナスイオンが3分間作動し20分間待機(繰り返し)するP-2を選択。オゾンとマイナスイオンが出ている時はP-2が点滅します。


これでゆっくりトイレの中でスマホを見ることができそうです。

ウッドデッキをDIYで作る

2020年09月19日 23時55分04秒 | DIY
千葉の田舎に移住して、中古の一戸建てを購入しました。
今はオリンピック(サーフィン)の関係で、少し物件価格が上昇してしまいましたが、10年ほど前は結構格安な物件がありました。

東京のマンションのローン残額を全額支払っても、マンションを売った価格以下で一軒家を購入できました。
それまで毎月の住宅ローンとマンションの管理費を払っていましたので、それらが全くなくなったのは精神的にすごく楽になりました。
これは、在宅勤務で地方に移住する場合の大前提ですね。



奮発してスライド丸ノコを購入。これは大正解でした。それにしても電源を入れ、最初の木材を切るときは緊張しまくりでした。

そして一軒家とくれば、必然的にウッドデッキ、ということになります。

夏のお風呂上がりの夕方、ビールグラスを片手に星空を眺める。
「う~ん、これぞ人生の醍醐味だ」とつぶやく・・・
そんな生活を夢見ていました。

長い間マンション暮らしだったため、ウッドデッキには特に強い憧れがありました。
移住直後から庭の寸法を測ったり、ネットでウッドデッキの作り方などを検索していました。

実際に作成開始となったのは移住約8か月後の5月でした。
本当は引っ越したらすぐに着工と思っていたのですが、敷地が変形しているためと、本当に自分だけでできるのかという葛藤で、無駄に時間が過ぎてしまいました。

設計図もフリーハンドで、半ば見切り発車という感じで取り掛かったのです。
妻からは洗濯物を満足に干せる場所がない、と文句を言われていたし。

しかし問題は山積。
今までの人生でインパクトドライバーを使うのが初めてで、ましてや電気丸ノコなんて怖くて本当に自分で使えるのか?怪我をしたらどうしよう・・・くらいの、日曜大工に関しては「ど素人」だったのです。
興味は人一倍ありましたが。

結果的には大満足のものが出来上がりました。
工期は約2ヶ月でした、5月から開始して気温がだんだん上がる中、何とか梅雨明けまでに完成させようと必死でした。
これは大正解で、ウッドデッキを作ったこの年は、今年と同じく梅雨が明けたとたんに猛暑が襲ってきたからです。

大きなパラソルも設置。
木製のテーブルや椅子も買いました。
観葉植物もたくさん飾りました。
そして風呂上がり、冷蔵庫からビールを持ち出し飲みました。



このパラソルは直径が3メートルあります。最大の特徴はとかく邪魔になる支柱が真ん中にないことです。パラソルの下での自由度が格段に違います。購入価格は約1万円でしたが、今は少し高くなっています。傘部分の老朽化のため今は外していますが、メンテをちゃんとすれば、長期間使えると思います。

こんな感じで暫くは続けていたのですが、何しろそこら中蚊に喰われます。
最初は蚊取り線香をつけたりしていたのですが、だんだんとそれも面倒臭くなりお風呂から上がってのビールは今まで通りリビングで飲むようになりました。

だからウッドデッキで風呂上がりのビールはなくなりました。
自分の悪い癖だと思うのですが、一応の目的を達成してしまうと飽きてしまうんですね。
でもウッドデッキを作っている最中は楽しかったです。

基礎にたっぷり時間をかけて、これでもかというくらいにしたので、10年近くたった今でもびくともしません。
震度5弱の地震が1回、震度4が数回ありました。
また台風の暴風域にも数回入りましたが、まったく問題なしで。
昨年の15号の暴力的な風にも耐えました。

さすがに塗装は少しくたびれてきましたので、近々防腐剤を塗りなおそうと思っています。

殺菌灯でお風呂のカビ知らず

2020年09月17日 12時11分49秒 | DIY
水虫対策で殺菌灯とオゾンをご紹介しましたが、実はこれより先に新型コロナ対策で殺菌灯を2本購入していました。

殺菌灯とオゾンの効果は、以前に飼育していた海水魚の水槽で経験済だったのと、総務省だったか厚生労働省だったかの検証レポートで、アルコール消毒の効かないノロウィルスを始め各種ウィルス、大腸菌、カビ菌など様々な細菌に効果があると知っていたからです。

目の前でウィルスが死んでいくのがわかるわけではないので、効果のほどはわかりません。
実際には殺菌灯の強さと照射時間、またオゾンで言うと濃度などが問題になってくると思います。

ただはっきり実感できる効果もありました。



それは消臭効果とカビ発生抑制効果です。
中古で買った我が家は、布基礎のためか床下にびっしりカビが発生。
そのためカビの悪臭に長い間悩まされてきました。
業者に頼んで吸湿剤など撒きましたが、一時的なもので根本的な解決にはなりませんでした。

ところが寝室としているこの和室に、オゾン発生付きの殺菌灯を15分程度セット。
見事にカビの悪臭は消えました。
オゾン臭は残りますが、時間がたてば酸素に戻ります。
早く消したい場合は窓を開けるか、換気扇を回せばOK。


紫外線オゾン殺菌電球 UV除菌 滅菌ライト 細菌ウイルスダニを殺す 部屋消毒脱臭 空気清净 カビ臭/ペットの尿臭/煙臭を取り除く (オゾンを含む紫外線電球)


ただ根本的には床下のカビを殺さないといけません。
機会を見て床下でオゾンを発生させる装置を買おうと思っています。

この効果に気をよくして、家じゅうの部屋の殺菌もかねて消臭しまくっています。
1本は塩ビ管を加工して、もう1本はスタンド式にしました。
両方ともポータブルタイプですので、いろいろなところに持って行けます。
塩ビ管の方は、クルマの消臭・殺菌にも使用しています。

スタンドはこれを購入。

ノート / NOT / フロアアップライト / ブラック / ホワイト[イケア]IKEA(30139878)

お風呂も同様に。
意外な効果を発見しました。
今までは、特に夏場は毎週のように発生するカビに悩まされていましたが、殺菌灯+オゾンで今年は全く発生しません。

我が家はトイレは妻、風呂は私、と掃除の役割が決まっていますが、掃除当番としてはこれは画期的なことでした。
ほかに何もしていませんので殺菌灯、もしくはオゾンの効果でしかないと思います。

それに最近分かったのですが、お風呂の洗い場にセットしてある鏡。
この曇りも徐々に取れてきました。
今までは髭をそるたびに、手のひらに石鹸をつけてこすり、はっきり見えるわずかな時間を利用して剃っていました。
今ではお湯をかけるだけでしばらくの間、鏡としての役割を果たしています。

ただ渇いた後に白く残る「石鹸カス」、までは効果がありません。
これはお風呂を出る際に、たわしで軽くこすってから出ることで解決しました。

こんな感じですが、これはコロナによる自粛効果の現れの一つかもしれません。
今回のコロナ騒動が起こらなければ、カビキラーの臭いにふらつきながら相変わらず週一回のお風呂掃除をしていたと思います。