こいつ、一枚とっとく?

近所の野山を歩くと、こんなやつ(鳥など)にであいます・・・

ど近眼。

2007-09-16 13:00:40 | 野山の生き物

 機材の話が続いたので、この辺で一息。

 これは、上高地で出会ったおこじょの子。 近眼の上、人を恐れないので、すぐ近くまで寄ってきた。

 

オコジョの子 上高地(9月中旬)

NIKON D70  AF 28-105mm F3.5-4.5D  105mm F6.3 1/160sec ISO400


工夫 その4。

2007-09-15 11:02:13 | 機材

 より広角を求めて、さらに改造。 目指すは全周魚眼。

 まず、メニスカス凹レンズ2個を購入する(ケンコー光学ショップ:直径57mm 焦点▲76.499mm、同54.4mm ▲82.795mm)。 それをぎょぎょっとに、こんな感じで組み込む。

   内 本体凹レンズ-57mm凹-54.4mm凹-55mmフィルター枠……凸レンズ

   外 ラバーフード-62mm枠×2-       鏡 筒        -58mm枠×2

   ※ 55mmフィルター枠は、鏡筒内のレンズ止めに重ねる。

     本体凹レンズは、市販の広角ラバーフード62mmに収める(隙間に植毛紙を挟んで固定)。

 

 では撮影だ。 なんと! ほぼ全周魚眼に近い画像だ。 画角は対角168度位はあるじゃないか。

 中心像はの甘さは、前回と同じ位。 ピントは… もう少し辺縁まで、合ってくれないとツライかな。

 うーん… 残念ながら不採用。 というか、要修正だなぁ…

 ちなみに費用はレンズ代が3500円位、全部で6500円位。

 

埼玉県 桶川市(9月上旬)

NIKON D40  おもしろレンズ工房 ぎょぎょっと20 広角試作 1/160  ISO200


工夫 その3。

2007-09-14 12:56:01 | 機材

 改造のために、まずは広角レンズについて調べてみた。 その結果、一眼用レンズは、広角を得るための凹レンズ(前群)と、結像させるためのマクロレンズ(後群)で構成され、

 より広角を得るには、

 ・ 前群と後群の間隔を開ける。

 ・ 前群に凹レンズを追加する。

  という方法があることが分かった。

 

 ・・・・簡単そうなので、やってみよう。 幸い、ぎょぎょっとは1.のような構成で、改造しやすく出来ている。 方法は、次の通り。

 ・ 墨を塗った紙に、ファイルの穴あけ機で孔を開ける(やや大きめの穴が開くが、キニシナイ)。

 ・ 2.のように後群のレンズにかぶせ、シリコン輪ゴムでとめる。

 ・ レンズを4mmカメラ側に下げ、固定する(5-6mm以上下げるとミラーに当たるので注意)。

 ・ ピント調整のため、58mmフィルターの枠(ジャンク品のガラスを割り、外した物)1つをc.-d.間にはさむ。

 

 さて、撮影してみよう。

 得られた画角は、対角125度位(分度器で目測)。 結構広がった。

 中心の写りは、うーん、甘いかな。 絞り板の端を通った光が回折を起こすはずなので、その所為かもしれない。 

 中心にピントを合わせると周辺はぼけてしまう。 遠近感を出す撮り方なら、問題ないかな・・・

 ピントの位置取りが難しい。零点数ミリのズレで、ピントが全くこなかったり、マクロになったりする。

 まー、簡単に工作できて、費用は1000円未満なので、一応合格にしよう。

 

 お遊びで、後群レンズの逆付けをやってみた。 ピント調整用のリングを8枚以上入れる必要があったが、一応全周魚眼風(130度位)の像が得られる。 ただし、世界は虹色だ。

  

埼玉県 桶川市(9月上旬)

NIKON D40  おもしろレンズ工房 ぎょぎょっと20 広角形態Ⅰ 1/160  ISO200

 


工夫 その2(ぎょぎょっと20 広角改造)。

2007-09-13 11:21:48 | 機材

 マクロの次は、広角レンズの工夫。

 対象は、例のおもしろ~のぎょぎょっと20。 焦点距離20mmの魚眼風レンズだが、DXフォーマットでは30mmの樽型歪曲レンズ。 

 撮影してみると、それなりに面白い写りだが、対角83度位。 もう少し広角がほしい。

 

埼玉県 桶川市(9月上旬)

NIKON D40  おもしろレンズ工房 ぎょぎょっと20 20mm F8.0(固定) 1/160  ISO200


工夫 その1。

2007-09-10 14:17:56 | 機材

 私の場合、一応野鳥撮影がメインであるため、望遠レンズ以外はあまり持っていない(お金ないし)。 

 マクロ撮影も、いつも "ぐぐっとマクロ" (3本2万円のお手軽レンズセット、ニコン面白レンズ工房 の1つ)で済ませている。

 このレンズ、十分に撮影を楽しめる1本なのだが、欲を言えば、もう少し寄れて、ピントの微調整機能があると良い

 そう言えば、使ってないヘリコイドがあるので、組み込んでみたらどうだろう…

 という訳で、実際に組み込んで、撮影したのがこちら。

 鬼蓮を斜めから撮っただけなのだが、倍率は今までより大幅にupしている感じがする(比較はしてない) 今回は手持ちなので定かではないが、三脚使用時にはヘリコイドも役に立つだろう。

 面白そうなので、しばらく遊んでみようかな。

(でも、ピント・ブレなど、かなり厳しいので、要習熟だ。)

 

 …今後少しの間、機材の工夫の話です。

 

オニハス 神代植物園(9月上旬)

NIKON D200  おもしろレンズ工房 ぐぐっとマクロ 120mm F4.5(固定)  ボーグM42ヘリコイド 1/160  ISO640

使用パーツ(参考) レンズ→ボーグ〔7158〕 〔7523〕 〔7842〕 〔7843〕 〔5003〕→カメラ

※このパーツ、新規に買うとそれなりに高額(全部で2万~2万5千円位)。 今回の趣は、"余りものの有効利用"です。

 


手作り。

2007-09-09 13:30:10 | 草木

 たまーに立ち寄る、道の駅どうし。

 5月に来た時は、上空を猛禽が飛んでいたが、この日は見かけない。

 代わりに、足元のあざみを観察しよう。

 

 アザミとハチ 道の駅どうし(8月下旬)

NIKON D70  AF-S ED300mm F4D  TC-17E Ⅱ  F6.7 1/500sec ISO800

 

 ちなみに、ここのキッチンは手作りが売りだ。 いつも頼むポトフ(400-500円位?)は、野菜がたっぷり入っていて、パイ(170円位)と組み合わせれば十分食事になる。 他には、手打ちうどんも美味しいらしい。  川沿いで、眺めもまぁまぁなので、ついでに立ち寄る分にはちょっとお勧め。

 


秋 その3。

2007-09-08 12:06:43 | 

 野山以外の秋を探してみる。 身近なのは、街のショーウインドーかな。 新宿の百貨店を覗いて見ると… こんな感じ。

 秋先取りというか、もはや冬に近いような…

 

新宿伊勢丹(9月上旬)

NIKON D40  Voigtlander ULTRON 40mmF2SL Aspherica  F2 1/500sec ISO200


さらにどどっと。

2007-09-07 10:38:40 | 野鳥

 次の被写体を求め芝生を歩いていると、一羽のカラスが飛んできた。 続いて、さらにもう一羽のカラスが飛んで… 今度のは、なんか白い。 猛禽だ!! 

 あわててカメラを構えるが、今日のレンズは "どどっと400"。 大丈夫かな?

 ファインダーをのぞく。 と、鏡筒が長い為か、被写体がど真ん中に入った。 レンズが軽いので、飛び回る猛禽を追うのも楽だ。 ピント合わせは… スムーズとはいえない。 単純なカム機構は回す途中で引っかかるし、ピントの山もつかみにくい。 深めの被写界深度に期待し、勘を頼りにピントを合わせよう。

 その結果撮れた画像(クロップあり、各種補正弱め)がこれ。 細かいこと言わなければ、それほど不満のない写りだ。 "どどっと400" 実は、飛び物撮りに向いていたのかぁ。

 なお、この猛禽、場所と時期から オオタカ? とも考えたが、知り合いに相談した所、風切り羽の形状などから "サシバ" とのこと。 言われてみると、光を浴びてあめ色に透き通って見える綺麗な翼は、サシバだなぁ…

 本来、この時期のサシバは、低山で渡りの練習中のはず。 新宿御苑にいるとは驚いた。 高層ビルの上昇気流が、練習に良い具合なのか?

 

サシバ 新宿御苑(9月上旬)

NIKON D200  おもしろレンズ工房 どどっと400 400mm F8.0(固定)  1/8000  ISO1000


どどっとで撮る。

2007-09-06 11:39:47 | 野鳥

 この日は快晴なので、ひさしぶりに "どどっと400" を試してみる。

 新宿御苑に行き、なにか居ないかと探す。 四十雀がいたが、木陰でおまけに半逆光だ。 

 では、撮影… 逆光ぎみなので、表情はよく分からないが、これはどのレンズでも一緒か。 気がついたことは、

 ① ハレーションが出てるので対策が必要。

 ② ピント会わせが難しいと思っていたが、被写界深度がやや深いので、思ったほどではない。

 ③ 描写が甘いか。 ブレているだけなのか、レンズ自体もそうなのか?

うーむ、もうちょっと使ってみないと、良くわからない。

 

シジュウカラ 新宿御苑(9月上旬)

NIKON D200  おもしろレンズ工房 どどっと400 400mm F8.0(固定)  1/160  ISO1000