迷宮組曲

日記や趣味、出来事の感想などを書くページ。ストレス解消のための自由気ままな自己中のブログ。

不動産の話 第一話

2013年06月21日 16時06分18秒 | 日記
最近、闘病の話ばかりで、このブログもなんだか闘病日記みたいになってしまいました。

本来はこのようなブログにするつもりはなかったので、少々脱線した感じがしております。

今回、病気になるまで長いこと建築・不動産に携わってきた管理人の経験を基にこれからマイホームを建てたいと考えている方々に少しでもお役に立てたらとふと思うようになりました。

で、このような自体から脱皮すべき今後は不動産のお話を多少ですがしていきたいとふと思いました。

皆さんの中にはこれからマイホームを新築したり、中古住宅の購入を考えていたりする方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんなとき、皆さんはどのように考えられるでしょうか。。。

先ず始めに、モデルハウスを見に行ったり、各メーカーのパンフレットを手にしたりと思います。

要するに、ハウスメーカーを探し始めると思います。

今の時代、各社はライバル会社との差別化を図るため、お客様の気を引くデザインや建築方法、またマンションであれば建設地の立地条件や価格、それに住居環境など知りたいことが沢山出てくると思います。

それはそれで大切なことなのですが、もっとも大切なことをお忘れでないでしょうか。。。

自動車やパソコンなど購入するときに完成した商品であれば通常の購入方法で何の問題もありません。

ですが、マイホームなどは「注文があってから生産する商品」なのです。

何を言いたいのかということなのですが、こういう受注生産においては後からいくらでも「手を抜く」という事が可能なのです。

つまり、悪質な業者にあたってしまうと、とんでもない事になってしまうのであります。

特に建築などの分野では建物の金額のうち70%は完成してしまうと見えない部分の工事になっていると言うことを覚えていただきたいのです。

つまり、この70%の部分はいくらでも手を抜くということが可能であるのです。

その事実に気がつかず、新築の家に住み始めて数ヶ月、あるいは数年経ってから手抜き工事や欠陥品に気がついて、泣き寝入りしたり裁判沙汰になり、私の事務所に相談にこられる方を数多く見てきました。

購入額が数千万円にもなる高価な買い物です。

普通のサラリーマンの方は、20年・30年と長い間のローンもかかえています。

マイホームの購入は、そんな大きな買い物です。

絶対に失敗することは避けたいものですね。

で、その際気をつけるのは、ただメーカーの信用力だけに気を配るだけでは安心できません。

全国的に有名なハウスメーカーだからとか上場企業だからなんて信用してはいけません。

たとえ、有名なハウスメーカでも実際に建物を建築するのは、地元の工務店なのです。

ハウスメーカーで工事をすることはありません。

では、実際にどこから入っていけば良いのでしょうか。

それには先ず、「信頼のおける営業マン探し」から始めることです。

このように言うと、どうやって信頼のおける営業マンをさがせるんだ、なんて思うでしょう。

でも、ここで落ち着いていただきたいのです。

何しろ、庶民にとっては高価すぎるくらいの買い物です。

急いで決める必要は全くありません。

悪質な業者につかまってしまったら最悪の事態になってしまうのですから。

本当に質の良い営業マンはお客様の気持ちを第一に考えるものです。

営業マンも人間です。

私も、お客様に契約をいただいて収入が増える事より、引き渡しが終わり入居いただいて数ヶ月後あるいは1年・2年後に君は本当によくやってくれたとお褒めの言葉をいただくことが何より嬉しいものなのです。

このようになると、ともにWIN・WINの関係になり、お互いに良い思いをすることになります。

しかも、購入者にとっても失敗のない買い物をする結果になります。

そのためには、まず営業マンの人柄を観察することです。

面談する時間も増やし、自宅に招いて世間話をしたり、雑談をするのも良いでしょう。

もし、小さな子供さんや大切に暮らしているペットなどがいれば、その子やペットを安心してその営業マンの膝にのせてあげることができるか、という気持ちになれるかどうかも確かめましょう。

もし、大切な大切な子供さんやペットをその営業マンの側にいさせたくない気持ちが少しでもあれば、その営業マンに依頼するのは止めましょう。他の営業まんを探した方が賢明です。

あと、個人的は内容のことをその営業マンに相談でできる心境になっているか、という心の声に耳を傾けましょう。

たとえば、仕事のこと、病気のこと、子供の進学の事、親の介護のことなど、プライベートなことをその営業マンに相談できる心境になっているかということも観察しましょう。

もし、上記のような心境になっていなければ、その営業マンに心を許していないということです。

そのような関係であれば、この場合も他の営業マンを探した方が賢明です。

しつこいですが、何しろ高価な買い物です。

失敗しても、買い換えは先ず無理です。

ハウスメーカーの建物だけに気を取られないように気をつけましょう。

今後も、様々な注意しなければならないことを少しずつ書いていきたいと思います。

つたない文章で解りづらいと思うかも知れませんが、精一杯頑張りたいと思います。

今日は、この辺で。。。