tsurugiのブログ

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塀の中では、、、

2019-09-10 23:11:00 | 日記
刑務所といえば
受刑者たちが
自らの罪を悔やみ
反省、内省に取り組む場
と思われているだろう

しかし現実はというと
そこに反省や更生という
言葉、態度は殆ど存在しない

大半の罪人は
被害者や他人に損害、迷惑を
かけてしまったことではなく
自らの不運を嘆き悔んでいる

余暇時間は同囚であつまり
中高生の昼休みの如く
騒ぎたてる

話題は自分が犯した罪、関わった
犯罪、組織についての虚勢
女の話、菓子・飯の批評、
がその9割を占める

貨幣の代わりに意識変性を
起こす精神安定剤等の薬が
通貨となり流通する

違反行為は後を絶たない

、、、

この国の刑事収容施設
の役割は自由刑に限定されている
といって間違いないだろう

つまり受刑者から自由を奪い
懲役に従事させる

矯正・教育というものは
形だけに過ぎない
それに従事している専門家には
わるいが、それはフルスイングの
空振り、実質的に受刑者たちに
1ミリも影響を与えていない

かれらが矯正教育の成果を
いくらエビデンスを用いて
捏造しようが

それは世の中や犯罪被害者
関係者の怒りを鎮めるための
嘘事でしかない

そこでは矯正なんか僅かすら
なされていない

自分の内面の変化と
○年で見た500を越える同囚
のそれを観察してきて
たどり着いた結論は

受刑者たちはむしろ
刑務所という特殊な環境
におかれることで
時間をかけて
矯正が不可欠な存在へと
変わっていく

犯罪者の狂気は
刑務所の中で
事後的に醸成されて行く

矯正はひにくにも
偶発した狂気の火種を
固定的、必然的な狂気へと
作り変えてしまうシステムとして
機能してしまっている

刑務所は罪人を
罪人らしく育てあげて行く

、、、

受刑者たちは
反省なんかしていないし
更生の道へも進んでいない

そんな中のことは
シャバの人間はしらない
明らかにされない

されてはならない