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大相撲春場所展望・前編

2021-03-07 17:14:01 | 趣味

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

黒1とワリコむのが手筋です。この手以外だといずれも白△の一子に左側へ連絡されてしまうことをご確認ください。

白は2のコスミが最強の抵抗です。

黒3のオサエ、白4のキリと必然の進行です。ここで黒5と裏から?打つのが好手です。

白に6と抜かせ黒7とサガリ、見事に二眼を作りました。続いて白Aには黒Bでオイオトシです。

5手目で黒5と取ってしまいたくなりますが、白6とツがれるとコウは避けられません。黒5でAも同様です。

最後に補足です。白2にも注意が必要ですが、黒3で問題なしです。白Aには黒B、白Bには黒A、白Cには黒Dです。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

 

今月1日に、大相撲春場所の番付が発表されましたね。

以前このブログでtsumebloが予想した番付と、実際の番付を比較してみましたが、大栄翔を関脇ではなく小結にとどめたこと、徳勝龍を十両に落として大奄美を幕内に上げたことがやや意外でした。

 

春場所(以下、今場所)は14日(日)に開幕します。だんだんと日が迫ってきましたので、以前予告させていただいた通り、展望をしてみたいと思います。

まずは注目ポイントを見てみましょう。ほとんどはtsumeblo以外にも多くの方々が注目されていると思いますが、tsumebloの個人的なものも含むかもしれません。早速行ってみます。

 

  • 両横綱の奮起は

 

両横綱、白鵬鶴竜は去年十一月場所後に、2人揃って3場所連続休場(全休も2場所連続)など最近成績が振るわないということで、横綱審議委員会(通称「横審」)から、「引退勧告」の次に重い「注意」決議を受けました。

 

初場所(以下、先場所)に両者ともに進退を賭けるかと注目されましたが、白鵬はPCR検査で陽性のため、鶴竜は慢性的な腰の痛みのため、先場所もともに全休となりました。

今場所の出場可否ですが、すでに鶴竜は出場を明言しており、白鵬も上り調子、よほどのことがなければ出場すると思われます。

白鵬・鶴竜はやはり状態さえよければ、力は抜けたものがありますので、鶴竜も調子はよさそうですし、見ごたえのある相撲で、2人とも優勝争いの中心になるだろうと期待しています。

 

  • 期待の三大関

正代(左)と朝乃山

大栄翔(左)と突き合う貴景勝

 

先場所休場明けながら千秋楽まで優勝争いをした正代、同じく休場明けながら正代と同じ11勝4敗の好成績(本人は不満だと思いますが…)を上げた朝乃山、自身初の綱取りに挑んだものの、10日目から無念の途中休場、今場所は一転大関カド番で迎える貴景勝の三大関陣。

 

全員出場は間違いないことと思います。両横綱に次ぐ地位にいる看板力士であり、当然次の横綱を争っていく3人、もちろん優勝が求められます。

 

大関陣の優勝の壁になりそうなのは、両横綱はもちろんですが、特に関脇照ノ富士は大変な難敵となりそうです。正代は先場所十四日目に組まれた照ノ富士戦、勝てば首位タイで千秋楽を迎えられるという一番でしたが、ひたすら攻め込みながらもしぶとく残され、最後は疲れてきたたところをはたき込まれました。あの一番は盛り上がりましたね。今場所も照ノ富士との対戦は終盤に組まれそうで、鬼門と言えそうです。

 

朝乃山-照ノ富士は朝乃山の技術負けが目立ち、4戦全敗。貴景勝-照ノ富士は十一月場所の千秋楽の二番が記憶に新しいですね。結果的に貴景勝が本割の一番で敗れた後、優勝決定戦で踏ん張って優勝しましたが、本割での完敗が気になります。

また、貴景勝は先場所フルボッコに遭って(?)途中休場し、今場所はカド番で迎えますので、そのあたりも気がかりです。

さらに、照ノ富士にとっても大関再昇進がかかる非常に大事な場所ですので、大関戦で大変な気合を入れてくることは間違いありません。2017年初場所の稀勢の里から、去年十一月場所の貴景勝まで、3年近く大関の優勝がなかったことも、大関が優勝する難しさを表しています。

大関陣の優勝への道は、いばらの道になりそうです。

 

  • 照ノ富士の大関復帰は

正代(手前)をはたき込む照ノ富士

 

もちろん春場所のtsumeblo最大の注目はこれです(tsumebloは照ノ富士の大ファン)!

 

大関昇進の目安は、直近3場所を三役(小結・関脇)在位、そして3場所合計33勝が目安です。

照ノ富士は去年十一月場所を小結で13勝、そして初場所を関脇で11勝しているので、合計24勝、単純に考えれば春場所を9勝で目安に届くわけです。

ただ、あくまでも目安で、大関になるためには3場所すべて10勝以上しなければいけないという暗黙の了解があります(例外もありますが)。

なので、照ノ富士は春場所で最低、10勝が求められます。ここ2場所の相撲を見れば10勝は固いと思うので、3年半ぶりの大関復帰、なんと序二段から!はすぐそこか、と期待してしまいます。本人も決める気は充分ですので、10勝は達成できます(無関係なヤツが言い切るな)!!

当然優勝も期待したいのですが、膝の負担で押し相撲が苦手なところ、小結髙安と相性が非常に悪いところが気がかりではあります。

 

本当は照ノ富士についてとことん語りたいところですが、かなり長くなりそうなので、今回はやめておきます。照ノ富士が大関再昇進を果たしたら語りたいと思います!

 

非常に長い記事になってきてしまいました。まだまだ書きたいことはたくさんあるので、2回に分けることにします。

春場所開幕が1週間後に迫っているので、なるべく早く後編を書きあげたいと思います。お楽しみに(何様?)!

 

……なんだか今回はtsumebloが張り切りすぎて妙に長いですし、ひとりでべらべらしゃべっている感じで読みにくいかもしれません…申し訳ありません。

 

<詰碁出題コーナー>

黒先、打ちたいところがたくさんありますが…?

※問題を差し替えました。

 

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