こいつ、一枚とっとく?

近所の野山を歩くと、こんなやつ(鳥など)にであいます・・・

工夫 その3。

2007-09-14 12:56:01 | 機材

 改造のために、まずは広角レンズについて調べてみた。 その結果、一眼用レンズは、広角を得るための凹レンズ(前群)と、結像させるためのマクロレンズ(後群)で構成され、

 より広角を得るには、

 ・ 前群と後群の間隔を開ける。

 ・ 前群に凹レンズを追加する。

  という方法があることが分かった。

 

 ・・・・簡単そうなので、やってみよう。 幸い、ぎょぎょっとは1.のような構成で、改造しやすく出来ている。 方法は、次の通り。

 ・ 墨を塗った紙に、ファイルの穴あけ機で孔を開ける(やや大きめの穴が開くが、キニシナイ)。

 ・ 2.のように後群のレンズにかぶせ、シリコン輪ゴムでとめる。

 ・ レンズを4mmカメラ側に下げ、固定する(5-6mm以上下げるとミラーに当たるので注意)。

 ・ ピント調整のため、58mmフィルターの枠(ジャンク品のガラスを割り、外した物)1つをc.-d.間にはさむ。

 

 さて、撮影してみよう。

 得られた画角は、対角125度位(分度器で目測)。 結構広がった。

 中心の写りは、うーん、甘いかな。 絞り板の端を通った光が回折を起こすはずなので、その所為かもしれない。 

 中心にピントを合わせると周辺はぼけてしまう。 遠近感を出す撮り方なら、問題ないかな・・・

 ピントの位置取りが難しい。零点数ミリのズレで、ピントが全くこなかったり、マクロになったりする。

 まー、簡単に工作できて、費用は1000円未満なので、一応合格にしよう。

 

 お遊びで、後群レンズの逆付けをやってみた。 ピント調整用のリングを8枚以上入れる必要があったが、一応全周魚眼風(130度位)の像が得られる。 ただし、世界は虹色だ。

  

埼玉県 桶川市(9月上旬)

NIKON D40  おもしろレンズ工房 ぎょぎょっと20 広角形態Ⅰ 1/160  ISO200