普通にやってくと
前科者であることは
社会で生きてくことに
ほとんど致命的なビハインドを
もたらすらしい
社会に突然プレイヤーが
1人加わることは親類の間柄にでさえ
とんでもない負荷をもたらす
それを処理するために相当の
エネルギーが必要となる
一人きりでこんなエネルギーを
賄えるはずもないから
多くの前科者が社会復帰をとげずに
獄に帰って行く
あっちがホームになっていく
話を戻すと
おれはいま結構な
環境弱者であるということ
どうにか現状を抜け出そうとしても
カネや信頼の壁に苛まれる
シャバはまっさらから始める
ことなんか許してはくれない
どこまでいっても過去の罪と
今は地続きで繋がっている
そしておれは災いを
撒き散らすように
周囲の環境まで破壊していってる
地味にコツコツと
負荷をとり除いていくこと
多くを望まないこと
現実から目を背けず
身の丈をわきまえること
それが環境弱者に残された
唯一の道
確かにそうなんだろう
、、、
それなら、
そんなことならば
環境を変えるしかない
この土俵ではどうにもむりらしい
王たり得た環境
獄に戻るか
いや、
そうするまでもなく
このシャバで
おれに有利な土俵にあがればいい
環境強者であること
それが、努力、才能より
プライマルな問題
まずは、なにより土俵を
正しく選べ
イシューはきっとそこにある